見出し画像

息子との1か月生活を振り返って想う事

長いようであっという間の私と息子の1か月生活が終わりました。

仕事をしながらのワンオペ育児、想定外の時短勤務、第二子誕生した時の息子との向き合い方など、この1か月で想った事を記していきます。

まずこの生活の背景はこちら↓


まず、総じて感じた事は「困難は人を成長させる」という事。私にとっても息子にとっても決して楽な時間ではなかったけれど、新たな家族を迎え入れるために必死に生活していった結果、奥さんの目には大きく成長した二人の姿が見えたようです。

息子が怪我なく病気なく円滑に幼稚園生活を進める事、という最低限のゴールも達成できたので、この1か月生活は「成功だった」と言っていいでしょう。



…が、個人的には反省点だらけ。思う様にいかない事だらけでした。

仕事をしながらのワンオペ育児は私の「時間」と「体力」をあっという間に奪っていきました。どう足掻いても時間が足りません。時間が無くなると余裕が無くなり、余裕が無くなると思い通りに動いてくれない息子がどうしても許せなくなりました。

今となっては色々と手を抜けばよかった(ボンボンさんのコメントで気付かされることが多く、生活しながら改善はしていきましたが)事も多くありましたね。

例えば、就寝時間。息子は今まで20時台にはベッドに入る生活リズムでしたが、1月後半はほぼ守れていませんでした。16時30分に幼稚園から帰ってきて、ご飯の用意して、風呂入って、歯磨きして、洗濯物して、幼稚園の次の日の準備をして、寝かしつけして…を4時間で消化できず、遊び食いしている息子に大激怒した日が何日もありました。まぁいいか、と思える余裕が欲しかった、と今となっては思います。


仕事でも想定外の出来事がありました。それは「周りの育児時短勤務への理解の低さ」です。15時には仕事を上がらないと幼稚園のお迎えが間に合わないのに時間を過ぎても会議を続けようとする事、時短勤務内には終わらないタスクを割り当てようとする事が何度かありました。

はじめはきっぱり「時間なんでお先!」と断っていましたが、こちらも時短勤務で迷惑をかけている後ろめたさもあり、徐々に仕事を家に持ち帰る事が増えていきました。これが男性の育児時短勤務における現状なんだと思います。日本は今、男性の育児参加を推進していますが、制度だけではなく企業への育児の啓蒙活動など、両立しやすい雰囲気を作っていくべきだと肌で感じましたね。

少なくとも私は今後、育児参加中の社員が居たら、育児優先で仕事してもらえるよう働きかけていくつもりです。


次に息子との向き合い方ですが、これは今でも正解が分かりません(笑)とにかく必死に息子と向き合いました。初めて本気で叱りました。毎日、叱ってばかりで息子に嫌われるんじゃないかな…と不安になった時もありましたが、幼稚園に迎えに行くと笑顔で抱き着いてきてくれる息子。親子の絆ってこういう事なのか、と少しだけ分かった気がしました。


最後にこの経験を通して妻に謝りたい事が一つ。

妻がよく「育児がしんどすぎる。早く仕事がしたい」と言っていたので「それなら気分転換にパートでもやってみたら?」と、軽はずみな発言をしてしまっていた事。

育児と仕事の両立は相当な覚悟と犠牲が必要だという事を思い知らされました…妻よ、許してくれ。もう二度と言いません。。


さぁ次は家族四人での生活です。まだまだ育児は続きます。



どうも、こんにちは。 私は名もない某ベンダー在籍のインフラエンジニアです。最近ではdocker、kubernetes、openshift、DevOpsなどのコンテナ領域やらアジャイル分野を担当。 インプット:アウトプット=3:7の黄金比を達成すべく技術メモをここに記していきます。