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自分の「選択」を体験できるドラマになるだろうか - ブラック・ミラー シーズン5

息子がNetflixのインタラクティブコンテンツ「ストレッチ・アームストロング: チャーター・シティーを救え!」を観ていた。

インタラクティブコンテンツは、感覚的にはそんなに目新しいものではなく、物語の途中で選択肢が出てきて、その内容によって物語が変化するもの。選択肢の選ばせ方が文字ではなく、絵を選ばせるようになっていて、文字が読めなくてもイメージで進められる。よくできてる。紹介動画もあった。

いま公開されているのは4作品で、マインクラフトのが今年の11月に公開されているところを見ると、継続して作り続けているようだ

・「長ぐつをはいたネコ: おとぎ話から脱出せよ!」、配信中。・「バディ・サンダーストラック: やるかも候補!」、配信中。・「ストレッチ・アームストロング: チャーター・シティーを救え!」、配信中。・「マインクラフト: ストーリーモード」、2018年11月7日配信開始。

まだ子ども向けの作品しかないが、「ブラック・ミラー」のシーズン5がインタラクティブドラマになるみたいな話もあったので、これは同じ仕組みを使っているのかもしれない。

最近公開されたマインクラフトのは観てないから分からないが、子ども向けのいくつかの作品は物語を選べる絵本のようなもので、よくできてるとは思ってはいても、自分がわざわざ観るほと面白いものではなかったが、「ブラック・ミラー」で試してくれるのは確かに面白いかもしれない。

ブラック・ミラーは現在のテクノロジーの延長上で実現出来そうな近未来を描き、そのテクノロジーによって起こり得る「闇」の部分に焦点をあてて、なんだろう、テクノロジーに翻弄されて人生がぐちゃぐちゃになる人々を描いているドラマだと思っている。

このドラマを観ていると、確かに起こりそうな話だと思うのだが、こんなに人間は馬鹿じゃないのではないかとか、同じ状況になっても自分はこんなことはしないと考えてしまうエピソードも多い。

その「俺ならこんなことはしない」ってポイントを選択することができるようになり、その結果が自分の想像力を超えるようなものだったとしたら。。。確かに面白いし、インタラクティブ性を持たせる意味もある。

ゲームの世界だと、古くはサウンドノベルとか最近だとクアンティック・ドリーム社のゲームとかがあるけど、ゲームプラットフォーム上でゲームとして提供されているものなので、当然だけどゲーム性をとても大事にしている印象がある。

Netflixがブラック・ミラーでやろうとしているのは、ゲーム性ではなく、ドラマとしての「ブラックミラー」で感じてもらいたいことを伝える手段としてインタラクティブコンテンツを選んでいる気がしてならない(いま書いてて気づいたのだけど)ので、なんだか楽しみだ。

12月に配信開始とあるけど、いつから観れるようになるだろうか。そして、これまでのシーズンも全部観ているわけでもないので、観てみようかな。

しかし。。。ただでさえ重い話が多いのに、これでより真に迫ったらどうなることやら

#日記 #インタラクティブコンテンツ #Netflix #ブラックミラー

Photo by Robert Anaschon Unsplash

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