先祖を巡る旅

先祖所縁の神社
〜祖先を巡る旅パート1〜
「海賊と呼ばれた曾祖父」

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矢野家は戦後、菜種油をリアカーで売るところから、
やがて石油会社を設立。

日本特殊石油という名前で、
石油取扱の国からの許可をもつ会社であった。
戦後の復興、経済成長の日本歩みの中で、
ガソリンスタンドやその他石油に関わる事業を進め、大阪を支えたそうです。
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曾祖父である
矢野仲三さんは京都御所前の染物屋の次男で、
後継ではない立場のため、
大阪に出て商人道へ。

切り開く力と奇才な雰囲気があったそうです。

曾祖父の葬儀には玉砂利が隣町から敷かれ、
鯨幕がかかり、父は幼い子どもながらに
しっかり記憶するほど人が詰めかけていたそうです。
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曾祖父が参拝し、常日頃から奉納していた清見原神社へ。
補修がされており、もう曾祖父の名前の入った石碑はなかったですが、
現代の企業の石碑に想いが重なりました。

不思議と一人も人のいない空間で、
静かなひと時を過ごしました。

#神社 #ご先祖様