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ZENBヌードルをいろいろな味で食べてみた結果と素直な感想

糖質オフ製品を片っ端から食べていって正直レビューしたいと言っていたわたしの企画。
遅くなったけど、ZENBヌードルは様々な食べ方をして、私の中で評価が決まったので記事にした。
購入のしやすさ(公式サイトのわかりやすさ)、値段、味、アレンジのしやすさなどを書いていく。

まず、どこで買うか。
公式サイトが一番安かった。
Amazonでも売ってるけど、謎の上乗せがあり、少し高い。
一応、両方のリンクを載せておく。

届いた。

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スタイリッシュ

うすっぺらい段ボールにずっしりと入っている。

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こんな感じで開けやすい。
(奥にはずれた宝くじが見えますね)

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きれいに整列している
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この二箱で届いた。
クリーンな印象を受けるパッケージと商品、調理方法などが書かれた冊子が入っていた。

公式サイトで、ZENBヌードル8食と、ソース4種、ヌードルと同じく黄えんどうまめでできたマカロニ、マメロニを購入した。
ちなみにこれで3,568円。
公式サイトのマイアカウントから購入履歴みたけど決済金額が表示されなくてクレジットカードの明細見た。このへんわかりやすくしといてほしい。

商品と一緒に中に入っていた冊子によると、汁物に入れてもおいしいし、焼きそばとしてソースで炒めてもおいしい。もちろんパスタとして食べてもおいしい。
それでいてパスタより低糖質高たんぱく!ということだった。
まあそのへんは事前にわかって買ったけど。
ZENBヌードルは80g結束になっているので、通常のスパゲッティ80gとの栄養比較をしてみよう。

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ZENBヌードルの曖昧な箇所理由は何だろう

ふ~ん。やるやん。
比較の為同じグラムにしたけど、スパゲッティって結束でもだいたい100gあるからもう少し多い値を1食で摂ってるだろう。
スパゲッティの10倍までとはいかないけれど、それに近いくらい、かなり値段の差があるのでそれに見合った栄養値でないとこちらもしんどい。じゃないと買う意味がない。
あとは肝心のだ。
今回は、公式が出しているソースがそりゃ一番うまいだろうということで、4種のソースも注文している。

さっそくうちで一番でかい鍋を出して湯をたっぷりわかす。
ZENBヌードルを開封して触る。

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少しザラっとしているけど、麺だ。
豆100%でできてるとは想像できないほど、麺だ。

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バサ~~~~ッ!

一気に4種のソースの比較がしたくて、4食分320gを一気に鍋に投入。なお食べる人間は2人である。

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ゆであがった。
ゆで時間は6分。すんごい豆のにおい。
ゆで汁は豆の栄養がたっぷり溶け出しているので、そのまま味付けをしてスープにしたらおいしいよとのことだった。
ゆで汁、めちゃくちゃ白濁してドロドロしてる。
十割そばゆがいたあとのそば湯みたいな感じ。私はそば湯を飲む意味が分からない側の人間。使った麺つゆにゆで汁を入れて…飲む…?なんで…?
つけ麺のスープ割もしない。
それはどうでもいい。
ZENBヌードルのゆで汁は、とりあえずおすすめ通り使う想定でおいておいた。
さて、ここから4等分に分けて、4種類のソースをかけていく。

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乳製品不使用、風味豊かな2種類のきのこのクリームソース

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ごろっとそのままミニトマトが入った、 たっぷり野菜の濃厚ソース

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動物性原料不使用なのにコクのある新発想のラグーソース

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風味豊かなオリーブオイルにガーリックが効いたソース

この4種類をかけていく。

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かけた。

給食感がすごい

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まずは夫がミニトマトのアーリオオーリオを一口。
さあどうですか。満を持して登場した新時代の麺は!

夫「…」
「うんまあ…」

高いんだぞ。これは。7束で198円のスパゲッティじゃねえんだ。
うんまあ、じゃだめなんだよ。私が食べる。

私「…」
「せやな」

せやなじゃねえんだよ。高いんだよこれは。浮かない顔をするな。ソースがあんまりなんだろ。違う味を早く食べろよ。白いクリームのやつおいしそう!早く食え。

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麺が結構ザラザラしているのと、ネッチリしているので、フォークに巻き付けてひっぱっても洗濯物みたいに絡みついて引き上げられない。

白いやつを食べる。
さすがにうまいだろ。クリームだぞ。砂糖と塩を間違えてもうまいクリーム。どうなんだよ。

私「味ない」

これだから味障とはお話ができない。いくらすると思ってるんだ。

…いやでも、本当に、
味が薄すぎる。
乳製品不使用と言うだけあって、コクがない。ねっとりした液体だが、アレルギーの方にはありがたいソースだろうけど、率直な感想は、味が無い。だから麺の豆味がかなり引き立つ。それが良いか悪いかは個人の意見だけど、私は嫌だった。おいしくない。
ちょっとまって4人前もあるんだけど…

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ミニトマトの濃厚ソース。
夫はこの時点で食べるのをやめ、腕を組んで私の顔をうつろな目でみている。この後、全部僕が食べることになるんだろうな…という心の声が顔に書いてある。その通りですが…

私はミニトマトやトマト、トマト味が大好きで(トマトジュースは苦手)手に入りやすい夏場は狂ったように食べている。ミニトマトの濃厚ソース。麻薬的にうまい味しか想像できない。

「うん、マシ!」

マシじゃねえのよ。マシじゃだめなのよ。
うまい!がでないとだめなのよ。ここまでで3種類を食べたが、最初に食べたアーリオオーリオが一番よかったんじゃないかと思い始める。

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FIAレースディレクターのマイケル・マシさん

最後の味。
きのこのベジラグーソース。
動物性原料不使用というところから少し不穏な空気を感じる。

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えっ皿汚
親しみやすく生活感があるということで許してほしい。
この色のソース食べてたら大体こうなるだろう。ならないね。
夫はしぶしぶフォークを持っている。(左利き)

夫「……モグ……」
私「………ズルッ…」

夫「…………」
私「…………」

私「……違うもん食べん?」
夫「………うん…」




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ミスド食った。

うめえ~~~~~~!!!ミスドうめえ!油!小麦粉!チョコレート!ファット!うめえ!カロリーはうまい!
右上に写っているけどもちろんビールも飲んだ。(発泡酒)


話を戻そう。
ZENBヌードルの話の途中だった。

散々なことを書いたが、とりあえず、すごいよ。

黄えんどうまめだけでこれはすごい。
パスタとは全然違うけど、ダイエット中に来る「どうしようもなく麺が食べたい欲」は満たせるのではないだろうか。

紀文の糖質0麺の極細は夏にかなりお世話になったけど、麺が太いタイプになってくるとどうしても水っぽいというか、食べにくい感じがあったし、ZENBヌードルはそのあたりをカバーして炒め~汁物まで寄り添うからすごい。

紀文の糖質0麺は名の通り糖質0でカロリーもめちゃくちゃ低いし、安いので、ZENBヌードルとは土俵が違うから比べるべきではないか。あたたかくなってきたら絶対にまた食べだすと思う。好きです。

小麦のスパゲッティと何が違うか考えたが、まず表面の滑らかさが全然ちがう。少しだけど、ザラリとする感じ。
歯応えも違う。小麦粉でできたスパゲッティの小気味いいプツンとした感じは無い。ブリン…と切れる感じ。

今回食べた4種のソースを、ランキングにした。あくまで私の感想。

1位:ミニトマトのアーリオオーリオ
2位:ミニトマトの濃厚ソース
3,4位:きのこのベジラグーソース・きのこのベジクリームソース

それと、気になった点がもうひとつ。

麺のくっつきがすごい!

アツアツのゆでたての間におもっきりソースに絡まさないと、だんごみたいになってしまってかなり混ぜにくい。

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フォークで持ち上げてる部分、ネチネチに固まってる

ソースを上からかけて悠長に食べ始めるとこんな感じでめちゃくちゃくっついていた。
扱い方がまだわかってないのかもしれない。

麺自体の風味について、冷めたら豆の風味がソースに勝ってきて少し気になる。ソースがそもそもそんなにおいしくないのかもしれないけど。

ZENBヌードル使用してますと謳ってグランフロント高層階でパスタランチ1600円で店出したら意識高いOLが来そうだなと思った。

食べ終わったら二人とも気分が悪くなってきた。
油か?たべすぎか…?(確実に食べすぎ)
食べ終わってから2時間横になったがまだ気分が悪い。
ミスドが蛇足だったか…(確実に食べすぎ)

最初に触れたゆで汁について、豆の栄養がたっぷり溶け出しているのでスープにするのがおすすめとのことだったが、豆臭すぎて捨てた。相当な豆好き、もしくはこのにおいを打ち消す味付けにすれば飲めるかも、と思ったがそこまでして豆の栄養を求めていないなと思い、捨てた。

総合して、私の評価は良くなかった。

もう買わない。この値段を出して、栄養は摂れるし糖質は低めだけどおいしくないのなら、頻度をおとして小麦でできたスパゲッティを食べる。
そう思い、しばらくZENBヌードルから離れていた。

数週間たったある日。

なんとなくZENBヌードルの存在を思い出した。
「そういえばあと4食分麺が残ってるな…」
でもソースが…いやまてよ。
ソースは市販のパスタソースでいいんじゃないか?

そう思って手に取った、私達が一番好きな、キューピーあえるパスタソース
ミートソース フォン・ド・ヴォー仕立て

これはマジのマジにおいしいのでみんな買ってほしい。

パスタだけじゃなくても、ドリアのソースとして食べてもおいしいし、たまねぎを丸ごとチンしてかけても飛ぶ。めっちゃくちゃおいしい。

これをあのまずい(言うたぞ)ZENBヌードルにかけたら、もしかしたらおいしいんじゃないか?この間のソースたちは動物性のものがふくまれてなくてなんとなく物足りない・薄味に感じていたが、こちらは何の問題もなくおいしいミートソース。

思い立ったらその日の夕食にしてみた。
ゆで時間残り1分を切ったら、ブロッコリーも投入した。

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急に治安が良くなった食卓

芯も食べますよブロッコリーは。

見た目100点では?
麺の豆臭さはこの時点では全然わからない。
食べてみた。

うま~~~~~~~~~~~~~!!!!


うまい。めちゃくちゃおいしい。
これは最高。めちゃくちゃおいしい。すごい。ソースすごい。
キューピーさんありがとう。
答えはこれだったか!!!
市販のおいしいソースで食べれば、低糖質高たんぱくでおいしいスパゲッティ風の麺が食べられる!!!
一気にZENBヌードルの評価が変わった。
もうすでに定期購入のボタンを押しかけていた。

そして後日、イオンでこんなものを見つけてしまった。

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似てるね…?

君、お兄ちゃんの名前ZENBくんじゃない…?

こちらはZENBヌードルに比べると価格がかなり安い。
240gで298円(税込価格 321.84円)
1束80gとして3束分、1束分は99円(税込価格 107.28円)

一方ZENBヌードルは、1束分198円(税込)
一食分で100円ほどトップバリュの物の方が安いことになる。
これで栄養素や食感などが一緒だったら、トップバリュ最高ではないか?ということで早速先ほどの同じソースで食べ比べをした。
栄養素の比較を先に見ていこう。

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まあまあ。
ZENBヌードルの方がスコア高め。

スパゲッティと比べても逆に脂質が多いしタンパク質もあまり変わらない。
炭水化物は少な目だけど、そのうちの食物繊維量はZENBヌードルの圧勝。

高いだけあってすごいなZENBヌードル。

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麺の感じは、湯がく前からトップバリュの方がざらついていて、少し太い。

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できた。

少なくない…?

同じ80gを量って作ったけど、出来上がりの量がかなり少なかった。ゆでる段階で湯にかなりの質量が溶けだしている?
次はゆであがりの重量も量ろう。
ゆでているときに、くっつかないように混ぜるのだが、この時点でかなりネチッとした感じだった。初めてZENBヌードルをゆでたときにも感じたが、トップバリュの方が段違いにネチャついている。

なんだか麺が少ないのでソースが余り、ベタベタになった。リッチな味わいだ。
食べてみた。

うん、おいしい。

普通においしい。少ないけどおいしい。
でもZENBヌードルと比べたら、あれだけ文句を言っていたZENBヌードルの方がなんとなくつるみがある。やはり、乾麺の状態での感覚通りザラつきを結構感じる。ごめんねZENBヌードルくん、ボロカス言って…
でも、値段を考えるとこちらの方が手に入れやすいし、続けやすい。

あと、トップバリュの麺で嫌だったのは、紙の箱の中に、結束されずに麺がバラバラとそのまま入っていたことと、箱をきれいに開けるための点線など(きのこの山みたいな感じ)がなかったこと。開けにくかったし汚くなった。

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このあたりはさすがZENB、梱包箱の内側に講釈を書くだけある。

かなりアツい記事になってしまった

ここまでで約5,000文字…
さすがに読むのも疲れたと思うが、読んでくれて嬉しい。
結局うまいんか?まずいんか?また買うのか?というところだが、

ソース次第でうまい。
つまり麺自体はまずいのでそれをごまかせる濃い味のソースが必要。
気が向いたら買う。
トップバリュのはもう買わない。

という結論に至った。

もし、こんな食べ方したらおいしかった!や、このノリであの糖質オフ製品レビューしてほしい!などの希望があれば遠慮なくコメントしてほしい。
(感想コメントもめちゃくちゃ嬉しい)

楽しかった。
次回はもう少しコンパクトな記事にできると思うが、明星のロカボカップ麺シリーズのレビューをしようと思う。まずかった。(ネタバレ)

では。

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