たくさん歩く(越前陶芸村)#432
前回からの続きです。
福井県陶芸館
着いていきなり、敷地が広すぎて車をどこに停めたらいいんだ?となりました。
陶芸村総合駐車場の他に駐車場ないのかな?と車を走らせると越前古窯博物館にも駐車場があったのでそちらに停めました。
ちらちらと吹雪いていたからあまり歩きたくなくてね。
「鉄道の旅を彩ったやきもの」だって。ちょっと見てみたい。
大垣だ!岐阜県の大垣育ちなので反応します。
汽車土瓶は昭和30年ぐらいまで使われていたらしい。
土に返るからって窓から投げ捨ててたのか。それはちょっと恐ろしい。
一時期、ガラス製になったこともあるんだけど、流行らなかったんだって。
尿瓶か?って言われるからだそうで。
でも、昭和30年過ぎた頃からポリエチレン製のものに置き換わっていったんだとか。臭いが気になるっていう人もいたらしいけど軽さには勝てないか。
これは分かる。いい駅だよね。
いいフォルムだなぁ。家にあったら面白いって思うのに。
もう手に入るものじゃないですね。
そば皿
氷坂焼?こおりざかやき?なんて読むんだろう?
「これはひさかやきって読むんですよ!」
と教えてくれたのは職員の方とそのお知り合いの方。
汽車土瓶のこともいろいろ教えてくれたんですよね。
この建物にいる人たち、みんな楽しげで優しかった。
今庄駅の乗り換えの7分とかでそばを食べたんだって。
時間がない人はそばの器ごと持っていくんだとか。
皿を返すと5円返ってくるみたいな?
大量生産のお皿なんだけど、いい味だしてるんだって。
そういう話で盛り上がりました。
分かる。そばを食べるのにはこんなお皿でいいんだよってね。
大量生産だけど模様は刷毛で人が付けてるらしいです。
さらっと付けられた模様。この感じがいいよね。
越前焼
庭を眺めながら別の展示場所へ。
雪景色ではないけど降ってます。
横川、軽井沢、松本、直江津・・・。
福井県はいろいろなところとつながったかな?
ちょっとビックリ。Neo汽車土瓶。よくできてるなぁ。
noterの皆さんはこういう食事を毎日食べてるんだよねぇ。羨ましい。😌
自分には作れないし、お皿もこだわれないね。
またちょっと激しく降ってきた。
また霰だ。
越前古窯博物館
隣にある越前古窯博物館にも行ってみました。
こちらの建物は水野九右衛門という先生のご自宅を移築したものらしい。
ということで収められているものも、先生のものなんだとか。
岡本太郎がこの地にも来たらしい。
月の顔はここで生まれたのか。
平安時代の壺。紫式部も使ったことあるのかな?
たぬき像
遠くからこちらを見つめるヤツがいる。
気になって仕方がない。
「おうおう、やんのか?コラ」
四白眼の感情の見えない眼差し。
「・・・やんのか?」
「はい、すいましぇーん」
水野九右衛門
水野九右衛門先生は全国各地の陶器の破片とかも集めていたんだって。
各地の焼き物のかけらに触ることができるのはいい体験だと思う。
飾られているだけじゃあね。やっぱり使われてなんぼ、触ってなんぼ!
水野九右衛門先生のお部屋らしい。
星一徹でもひっくり返すのが大変なんじゃないか?と思われるちゃぶ台。
立ち話
古窯博物館を見て帰ろうとしたとき、陶芸館で話をした人とまた会いました。
北陸新幹線の開通で、この越前陶芸村にも人が増えますかね?みたいな話をしました。
建物とかキレイだし、アクセスをどうするか?という話はあるかな。
話を聞いていると2019年にHISが指定管理者になって、県が管理していたときと比べると格段に対応が早くなったそうです。
壊れた場所の修理とかね。
やっぱり民間活力って大事ですね!って話をしたらHISは外れることになったらしい。
コロナの時期だったからいろんな工夫を施しても、きっと太刀打ちできなかったんだろうなぁって想像がつく。
新しい指定管理者が決まってるそうです。地元の会社みたいですね。
うまく活用して訪れる人で賑わうといいな。
HISは大きな会社だったけど・・・。少し不安はあるんだろうな。
不安はあるけどアイデア勝負、ハコはあるんだから後はうまく使うだけ。
名残り惜しいけど、次の予定があるんですと言ってお別れしました。😁
出口の近く。ひな祭り時期なのでそういう展示もありました。
外に出たら雪は止んでました。
月の顔を見てたら、見知らぬ男性の方から「岡本太郎さんですか?」と声をかけられたので「ええ、月の顔ですね!」と知った風な口を聞いて答えました。さっき知った感じだけどね。😅
さぁ、そろそろお腹が空いてきたけど、最後にあそこに行って・・・。
続く
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