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MTBの“レースコース”を表現する時に「サーキット」
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MTBの“レースコース”を表現する時に「サーキット」

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マウンテンバイクコースをデザインする時に、“レースコース”とは区別したい時があります。そんな時に“レースコース”のことを「サーキット」と表現しています。

マウンテンバイクのコースをデザインする時にはコンセプトがいろいろとあります。レースを目的としたコースとそうでないコースとでは機能や運営に違いがあるけど見た目に分かりづらい場合があります。

技術的な細かい違いを説明しても、MTB乗りではない担当者の方にはピンとこない場合が多いです。そんな時には印象に残りやすい表現を心がけています。

そこで、クルマで例えるとかわりやすいと思っています。
スキルを身につけたい教習所のようなコース、のんびりとドライブしたい高原道路みたいなコース、ゴーカート場のようなキッズコース、などなど。

それらに対して“レースコース”を表現する時には「サーキット」が便利で使っています。

例文

  • このMTBパークはサーキットとして設計していないので、レースイベントで貸し出すと、雨天決行の場合、短時間に大勢のライダーがウエットなコースを走行するため、路面が痛んで現状回復するのにコストと時間がかかることになります。

  • よくサーキットと勘違いして競技走行をする利用者が居て事故のおそれがあります。

  • 90年代MTBレース全盛期の時は、トレイルで練習走行してた方が居てサーキット化していたらしいです。

  • MTBパークのPRに使う写真がレーサージャージを着るライダーだとその姿からサーキットを連想させるバイアスが効いてしまいますから公開前に確認させてくださいね。

  • MTBレーサーがMTBパークを監修すると無意識にサーキットができる場合があるため、担当者の方にはその原理から説明させていただきます。

  • MTBパークを新しく立ち上げる時には、サーキットをつくると集客が見込めなくなるのでおすすめしていないんです。

  • そのつもりなくサーキットをつくってしまい、一般利用者(MTB未経験者)を集客してしまうと、走行技術的に超難しすぎて、運営側も利用者側にも無意識にリスクを負ってしまう状態に陥る場合があります。

  • コンサルさんがネットの検索でヒットして持ち込んだ参考資料は、サーキットとしてのコースレギュレーションですよ。そもそもこのMTBパークには当てはまらないんですよ。

  • ダウンヒルレースを経験してきた自分としては個人的にサーキットをつくりたいですね、入場料ひな壇観覧席が夢です。ファンを増やすにはショービジネスとしての成長が必要なんだと思います。でもまずはMTBがやさしく体験できるMTBパークを増やすことも先決だと思いますので、ぜひこの提案でよろしくお願いいたします。


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YANS
フリーランスのマウンテンバイクライダー。 ライディングのプロ。 https://www.yans.com