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身体を動かすのは大変だ。

昨夜のジャーナルで決めた今日の目標があります。

明日は身体を動かす!



こんなこと、できる人ならきっと毎日の習慣にだってできるのでしょう。
私はできません。運動は苦手です。中学生の頃はバレーボール部だったけれど、今もしも部活を選び直せるなら絶対に文化部に入ります。

けれど三十歳を過ぎて、やはり代謝も体力も落ちているのを絶望的に実感するのです。


興味を持ったことはその場の勢いで始めてしまい、あっという間に飽きてしまうのが私です。

一年ほど前にピラティスの動画に出会い、衝動的にやり始めた時がありました。
普段の呼吸も意識していたし、毎晩お風呂に入る前に一つは動画を見ながらやっていたし、立つにも歩くにも座るにも姿勢を正そうと習慣付く頃、あっさり飽きてやめてしまいました。

そして私の良くないところは、飽きたら一切見向きもしなくなるところです。

一度でもハマったことには何ヶ月か、何年かの周期で必ず戻る時は来るのですが、そのタイミングも自分では計れずまちまち。
予期せぬ時にまた始めてみたりするので、自分自身に振り回されることも多いです。(最近やっとその荒くれな運転を少し楽しめるようになってきたところ)

好きなこととの距離感が、ゼロか百しかない。
ほどよいお付き合い、細く長くがなかなかできないのが悩みの一つです。


話が逸れてしまいましたが、そんなふうにサボりまくっている私の身体に喝を入れるべく、わざわざ目標として掲げてみたのです。

さて、久しぶりにやってみたピラティス。
身体が重すぎる。
体重が増えているわけではないけれど、明らかに体幹は損なわれているし、足腰を浮かしたりキープするだけの力が圧倒的に落ちていて愕然としました。

こうなってみて初めて、適度に運動することの重要性を知ります。

昨夜この目標をノートに書き殴った自分と、なんやかんや言い訳をくっつけないで実行に移してみた自分を少しだけ褒めてあげたい。

ピラティスを毎日続けていた頃は、今よりずっと身体も柔らかく可動域も広かったのだと気づきました。膝の裏や股関節を伸ばすのに、こんなにいでででで、となることはなかった。

ああ、私は日々老いている。

心は変わらないのに、筋肉も骨も内臓も肌も、確実に数年前とは違うのだと思わされます。
けれど意外と私はその事実が悲しくはなくて。
おお、そうか命とはこういうものかと感動すら覚えています。

年齢を重ねることは、それほど悪くも怖くもない。
歳を取ることと死ぬことは、平等に与えられたものだと考えています。
年齢というものに無闇矢鱈に抗うのはナンセンスにも思えます。
私は幾つになっても自分を大切だと言える生き方がしたい。そのためには少々、自分の身体を蔑ろにしてしまっていたかなと反省しました。
抗うのではなく、磨いていく。
そんなマインドで日々を大事に歩めたらと。

なんの気無しに立てた目標一つから、たくさんのことを考えさせられました。
自分を大切にする、自分を磨く方法は人それぞれだと思いますがどうか皆様もご自愛くださいね。


ちなみにピラティスというと、なんだかキラキラした素敵女子が素敵なウェアや素敵なマットを使ってやるもの、みたいなイメージがあるのですが(私だけかな)、私はゆるんとしたTシャツを着て、床にバスタオルを敷いて、なんにも素敵じゃないピラティスをやっています。笑
形から入ると必ず飽きた時に後悔するので。

誰に見せるでもない、私のための時間なのだから、私の気持ちの良いように。
これもまた飽きるまで。
楽しく付き合っていくのでしょう。


それでは、また。

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