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2022/4/4 ウクライナ キーウ近郊 ロシアが市民大量虐殺か

2022/4/4 夜のニュース比較、文字起こし

ウクライナ情勢

NHK:ニュースウオッチ9
【ウクライナ キーウ近郊で多くの市民の遺体】

山内アナ「戦争犯罪という言葉、プーチン大統領が侵攻を始めてから、これまでも出てきてはいましたけれども、今回のブチャの街で行われた虐殺の情報、そして映像には本当に衝撃を受けました。」
田中アナ「そうですよね。戦場ではこうした悲惨なこと起きますよね。ただ、ロシアは今後も関与を否定し続けると思います。そして、国際法上の結論が出るまで時間もかかります。この間も国際社会の目が届かないところで残虐行為が更に続く可能性があります。確実に言えるのは、今回の事態を受けてロシアに対する世界の目は一段と厳しくなるということです。制裁の一層の強化など、更に厳しい状況に置かれることになります。」

TBS:News23
【ウクライナ キーウ近郊 ロシアが市民大量虐殺か】

山本アナ「停戦交渉の行方についてなんですけども、星さんによりますとVTRにもありましたロシア軍によるものと見られる虐殺が今後の停戦交渉の風向きを大きく変える可能性があるということなんですね。」
星浩氏(TBSスペシャルコメンテーター)「停戦交渉を重ねられてきたんですが、ロシア側は5月にも停戦に持ち込んで、その後は経済制裁の緩和という流れに行きたいということを目論んでいたんですけど、今回の虐殺によって国際社会は、これは戦争犯罪だというので責任の追求を非常に強めておりますし、制裁を更に強化しようということですので、ロシアの目論見はなかなか目論見通りにはならず、むしろ停戦は遠のいているという状況ですね。」
山本アナ「遠のいている。先程あったように経済制裁、更に強くなる可能性ありますよね。今後ロシアはどのような選択をしていくんでしょうか?」
星氏「ロシアの選択はもう2つですね。1つはその方針通り東部2州での攻勢を更に強めるということなんですけど、ウクライナの抵抗非常に強くなってます。一方でこの制裁がもろに受けるというのは敵わんということで、最終的には軍の撤退の方向に舵を切るということで、プーチン大統領がどちらの選択をするのか?まさに瀬戸際になってきていると思います。」
山本アナ「大きな転換点ということですね。」

テレビ東京:WBS
【ウクライナ情勢 ロシア軍撤退後に多数の遺体 「戦争犯罪」非難相次ぐ】

大江アナ「民間人の遺体がたくさん見つかったことを受けまして、ロシアへの非難の声、一段と高まってきていますね。」
滝田洋一氏(解説キャスター)「今回の虐殺についてロシアは否定しているんですけれども、逆に誰が虐殺したと言うんでしょうかね。オランダのハーグにある国際刑事裁判所は今回の虐殺についても、きちっと捜査すべきだと私は思います。」
大江アナ「そうですね。」
滝田氏「あとヨーロッパの声なんですけれども、欧州議会の議長が今回渦中のウクライナを訪れて、こんな演説をしてるんですよね。」
大江アナ「この方ですね。ヨーロッパ議会議長のメツォラさんです。より強力な制裁が必要だ、これをキーウで述べたということですね。」
滝田氏「そうですね。ウクライナ議会で述べたんですね。その言葉に続いて、更に我々は責任者の責任を追求しなければいけない、という風にも述べてる訳です。4月1日の演説なんですけども、その後虐殺が明るみに出たことで、ヨーロッパ側の視線というのは一段と厳しいものになるのは避けられないと思います。」
大江アナ「そうですね。更にこのような発言もしています。ロシアからのガス供給をゼロに。これはかなり強硬な発言ですね。」
滝田氏「はい。注目すべきは、これをEU、欧州連合の目標として掲げたことなんですよね。戦争前にはヨーロッパはガスの約4割をロシアに依存していた訳ですから、もうかなり腹を括った、そして腹を括ってロシアに対して制裁するぞ、という意思表明だという風に見ていいと思います。」
大江アナ「そうなると、ロシアへの経済制裁、次の一歩というのは、このエネルギーの脱ロシアということになりますか?」
滝田氏「はい。ガスをいきなり止めるのは、やはりヨーロッパとしても難しいところありますから、フランスのマクロン大統領が言ってるんですけれども、原油や石炭の輸入ストップというところから、まず動くんだと思います。」

【ウクライナ 3月の穀物輸出量 1/4に減少】

大江アナ「かなり気になるニュースですね。ウクライナの穀物輸出量、3月は前の月に比べて1/4と大幅に減少したということですが、これを受けて世界的に食糧価格更に上昇しそうですよね。」
滝田氏「はい。ウッドショックならぬフードショックということになりますよね。そして、改めて確認したいのは、ウクライナも、そしてロシアも食糧の大輸出国だということなんですよね。」
大江アナ「そうですね。こちら、ウクライナ、そしてロシアの食糧輸出シェアなんですが、見ていきますと、小麦はロシアが1位、ウクライナが5位。そしてトウモロコシもこういう感じで、ひまわり油については、ウクライナ1位で40%以上のシェアを占める。そして、2位がロシアということですから、世界の食卓を支えていたということがわかりますよね。」
滝田氏「はい。ウクライナと言えば、ひまわりという映画があったくらいですから、そのひまわり油は日本ではあまりお馴染みではないんですけども、例えば中東では大変な栄養源になっている訳ですよね。そしてご覧頂きたいのは、主な輸出先なんですよね。ウクライナからインド、エジプト、トルコなどに輸出している訳ですよね。そして、エジプトやトルコというのは、ロシアの有力な輸出先でもある訳ですから、今回の一連の出来事は、やはり中東の台所ですよね。食糧不足とか価格高騰で政情不安を引き起こしかねないというのが、ちょっと気になるところですね。」
大江アナ「中東の政情不安と言いますと、10年余り前ですか、アラブの春と言われる民主化運動ですけど、そのきっかけも食糧価格の高騰でしたよね。」
滝田氏「その通りですね。まずチュニジアで火蓋が切られて、エジプトなどに広がっていった訳ですけども、今回食糧や資源の上昇で、それらを輸入している新興国なんですけれども、年間で110兆円の所得が流出するとも言われているんですよね。さっきのメタバースは仮想空間の世界ですけど、これはリアルな世界ですから、影響は相当気になるところという風に見ていいんじゃないでしょうか。」
大江アナ「そうですね。」

テレビ朝日:報道ステーション
【ウクライナ避難民20人 政府専用機で来日へ】 

大越アナ「国を追われたりして、海を渡ってはるばるやって来られる方。何もウクライナだけではない訳で、そうした人達にとって優しい国である、日本がそういう国であるための第一歩にしたいと思いますよね。避難して来られる方々、難民の方、それぞれ事情が違います。受け入れる側にも優しさと共に、それ相応の覚悟がいるという風に感じます。」

日本テレビ:Newszero
【<#つながるニュース>学びを諦めない“教育”でウクライナ支援】

櫻井翔氏「避難先で学ぶ機会を失ってる人多勢いらっしゃいますよね。色んな支援あると思いますけど、教育の支援も大切だと思いましたし、こうした支援広がるといいなと思いました。」

新型コロナ

国際

その他

フジテレビ:FNN Live News α
【東京証券取引所 新たな3市場 取り引き開始】

馬渕磨理子氏(経済アナリスト)
・「プライム」上場 求められる企業統治
・企業目的に合わせて市場の選択を

三田アナ「今後この市場改革がどのような動きを見せるのか?企業とマーケットを変えるきっかけとなっていくのか?注視していきたいと思います。」

テレビ東京:WBS
【東京証券取引所再編のメリットは?企業にも課題が…】

大江アナ「新年度ですね。今日から東京証券取引所、3つの市場に再編されることとなりました。投資家にとってわかりやすくて、魅力的な市場になることが出来るでしょうか?」
滝田氏「プライム市場の上場基準を満たす約300社が経過措置の対象になるなど、ちょっとわかりにくい面が残るんですけども、問題は企業が変われるかどうか?なんですよね。」
大江アナ「そうですね。そこで2つ出てきますか。」
滝田氏「2社注目したいんですけど、いずれも経過措置の企業ですよね。上の方にある高島という会社は、株主還元策をはっきり打ち出してる訳ですね。下の方にあるプラネットという会社は大株主に保有株を売ってくれ、ということを具体的に名前を挙げて要請しているんです。画期的な例と言っていいと思いますよ。」
大江アナ「相当具体的ですよね。」
滝田氏「はい。こういう動きがどれだけ出てくるかポイントですよ。」

NHK:ニュースウオッチ9
【<キャスターが現場取材>いま考える 日本の安全保障】

青井アナ「日本には海、空、そしてネットということで、様々なリスクがある訳ですよね。」
田中アナ「そうですよね。そういうリスクを認識しておく必要がありますよね。ロシアのウクライナへの侵略は私達日本の安全保障について再考を迫る事態となりました。特に今回の取材でお邪魔した与那国島は中国の海洋侵出の動きを住民が直接肌で感じている最前線の島でした。お話を伺った島の人達は口々にロシアの侵略で心配は更に高まっていると話していたんです。」
青井アナ「そうですよね。まさにその国民の心配にどう応えていくのか?ということですよね。」
田中アナ「そうですね。まさにその点だと思います。政治の役割が今こそ重要、という声を多く耳にしました。あらゆる議論を行うことが重要だと思います。」

フジテレビ:FNN Live News α
【東武鉄道・東急電鉄 一部路線の使用電力を再生可能エネルギーに変更】

鈴木智子氏(一橋大学ビジネススクール准教授)
・NIKKO MaaS 地域の持続可能な発展へ
・SDGs時代に求められるエシカルな旅
・義務ではなくエシカルな活動に喜びを

三田アナ「自然があってこその旅行だということを忘れずに、旅先でも思いやりや配慮を大切にしたいと思います。」

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