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サウナ スパジャポ時代(2022年2月~2020年5月)

#サウナ

はじめに

清瀬市に引っ越し、近くに「スパジャポ」があったのが良かった。
もともと温泉好きだったのだが、サウナは暑い、我慢比べのようなイメージしか持っていなかった。
本文では、私が温泉好きから
サウナファンに変わっていく様子を描けたらいいな

引越し(2020年2月)

清瀬市の物件案内の道すがら、不動産屋のお兄さんが「スパジャポ」を紹介してくれたが、「ふうん」てな感じで聞き流していた。
この時は、まだサウナにハマっていなかった

湯の森所沢

東京都の緊急事態宣言に伴いスパジャポが閉館した。湯の森所沢は埼玉県なので開館したままだった。
サウナと水風呂もあるので回数券を購入し、スパジャポが再開するまでお世話になった。
すぐ隣にお年寄り向け施設があり、年配客が多かった。

所沢温泉 湯楽の里(ゆらのさと)

広い敷地の温泉で、段数がすごく多いドライサウナが売りになっていた。水風呂も気持ちよかった。2階が岩盤浴施設で、脇に給水器が置いてあった。
自転車で1時間ぐらいかかるのが難点で、「また来よう」と思っていたが、結局この時1回だけになった。

スパジャポ

スパジャポ再開後にはじめて行って驚いた。まさにスタジアム。


初日は入浴だけで入場した。風呂の種類が多く、室内にサウナ、塩サウナ、冷水、強炭酸冷水、強炭酸温浴、ジャグジー、電気風呂、日替わり入浴剤入り風呂が、露天に熱湯の湯、寝湯、打たせ湯、露天風呂、つぼ湯があった。一通り体験して1時間ほどで風呂を上がった。
3階に降りると、レストランフロアに館内着の男女があふれている。この間合着はどこで借りるのだろうかなと思ったが、レストランで昼食を食べて帰った。

また来た。今度は「岩盤浴セット」。
岩盤浴エリアは夢の空間だった。コミックが3万冊。岩盤室内に持ち込み可。休憩室は高床に穴が空いていて、穴に布団ごとはまると実に気持ちがいい。岩盤は低温、中温、高温、超高温の4つある。クールダウンルームは透明のガラス張りで、天井からかき氷が降ってきて、中央に巨大なかき氷がある。氷を顔や首筋に当てると得も言われぬ気持ちよさだ。
温泉は入館直後と退館直前に入り、ほとんどの時間を岩盤浴エリアで過ごした。読書用の本を持って行き、低温岩盤室内で読書した。

娘と一緒に岩盤浴でのんびりしたことがあった。「父娘」の組み合わせは珍しかったらしく、次回行ったとき、「今回はお一人なんですね」と言われた
娘曰く「岩盤浴は丸1日要するので、時間の無駄遣いをしている気がする」女性用には頭をつけて頭にジェットが吹き付けられる「ヘッドスパ」があるのだが、娘は「髪の毛が浮いていたので使わなかった」と言っていた。

岩盤浴を中心に週2日ペースで通っていたある日、サウナチャンネルでサウナ→冷水浴→外気浴のサイクルを紹介していた。

Youtubeサウナチャンネルで、サウナの楽しみ方を学んだ

冷水に入ると、なるほどクールダウンしてまたサウナに入ることができる。
しかし当初は「外気浴」が時間の無駄に思えて
(サウナ→冷水浴→42度の温泉→冷水浴→)を繰り返した。
岩盤浴からサウナへの移行が始まった。
水温13度の強炭酸冷水浴に5分とか入っていると体の芯から温まる感覚がはじまり、独特の浮遊感覚が訪れる。

塩サウナの貼り紙に「塩を塗ると髪の毛が生える」と書いてある。
試しに頭に塩をすり込むと、帰宅後髪の毛がピンと立っている。
細くて頭に張り付くしかなかった髪の毛がだ。

スパジャポの塩サウナ

以降、塩サウナで頭皮に塩をすり込むようになった。
このころ、Youtube の S@UNA CHANNELでサウナハットも購入した

目の下のたるみが気になりだし、顔にも塩をすり込むようになった。

42度の温泉より外気浴が良いということで、外気浴に切り替えた。冬の外気は冷たく、5階なので風も強い。「ととのう」感覚はないいっぽう、足が冷えてくる。足を温めるのは42度の風呂と岩盤だ。バランスを取りながら試行錯誤を繰り返した

2020年11月にグランピングブームに乗った「テントサウナ」が登場した。
テントにアロマ水の桶を持ち込み、セルフロウリュウを楽しむ。
テントは外皮が二重になっていて保温性が高い。テント内は100度を超える時もあるので時折、入り口を解放したまま入っている不届き者がいる。

セルフロウリュウで100度の熱波を吸い込むと、鼻が通ってくる。
生まれてこの方鼻炎ぽかった鼻を熱風が通り抜け、鼻腔の奥にたまった毒素が洗い流されるようだ。

テントサウナでセルフロウリュウをするようになったある日、足の親指を見ると、黄ばんだ爪の根元から真っ白な爪が生えてきて、境目がはっきりとわかる筋になっている。
これはもしや爪の若返り!
真っ白な部分は徐々に上の方に移動し、半年ほどかけて爪全体が淡いピンク色になった。
それにしても他のサウナでは全く変化がなかった鼻炎と爪が、セルフロウリュウの蒸気を肺いっぱいに吸い込むことでこんなに変化するとは驚きだった。

1年も経つとテントサウナに不具合が出たり、保温効果が薄れたりして室内温度は60度程度に低下し、最初の頃ほど過激な爽快感を得るのは難しくなっていった。

いっぽう、1年経つと鼻の調子は非常に良くなった。

娘が付き合ってくれて、娘と2回目のスパジャポ。グランピングの有料コーナーを借り切った(といっても終日で2000円追加)。娘は「約束のネバーランド」を一気に読み終えた。

祭りの湯

せっかく清瀬市に住んでいるのだから、運行を再開したばかりの「52席の至福」に家族で乗車しようということになり、秩父市に日帰り旅行に行った。

家族は長瀞峡観光に出かけたが、私は秩父に残り、「あの花」聖地巡りをしたあと、「祭りの湯」に入った。
湯船は全員ノーマスクで、かつ人が多くて驚いた。

露天風呂や休憩室は充実していたが、サウナや水風呂はなかった。
もともと温泉好きだが、サウナにはさほどこだわっていなかった当時の私は待ち合わせ時間まで休憩室でくつろいだ。

あとがき

スパジャポが徒歩圏内にあったのは、奇跡としかいいようがない。
フィンランドでは週6日以上サウナに入っている人の健康状態が良いというデータもある。

サウナのない生活には戻れないかもしれない

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