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2022/5/26 食材高騰で子どもの栄養は?学校給食“ギリギリの調整”

2022/5/26 夜のニュース比較、文字起こし

ウクライナ情勢

ウクライナ ゼレンスキー大統領 米国元国務長官「領土譲渡案」一蹴

大越アナ「キッシンジャー氏という方は、1970年代にニクソン大統領の元で米中国交樹立を成し遂げた、その立役者だった訳ですけれども、やはりもう戦争の落とし所を探るべきだという発言については、やはり今、戦況のまさに分かれ目にあって、必死に戦っているウクライナのゼレンスキー大統領にとっては受け入れ難い言葉だったようです。」
テレビ朝日:報道ステーション

国際

サル痘 世界で感染拡大 日本侵入のおそれ

佐々木アナ「ただ、これから新型コロナの行動制限が緩和されて、海外との往来も増えていきます。今後の情報、注視していく必要がありそうです。」
テレビ東京:WBS

食用油値上がり 影響は世界に

田中アナ「今、食料の争奪戦、という言葉が出てきたんですが、世界食糧計画のトップがこう指摘してるんですね。」
青井アナ「ウクライナ情勢は世界の食料安全保障、特に中東・アフリカに深刻な影響。私達は関心をもって持って対応しないと、新たな危機が起きる。」
田中アナ「そう警鐘を鳴らしているんですね。戦争が続いた場合、世界食糧計画は世界中で新たに4700万人が飢餓に陥る恐れがあるとしています。人々の生活を戦争が直撃しています。」
NHK:ニュースウオッチ9

ボーイング 新型宇宙船「スターライナー」米国ニューメキシコ州に帰還

長内厚氏(早稲田大学ビジネススクール教授)
・需要減少・不具合 厳しい旅客機部門
・宇宙開発 国家プロジェクト→民間ビジネス
・航空機関連技術の応用で競争生き残りへ

内田アナ「将来的な有人飛行への期待というのも高まりますが、まずは安全性の確保を大前提として、開発が進められてほしいと思います。」
フジテレビ:FNN Live News α

米国 ツイッター 株主総会で会社提案の取締役再任を否決

佐々木アナ「今ありましたイーロンマスク氏のツイッター買収、駆け引きは続く、ということでしたけれども、どうご覧なりますか?」
田中道昭氏(立教大学ビジネススクール教授)「私自身も実は個人的にファンで、長年ベンチマークしてきてるんですけど、やはり誤解を与えるような行動が多いですけれども、その意味でもマスク氏の人間性を把握するということが重要だと思います。」
佐々木アナ「人間性の把握?ということで、特徴をまとめて頂きました、こちらです。」
田中氏「まず、宇宙レベルで考えて、というのはスペースXで想起頂けると思うんですけども、実は物理学レベルまで最後まで詰めろ、というのは口癖になっておりまして、自ら製品開発にも関与している、ということですね。」
佐々木アナ「そうですか。そして、有言実行、なんだ、と。」
田中氏「これがマスク氏の特徴ですね。常に収益化とか量産化を実現してきてますし、色んな事業計画も有言実行してきているということです、実は重要なことはきちんと有言実行してきているというのは彼の特徴ですね。」
佐々木アナ「やることはやってきている、ということ。それから、直感的に反応しやすい、ということですが。」
田中氏「その一方で、ということだと思いますけれど、英語で言うとactivator、活発性が強いということで、直感的に反応してしまうんで、どうしても物議を醸す発言が多い、ということでしょうね。」
佐々木アナ「こういうマスク氏の特徴を捉えた上で、今回の買収の動機なんですけれども、言論の自由を守るためとしていますが、そこはどういう風に見ればいいですか?」
田中氏「そこはおそらくマスク氏独特の言論の自由を守りたい、という本当に強い信念があると思うんですけども、ただ客観的に言うと、本当に言論の自由と言えるかどうか?というところが物議を醸してる、と思うんですよね。」
佐々木アナ「やっぱりこうマーケティングのツールにしてきてしまっている、とツイッターを。そういうところもありますよね?」
田中氏「そうですね。そういう側面もあって、確実にマーケティングの大きなツールにもなっていますので、その辺も含めて批判を浴びている、ということでしょうかね。」
佐々木アナ「で、買収も有言実行でいくでしょうか?」
田中氏「外部環境が非常に難しくなってきていますけれども、ただし非常に強い信念のもとに行動していますので、基本的には実行してくるんじゃないか、と思いますね。」
テレビ東京:WBS

ファーウェイ 苦境でも先を見据え研究開発に投資

佐々木アナ「ファーウェイが新しい製品を色々と出してきましたけれども、やっぱり主力のスマホがないというのは、半導体がないのがきついんでしょうか?」
角谷アナ「そうですね。その部分、困難に直面しているという風に言ってましたけれども、その期間も外部環境に左右されない色々な製品を打ち出していこうという気概を感じましたね。」
佐々木アナ「やっぱり取材した角谷さんのそのコメントもそうなんですけれども、その間を繋いで何とか凌ごうという様子は窺えますよね。」
田中氏「そうですね。短期的には非常に厳しい状況ですけれども、こちらご覧頂きたいんですけれども、ただし水面下では着々と事業化を進めている、と。実は3月28日のメディア向けの決算説明会、私も参加をして来たんですけれども、そこで最も注目した数字が、こちらの昨年の何と実に研究開発費が2.8兆円ということで、ほぼマイクロソフトと同額で、まさにGAFA並のR&D投資をしている訳ですね。」
佐々木アナ「これ巨額。日本企業とは比較にならない、ということですね。」
田中氏「そういう意味では、ガジェット的商品だけに投資している訳ではなくて、こちらにあるようにEV、グリーン電力、製造業DX。特にEVに関しては、既にEVのプラットフォームを発表して、一部中国産のEV車にも搭載が始まってるんですね。そういう意味で、やはり中長期的には着々とR&D投資をして、実際に今、準備を蓄えている、と。そう意味ではやはり、こういった意味でもファーウェイには経済安保上、要注意の会社である、というところだと思いますね。」
佐々木アナ「やっぱり先を見据えてる、という感じしますよね。これは日本にはどうなるか?ファーウェイは日本をどう位置付けてるんでしょうか?」
田中氏「当然消費国としても重視している以上に、こういった部材の重要な調達国である、と。そういう風に位置付けていますね。」
佐々木アナ「ああ、そうですか。」
田中氏「だからこそ、やはり経済安保上は非常に注意しなければいけない会社だ、ということでしょうね。」
テレビ東京:WBS

新型コロナ

岸田首相 外国人観光客受け入れ 6月10日から再開

大越アナ「本当、徐々にではありますけれども、こうやって観光客の受け入れが再開されてくるということになると、もちろんインバウンド消費に期待する事業者もそうですけれども、やっぱり閉ざされた国が徐々に開いていく。そうすると、人と人との交流もまた復活していくということで、そのことにも一つ期待をしたいところですね。」
テレビ朝日:報道ステーション

その他

衆議院予算委員会 補正予算案審議 安全保障&物価高対策めぐり論戦

大越アナ「この7月には参院選挙も行われますので、各党とも出来るだけ争点を明確にすることを意識して、論戦に臨んでいるように見えます。衆議院予算委員会は明日も行われます。」
テレビ朝日:報道ステーション

北海道知床半島沖 知床遊覧船「KAZU Ⅰ」沈没事故 再び船体引き揚げ

田中アナ「船体の引き揚げで、事故原因の究明が進むのか?次の焦点となっています。専門家は、目撃情報がなく、観光船が唯一の証拠となっている現状では、原因を特定していくことは時間がかかることが予想される。数ヶ月以上かかるのではないか?と話しています。」
NHK:ニュースウオッチ9

岐阜県大垣市 岐阜協立大学 野球部員がランニング中に倒れ翌日死亡

有働アナ「お子さんなどにもラグビーを教えてらっしゃいますけれども、どういうこと気をつけてらっしゃいますか?」
廣瀬俊朗氏(HiRAKU 代表取締役)「私コーチングする時は、一人一人の顔つきとかリアクションをすごく観察しますね。みんなが集まって話している時に、ちゃんと話聞けてるのかな?とか、しんどそうな顔してないかなあ?とか、練習中においては、リアクションとか反応が悪い時に、ちょっとサボってるだけなのか?本当に違う理由があるのか?など、そこのところ気にします。あと、普段から接してるのであれば、普段とのギャップと言いますか、普段元気そうな人が元気じゃなかったら、何かあったのかな?とか、一人一人と向き合うことが大事だと思いますね。」
有働アナ「そうやって周りが気づいてあげるということも大事ですし、それから何と言っても熱中症にならないのが一番で、こちら予防の5ヶ条なんです。特に、今日は5つ目なんですけども、体調不良は事故のもと。コロナもまだ油断出来ませんので、体調が少しでも悪いなと思った時には、運動・スポーツを控えるというのを、これみんなで徹底していきましょう。」
日本テレビ:Newszero

食材高騰 各地で給食費値上げの動き

山内アナ「自分が子供の頃は気づいてなかったんですけど、給食って本当にたくさんの人の努力で支えられて、守られてきたものなんですね。」
青井アナ「子ども達のために、ということでしたけど、田中さん、給食思い出どうですか?」
田中アナ「友達が牛乳飲む時、笑わせようとしました。やりませんでした?」
青井アナ「結構やんちゃですね、田中さん。僕もやりましたけども、山内さん、どうですか?」
山内アナ「私は給食で初めて出会ったメニューもいくつもありましたし、揚げパンとか、そうですね。。。挙げたらキリがないんですけど。」
青井アナ「揚げパンだけに、あげ出したら止まらないんですけど、ただ今コロナ禍で黙って食べる黙食が続いていて、ただでさえ給食の楽しみというのが失われている状況なんですよね。なので、子ども達が今、大人になった時に我々のように楽しい給食の思い出が話せるように、何とかこの給食の現場が守られることを願いたいと思います。」
NHK:ニュースウオッチ9

食材高騰で子どもの栄養は?学校給食“ギリギリの調整”

小川アナ「この給食費の問題と言いますか、給食をめぐるこの状況、どうご覧になってますか?」
宮田裕章氏(慶應義塾大学医学部 教授)「給食担当の人達が、限られた予算の中で工夫をする。これはもう素晴らしいことだと思います。ただ一方で、子ども達が必要な栄養素を摂る、あるいは食べることの豊かさを感じる。これは彼らの将来にも繋がる非常に大事なことなんですよね。これを損なわないようにするためには、どうするのか?ということで、今回国の交付金というものを使って、状況をまずは改善していこう。これは一ついい流れなのかなあ、という風に思いますね。」

山本アナ「(自治体や企業の補助)こうした取組み、どのように見ていますか?」
宮田氏「こうした官民の取組み、いいケースを工夫をしながら課題を解決していくというのはすごく大事だと思います。ただ、これから円安による物価高の影響というのは、色々な問題を引き起こしていく可能性があるんですよね。こういった給食費以外の問題というのも注視しながら、それが子ども達の将来、あるいは色々な未来に影響を与えないように、様々な取組みをしていく必要があるのかな、という風に思います。」
TBS:News23

カップ麺&アイス&ビール値上げへ

有働アナ「経営者の立場として、どうお考えですか?」
廣瀬氏「僕の会社の場合、物価が上がるから給料が上げるというよりも、会社が成長していくことで、その中で還元出来ればな、と思っていますね。そのためには、改善を繰り返すというよりも、何か新しいものを作り出す、イノベーションを起こすという気概でやっていきたいなと思っていますね。」
有働アナ「これ解決策というのは、なかなか難しいんですけれども、社長さん達はぜひ利益が出たら、もちろん社員さん達に還元して、お給料上げてほしいと思いますし、これ今こそ政府や自治体は、それを後押しする政策、環境づくり、そこをしっかりお願いしたいと思います。」
日本テレビ:Newszero

AIで作る「売れる服」

小川アナ「いつもお召し物にはこだわりをもってスタジオにもお越し下さっている宮田さんですけれども、VTRご覧頂いていかがですか?」
宮田氏「ファッション産業というのは、流行を意図的に作り出して、まだ着れるものを着づらくして、それで大量生産、そして大量廃棄する。こういうような業界で、環境負荷が高く、そして今、大きな見直しが始まってるんですね。この業界構造を変えるための提案というのは、非常に今高く評価されていて、投資も受け取ることが出来ます。そういう意味でも、とても優れた取組みだなあ、と思いました。これからどう作るか?ということもそうですし、使った後ですよね、どうするか?例えば、私今日着てるのは、着物のリメイクのシャツなんですね。2つ重ねているんですけども、例えばこういったもの、着物の活用は難しいんだけれども、日常着の差し色に活かす、とかということですね。この使ってないものをマッチングして、またAIで活用していく。AIというものを画一的なトレンドだけではなくて、多様な人々のライフスタイルに寄り添うものとして使えれば、またファッションを楽しむ人達の、いわゆる多様性を広げていくのかなあ、と思いますね。」
小川アナ「人には思いもよらないような発想をAIがまた提案してくれるかもしれないですよね。」
宮田氏「汲み上げて、新しい文化を作れるかもしれないですね。」
TBS:News23

横浜高島屋 「凍眠フードフェア」開催

渡辺広明氏(マーケティングアナリスト)
・冷凍食品の国内生産 業務用<家庭用
・冷凍技術で店舗が工場に 外食の商圏拡大へ
・味の再現&高級・希少商品の展開も可能に

内田アナ「たしかに日本酒の搾りたてやパンの焼き立てなど、その瞬間、その場でしか味わえない美味しさを自宅で気軽に楽しめる日が、すぐそこまで来ていますね。私たちの日常をより豊かにしてくれそうです。」
フジテレビ:FNN Live News α

<どう変わる?働き方>最先端リモートワークに密着

佐々木アナ「何とも羨ましい。イキイキしてらっしゃいましたね。」
角谷アナ「そうですね。離島ですと、特にオンとオフの切り替えがはっきり出来そうですよね。」
佐々木アナ「ねえ。ですから、居住の制限がないというのは、どれだけいいのか?ということですが、これご覧頂いたのは最先端のリモートワークの事例ですから、まだまだやはり企業によっては手探りな状態、続いてるんではないですか?」
田中氏「おっしゃる通りですね。こちらではリモートワーク本格導入の条件を、欧米の先進事例からまとめてみました。1つ目が、社員と顧客の満足度ということで、当然働き方ですから、社員の満足度で考えるということは重要ですけど、企業である以上は、やはり見逃せないのは顧客の満足度ですよね。そういう意味で顧客、社会の理解が必要だ、ということでしょうね。」
佐々木アナ「そうですね。そして、“責任”の明確化。」
田中氏「これはジョブ型雇用、きちんと責任の範囲が明確になっているということがリモートワーク導入の条件になると思いますし、やはりデータなどの裏付けがあるかどうか?が、本当に本格的に導入して、きちんと導入出来るか?という試金石になるでしょうね。」
佐々木アナ「日本と、それが進んでいる欧米と比べると、どうなのか?という今のお話に基づいて見ますと、こちらですね。横のラインが責任です。縦がデータなどの合理性。」
田中氏「欧米テック企業というところは、オランダのPHILIPSという会社が昨年9月に本格導入してるんですけれども、非常に驚くのは社員の満足度、顧客の満足度、それから生産性。こういったデータを基に、非常に何が優れているのか?ということで、リモートワークの制度設計をしたということで、そういう意味では、おそらく今、日本の多くの企業は左下に来てるんじゃないかと思うんですね。責任もなかなか不明確で、データの合理性もない中で、どうしたらいいかわからない、と。そういう意味では、PHILIPSのような事例を参考にして、ジョブ型雇用を推進して、きちんとデータに基づいて導入をしていくというところが、日本企業にもこれから求められるようになってくるんじゃないかと思います。」
佐々木アナ「データに基づかないと、持続可能でないということが起きるということですか?」
田中氏「そうですね。例えば、遠隔地に自宅を作った時に、後で制度が変わったら、社員が大変なことになってしまいますよね。そういう意味では、パーマネントに導入するためにも、きちんとしたデータ等の合理性に基づいて導入する、ということが重要ですよね。」
テレビ東京:WBS

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