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たくさん歩く(天蓋山) #58

昨年の8月に飛騨にある天蓋山(てんがいざん)に登った時のお話です。
今の自分のアイコンになっている画像を撮った場所になります。

台風の影響で国道41号が崩れ落ち、それによって美濃加茂ICと飛騨清見ICが無料となったことでかねてから登ってみたかった天蓋山に行くことにしました。

途中でひるがのSAに寄って大日ヶ岳(だいにちがたけ)をパチリ。
山の中心から右が高鷲スノーパークで左がダイナランドだ。
どちらのスキー場も幾度となく滑っているし、自分にとっては冬も夏も山頂まで登ったことがある唯一の山だ。

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飛騨清見ICで降りて、卯の花街道を通り、道の駅「飛騨古川いぶし」によって少し休憩します。

「山と生きる」

自分にとっては、すごく心に響く銅像と言葉でした。

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道の駅から見た何気ない里山の風景だけど心が洗われる気がした
「きれいだなぁ」と1人なのにつぶやいてた。

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飛騨古川ー神岡町の国道41号、そして県道484号を経て天蓋山の登山口に着きました。県道は結構な山道で時間もかかり、とても心細かったです。

◇◇◇

登山口の駐車場で、車から降りて準備しようとしたら、バチバチと車に激突する虫が多数飛来。
スズメバチとかに異常に怯えるタイプなのでヒーッと車の中で様子見。

写真はアブですね。アブでも噛まれたら腫れて傷が残るから嫌ですわ。
もっときれいに撮って敵を知ろうとしたけれど、近づくと素早く逃げるしピントが合わせられなかった。

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しばらく様子を見て、さっと車から飛び出して山に向かいます。
(多少の虫は慣れなきゃダメだとは思うけれども、ハチ系はとにかくダメ)

ふもとはキャンプ場ですが人も少なく、のどかな感じでした。

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登山の初心者でも頂上まで2時間以内ならお手頃でオススメします。
3時間だとちょっとつらい人がいるかな。
人の体力って意外と見た目だけでは分かんないものだからね。

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川がすぐそばを流れている登山道が好きです。
やっぱりマイナスイオン浴びて気分をリフレッシュさせたいからね。

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そして川を横切らないと進めない道。
渡渉(としょう)と言いますが、水深が浅いところや滑らないポイントを見つけてうまく渡る。
時にはザブザブと行かないところもあるかもですが、自分はまだそういうところには出くわしたことはありませんね。
ぴょんぴょん行けるレベルの山しか行ってません。

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山の途中で現れる急な登り坂のことを急登(きゅうとう)と言いますが、自分は登りが苦手なので、ハァハァ言いながら
「この急登・・・なっがいなぁ・・ハァハァ・・」
とか言ってるのですが、そんな時に現れるこの看板に思わず笑う。

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看板を遠くから見て、終わり?ゴール?と思ったら・・・

急坂があと半分?・・・半分?・・・ってww

もう一息?いやいやニ息も三息も必要で、心折れるタイプです。

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さらに登って別の看板にご対面。
ご丁寧に 急坂ここまで とね。
ありがたい。ようやくホッとする。

この写真じゃ大して笑えないけど、実際に登っている時はこんな言葉で爆笑してたりするんですよ。1人ウケですけどね。

「絶対だろうな!俺はお前を信じるぞ!」とかとかつぶやいてます。
ハイキング中のハイテンション=ハイカーズハイ状態ですw


山頂が近づいてきて、空が広くなりだした。いよいよ?
っていう瞬間が好き。

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で・・・じゃーん!ですよ。
天に蓋(フタ)をする山・・・天蓋山(てんがいざん)

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世界初の女性でエベレストに登った田部井淳子さんの書が山頂に刻まれている唯一の山らしいですよ。

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彼女のようにはなれないけれども、彼女も見たであろうこの景色を見ることができた。
他に見た景色はどんなだろう?自分の行ける範囲で見に行けるといいなと思った。


少し休憩していたら、キアゲハがお祝いに駆けつけてきてくれました。
ギフチョウかな?と思ったけどさすがに違うようだ。

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続く

サポートいただけると喜んで活動するタイプです。どうかよろしくお願いいたします。(^o^)