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2021/12/7 米国 北京五輪&パラ “外交的ボイコット“発表

2021/12/7 夜のニュース比較、文字起こし

新型コロナ

テレビ朝日:報道ステーション
【新型コロナ「オミクロン株」備え強化 師走の街 コロナ前との違いは?】

大越アナ「街の声も複雑ですね。」
小木アナ「やっぱりこうやって街の声を聞いたり、海外の状況を見たりすると、日本ならではの特徴と言いますか、警戒はどこか緩めずにいるという感じはしますよね。」
大越アナ「そうですね。オミクロン株の脅威の程というのは、まだ明らかではありませんけれども、オミクロン株を脇に置いたとしても、デルタ株をはじめとする新型コロナウイルスの感染そのものは欧米はじめとする各国で広がっていますので、日本はむしろ例外的存在と言っていいと思います。今もありましたけれども、経済を着実に回しながら、それぞれの感染対策をしっかり取っていく。その基本に何ら変わりはありません。」

国際

NHK:ニュースウオッチ9
【北京五輪 米国「外交的ボイコット」各国はどう対応?】

和久田アナ「アメリカ、中国共に決定的な対立に陥らないよう慎重に探り合っているということですね。各国はそういう事情を理解した上で注意深く対応していく必要がありそうですね。」
田所アナ「各国頭を悩ませそうですよね。よくスポーツと政治、別物と言われますけど、やはりなかなかこう切り離せないのが現実だな、ということを感じさせられますよね。そうした中でも選手が競技に集中出来る、そして競技だけではなくて全力を出せる環境だけは守っていってほしいなと思います。」

【米国 北京五輪&パラ “外交的ボイコット“発表】
日本テレビ:Newszero

有働アナ「難しい立場ですが、今回どうすればいいと思われますか?」
落合陽一氏(筑波大学 准教授)「そうですね、曖昧に見えるかもしれないけど、お前だったらどうするよ?と言われたら、僕もこうするような気がするので、対立してる人の間に入るのは大変なことですからね。オリンピックを巡ってこういう外交のカードがやり取りされるのは、個人的にはあまりヘルシーではないと思うんですけれど、でもオリンピックの度に色々ボイコットやってきましたからね。」
有働アナ「過去を振り返ると、平和の祭典の棚上げということで。」
落合氏「今回は穏便に済ますのが一番吉だと思うので。」
有働アナ「まあ、この曖昧な感じが日本的には限界かな、と。」
落合氏「過ぎ去るのを待つ、と。」
有働アナ「なるほど。ただ一方で人権を巡っては、今見逃すことが出来ない問題が山積みなのも確かです。」

テレビ朝日:報道ステーション

大越アナ「本当にこれ焦る必要はないと思うんですよね。本来オリンピックというのはスポーツが主役な訳であって、政治が無関係だとは言いませんけれども、この際少し脇役に退いているのが望ましいのではないかと私は思います。」

フジテレビ:FNN Live News α
【米国政府 北京五輪の「外交的ボイコット」発表 中国猛反発】

三田アナ「オリンピックを巡っては各国の駆け引きが行われていますが、どう見ていますか?」
風間晋氏(解説委員)「バイデン政権の外交ボイコットは議会対策です。気候変動や社会保障を盛り込んだ200兆円の経済対策を何が何でも今月中に通してもらいたい。そのため議会の対中強行姿勢に訴え掛けました。その辺の事情は各国には見透かされていますから、バイデン政権はボイコットで右倣えとは言えないんです。岸田総理は国益の観点から自ら判断する際、こちらの3つの点も考慮に入れると思います。まず日本は欧米とは違って、ウイグル問題で対中制裁をしていません。次に2030年の冬のオリンピックを札幌に招致する計画があります。そして、東京オリンピックに中国政府代表が日本のスポーツ庁長官に相当するレベルだったことです。そもそもオリンピックはスポーツの祭典であって、政治利用はダメと言うのなら、首脳や閣僚が参加するしないで諍いになること自体どうなんでしょうか?今回が見直しのきっかけになってもいいと思います。」
三田アナ「そうですね。日本も今回判断を迫られることになりますが、何より選手の皆さんが安全な環境で競技に集中出来るようであってほしいと思います。」

政治

日本テレビ:Newszero
【2022年度税制改正 賃上げ税制 中小企業控除率最大40%で調整】

有働アナ「賃金、一人一人が実感出来るやり方って何かありますか?」
落合氏「そうですね、イノベーションって起こしても、一部のお金持ちをもっとお金持ちにするというのが基本的な考え方じゃないですか。今の社会制度だと、例えば企業した人とか、それを上場した人にお金の果実が降り注ぐので、だから広く豊かになる動きというのはやりにくいし、例えば社員さんがずっとそこで働かれる訳ですから、雇用の流動化とセットな話なので、国民一人がと言うのならば、ベーシックインカムとか大胆なことして底上げする以外に、ここ30年変わってないことを変えるの難しいんじゃないかなと思いますけどね。」
有働アナ「ベーシックインカムって、一人一月いくら?」
落合氏「20万円。」
有働アナ「20万円。まあそういう考え方もあるのかもしれませんが、岸田総理、所信表明でも賃上げと企業の成長の好循環と言いましたけれども、ならば尚更これで給料上がったという実感がないと、経済が活性化しませんので、実際に効果があるのかが問われます。」

テレビ朝日:報道ステーション
【自民党 財政健全化推進本部&財政政策検討本部の会議開催】

大越アナ「これを理解出来る方、どのくらいいますかね?我々も含めて。」
小木アナ「以前はよく家庭の借金なんかに例えたりなんかしていましたけど、それとはもう違うということですよね。」
大越アナ「今までも借金・赤字はよろしくない、と。財政規律大事ですよ、とずっと言われ続けれきた我々とすれば、新しい理論というのはなぜそういうことになるのかというのは、ちょっとまだ腑に落ちてない部分はありますよね。いずれしても両方言い分がある訳ですから、どちらに転がるにしても、説明をしっかりしてほしい。我々も一生懸命伝えますけれども、しっかりと説明をしていって、国民を置き去りにしないで頂きたいという風に思います。」


テレビ東京:WBS
【自民党内で激論⁉︎財政健全化vs積極財政】

大江アナ「財政を巡って、自民党内の議論白熱してきましたね。滝田さんのお隣にもありますが、健全財政派は麻生さん、そして岸田総理が会合に出席した、と。一方の積極財政派の会合には安倍元総理、そして高市さんが出席した。新たな党内の対立軸になっていくんでしょうか?」
滝田洋一氏(解説キャスター)「はい、そういう指摘が出来ると思うんですね。今の岸田政権の権力構造というのは、2+2という風に言われていて、岸田総理と松野官房長官ですね。そして自民党側からは麻生副総裁、そして茂木幹事長。その四人で色んなことを話し合って決めているという風に言われています。その意味で、この構造が注目される訳です。ただ我々納税者の立場からすると、一つ忘れてはならないポイントあると思うんです。」
大江アナ「たしかにそうですね。歳出、出る方の議論もいいんですけど、歳入、つまり国民の税負担、これをどうしていくのかの議論というのも、忘れてほしくはないところですね。」
滝田氏「それを考える上で、GDPに対する税の負担というのをグラフで見てみたいと思うんです。ご覧頂きたいんですけれども、要するにリーマンショックの後、負担率落ち込んだんですけど、経済があまり伸びない中でもGDPに対する税の負担率は上がっている訳です。ここは考えなきゃいけない訳ですよね。何を言いたいかというと、積極財政、健全財政、その議論もいいんですけれども、やっぱり財政を賢明に使って、要するに経済を大きくするという、そこの議論をもっとやってもらいたいと私は考えます。」
大江アナ「賢明な歳出ですね。そうしないと、国民も疲弊してしまいますから、こうした政策論争で議論をブラッシュアップさせていって頂きたいですよね。」
滝田氏「その通りだと思います。」

その他

NHK:ニュースウオッチ9
【山本五十六 太平洋戦争80年目の真実】

和久田アナ「開戦から80年で、また一つ新たな資料が明らかになりました。戦争に向かう時代の中で国際協調を求める声が掻き消された事実は、現代を生きる私達にも重いメッセージを投げ掛けています。」

TBS:News23
【<調査報道23時>飲酒運転の実態】

小川アナ「見ていてげんなりとしてしまいましたけれども、飲酒運転、最悪の状況に発展する可能性もあるという中、一向になくならないですね。」
宮田裕章氏(慶應義塾大学医学部 教授)「そうですね。これまで厳罰化という取り組みで行ってきたんですが、今テクノロジーで汗から出る化学物質でアルコールを検出したり、表情で居眠りとかアルコール運転してるんじゃないかとか、わかるようになってきているので、こういうテクノロジーで、そもそも車に乗せない、と。こういったアプローチもこれから出てくるんじゃないかな、という風に思いますね。」
小川アナ「そういった方には車が動かない、とか。」
宮田氏「そういうことですね。特に常習性のある方に対しては、もしかしたら有効な方法なのかもしれないなという風に思います。」
小川アナ「そういったところこそテクノロジーの出番ですね。」

【だ液×AIで最新の癌検査とは?】

小川アナ「これまた期待が高まる取り組みですね。」
宮田裕章氏「そうですね。日本は超高齢化社会に突入していくので、病気になってからの治療だけだとなかなか解決が難しいんですよね。もっと手前から、この病気になる前、あるいはなった早い段階でサポート出来ればいいんですが、こういったアプローチが出てきて、で、またこれからスマホ、AIとか様々なアプローチによって、もしかしたら課題を解決出来るといいなという風に考えています。」
小川アナ「まさに宮田さんが力を発揮していかれるフィールドですよね。」
宮田氏「そうですね。私のフィールドとも掛かっているので、色々連携していきたいなと思います。」

フジテレビ:FNN Live News α
【<αism~イノーベーション2.0~>手軽にブランド設立…縫製業界スタートアップの狙い】

鈴木智子氏(一橋大学ビジネススクール 准教授)
・成功の起業家“小さく始めて大きく考える“
・カギは「やってみる・試してみる・修正する」
・“顧客データ蓄積“プラットフォームの活用

三田アナ「ブランドの立ち上げはSNSが普及して、個人でも発信出来る土壌が整った今あらゆる人にチャンスが存在しているのだと思います。ですが、立ち上げるだけではなくて、長く愛されるためには、小さく始めて大きく育つ可能性がある気づきを見つけて広げていくことが重要なようです。」

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