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光と闇のアルバイト

ご機嫌YO皆様。矢野トム社長です。
大学生活のひとつといえば、そう「アルバイト」です。

アルバイトを決める権利は勿論自分自身にありその選び方は十人十色である。

・時給が高い
・家から近い
・将来に役立ちそう
・出会いが多い
・ラクそう

など理由は本当に様々だろう。
という僕自身も色んなアルバイトを経験したが同時期にやっていた特に印象的なアルバイトとして2つをあげよう。

①Jリーグのジュニアユース(U-15)のアシスタントコーチ
②歌舞伎町のホストクラブのキャッチ

である。

正に正反対にいるのではなかというこの「光 VS 闇」のアルバイトは実際とても楽しく、非常に良い社会勉強になったことを覚えている。

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まずは①のサッカーのコーチである。
小学校から現在まで一貫して行っている最大の趣味であるサッカーは僕にとって人生の中でかけがえのないものとなっている。

なかでも自らが競技するだけではなく育成・指導に関われたのは非常に良い経験となった。

未来の日本代表を目指すエリート中学生たちと、元プロで有名な指導者のコーチ陣との間に入り、練習内容の準備や補助だけではなく、上下の人間関係の良好な構築やチームメイト同士の仲間意識、ライバル意識の調和などすごくセンシティブな仕事だった。

彼らとの関わりの中で、圧倒的な立場の差を見せつけるのではなく、
「ちょっと上のお兄ちゃん」てきな距離感で接することにより、信頼関係構築に役立つと身を持って実感できた。

今、会社の代表をやっているが若い子たちにきっと好かれているのもこの時の経験が凄く役にたっていると思っている。

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続きまして闇のアルバイトである、②ホストクラブのキャッチである。

きっかけは非常に些細なことで「一生やらないであろう職業」を学生時代にちょっとかじってみようというものだった。
※なぜホストではなく、あえてそのキャッチかというとタバコが苦手というシンプルな理由。

当時のキャッチの制度は基本給はゼロ。自分が呼び込んだお客さんがお店で使った分の◯%が貰える。
そしてそのヒトがリピートした場合でも勿論最初に呼び込んだキャッチに歩合金が入るという仕組みである。

つまり良いお客さんというのは以下のようなものだった。

・いっぱいお金をつかってくれる(高単価)
・何度も来てくれる(購入頻度)

おやおや!!
これ今更ながらビジネス全部の基礎となる考え方のひとつやん。

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新卒リーマン時代(楽天株式会社)にひたすら暗唱したほど考えた法則のひとつや!!

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ということでなんとか良いお客さんをGETすべく歌舞伎町ドンキ前を主戦場にハンティングを行うのである。

しかし僕は自他共認める変わり者。いきなり手当たりしだいに声をかけるなんて愚行は行いません。

何人に声をかけるかが重要なんではない。
何人が店に行ってくれるのが重要なんではない。
あくまでもいくらの現金を使わすことができるかだけだ!!!

そして導き出した仮説はコレ(人間的には最低なんですが許してください)


作戦名「ひたすらにブスを狙え!!!!!!!!!!!!」


あいつB専だな。なんて陰口は気にするな。
ブスだブスだブスを狙い続けろ。あとはデブだババアだ。


それ以外に声かけても何の意味もない!!


理論は至ってシンプル。

ブスやデブ、ババアは普段チヤホヤされていないであろう。

だからこそ思いがけない男の優しさにハマってしまうかもしれない!!
そしてブスやデブはきっと暇だ!!

彼氏もいない友達も少ない、趣味だって・・・ない。
(すいません、そろそろ口を閉じます汗)



ということでこの理論で当時の横並びのキャッチたちが誰も声をかけなかった獲物だけをハントし続けることで、一気に結果として表れたのだ。

実際にこの理論は基本的には間違ってはおらず、すぐに歩合金として僕に多くの資金をもたらすものとなった。


この経験から得たもの・・・・戦略とは本質を見極めるべし!!


なんてカッコいい言葉で締めくくっていますが本当に最低な行為だなと心が傷んだので、期間としては激短い感じで引退しましたとさ。

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