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2022/4/28 円相場 一時1ドル131円台 20年ぶりの円安

2022/4/28 夜のニュース比較、文字起こし

ウクライナ情勢

ロシア プーチン大統領 欧米側を強くけん制か

山内アナ「戦争こそが最大の犯罪だ、というグテーレス事務総長の言葉。そして、今もその最中に多勢のウクライナの人がいると思うと、一刻も早く事態、打開する必要がありますよね。」
青木アナ「そして、南部のウクライナのヘルソンですけれども、ロシアが占領を正当化するために住民投票を行うのではないか?と懸念されている訳ですが、今度は3日後の5月1日からロシアの通貨ルーブルが導入される、と国営のロシア通信などが報じました。ロシアは経済面からも実効支配を強めようとしている訳ですよね。」
田中アナ「そうですね。全ては来月9日の戦勝記念日に向けた動きと見られます。軍事に加えて、様々な面から既成事実を積み重ねようとしています。一つ一つの動きをつぶさに見ていく局面です。」
NHK:ニュースウオッチ9

ロシア 国営ガス会社「ガスプロム」 ポーランド&ブルガリアへの天然ガスの供給停止通告

廣瀬俊朗氏(HiRAKU 代表取締役)「今後どうなってしまうのか?本当に心配でして、1カ国だけに依存してしまうと、何かあった時のリスクが大きくなるので、エネルギーとか食料を今後どうしていくのか?というのは、ヨーロッパだけではなくて、日本もちゃんと考えないといけないなと思いました。」
有働アナ「そうですね。日本でも既に電気料金、ガス料金ものすごく高くなっていますし、この戦争が私達の生活に繋がっているということを忘れずにいたいです。」
日本テレビ:Newszero

ウクライナ情勢 “次の最前線”を独自取材

国山アナ「国連はロシアのウクライナ侵攻後、国外に逃れたウクライナの避難民は500万人を超えた、と発表しました。避難先での生活が長期化することで問題となるのが就労をどうするのか?という点です。解決策として、今小島さんが注目されているのがAI、人工知能を活用した難民と受け入れ先のマッチングということです。例えば、その難民、どういった地域に住んでいるのか?どんな言語が出来るのか?などを鑑みて、マッチングをしていくということだと思うんですけれども、この効果というのはいかがですか?」
小島武仁氏(東京大学経済学部 教授)「この分野の一つの代表的な研究によると、試算ですけれども、こういったAIを使って、難民の特性、避難先の特性を加味してマッチングを行うと、例えばアメリカでは40%、スイスでは大体75%も就労確率が上がるなんてそういう結果も出ていて、実際にこれを使ってアメリカでは、こういったAIによる支援というのが始まっていますね。」
国山アナ「既に始まっている、と。効率良く出来るということですか?」
小島氏「そうですね。」
国山アナ「メリットは、どんなメリットがあるんですか?」
小島氏「そうですね。もちろん就労というのは非常に難民の方にとっては大事で、言わば新天地で活動が出来る、活躍が出来ることが非常に大事だと思う。それにそれだけではなくて、避難先とか、避難を支援している難民支援団体にとっても、こういった支援というのは非常にコストがかかりますから、それが自立して頂くということは、次の方を送るためにも大事になってくると思いますね。」
国山アナ「隣国を取材してみましても、ウクライナの避難民の方々というのは、圧倒的に女性が多いと思うんですね。そういった意味でも就労する難しさというのは、どう考えますか?」
小島氏「おっしゃる通りだと思います。特にこちらAIのもう1個やってることとしては、今おっしゃったようなこの人が男性か?女性か?とか、家族連れかどうか?とか、そういった色々な事情というのを、うまく加味しなければいけないんですけども、そこをやるのは人手では非常に難しいので、コンピューターの力を借りる。そういうことも入ってくるかなと思いますね。」
国山アナ「AIを使って効率的に行っていくということです。」
TBS:News23

ロシア ウクライナ侵攻から2カ月 戦勝記念日5月9日迫る

大越アナ「今日、防衛研の兵藤さんが、ロシアとウクライナの戦争が長期化する可能性が大きい、という話がありましたけれども、長期化するというのは、その分犠牲者と言うんでしょうか、戦争被害者も増える。その分、人道的な手当が必要になってきますよね。国連のグテーレス事務総長、日本時間の今日、あるいは未明にかけてウクライナのゼレンスキー大統領と会談することになっています。そうした人道的な措置で面目を施したいところだと思います。」
テレビ朝日:報道ステーション

国際

ツイッター 1-3月期決算 市場予想を下回る

佐々木アナ「ツイッターの決算ですが、やはり買収もありまして、いつにも増して注目されましたが、変革の時をこのツイッターも迎えているようですよね。イーロンマスク氏なんですが、“全ての個人を認証したい”と語っていまして、ユーザーの個人確認の強化を打ち出すかもしれません。こちら久我さんもツイッターとしては、注目してるということなんですね。」
久我尚子氏(ニッセイ基礎研究所 上席研究員)「この点が特に日本人のユーザーに一番影響がありそうだ、と見ています。というのは、諸外国と比べて、日本人のツイッターユーザーでは匿名利用が多いんですね。」
佐々木アナ「こちら確認していきましょうか。少し古いデータではあるんですけれども、ツイッターを匿名で使っている割合のデータです。日本は実名か?匿名か?で見ると、匿名の使用率は75%の一方で、アメリカですとかイギリス、韓国などを見ると、匿名よりも実名の方が多いという、たしかに特徴的ですね。」
久我氏「そうですね。少し前のデータではあるんですけれども、実名公開に対する抵抗感というのは国民性が表れると思いますので、現在でもそんなに大きく傾向は変わらないと思っています。特に日本の若者というのは、趣味ですとかグループによって匿名のアカウントを複数使い分けてコミュニケーションをしているという状況もあるので、匿名性が担保されにくいとなると、若者のオンライン上のコミュニケーションのあり方にも大きな影響を与えると思います。ですので、他のSNSへ若者が流れ出すとか、あるいは新しいサービスが出てくると、そこに流れて行くという可能性もあるかと思います。」
佐々木アナ「日本でのツイッターのあり方に影響があるかもということなんですが、匿名の捉え方というのも、日本の先程国民性というのもありました。影響があるんですか?」
久我氏「そうですね。匿名性の考え方なんですけれども、もしかしたらイーロンマスクの“言論の自由を守る“という発言に、あまりピンと来てない日本人が多いかもしれないと思っているのですが、それに関しては日本と諸外国の考え方の違いがあると思うんですね。自由と責任の考え方の違いということなんですけれども、日本人は何を言ってもいいのが自由と思っていて、なので匿名性が必要になってくる、とかいうような考え方ですけれども、諸外国では自由と責任がセットであって、実名だからこそ発言に意味があるし、実名で何でも言えることこそが自由、という考え方だと思うんです。ですので、日本人は規制の緩和ということよりも、本人認証を気にする方というのが多いのではないでしょうか。」
佐々木アナ「そこがどうなるか?ですね。」
テレビ東京:WBS

新型コロナ

“マスク外してよい場面”とは?

小川アナ「マスク着用の議論について、どういう風にご覧なりますか?」
小島氏「基本的にはこういったメリハリを持った着用の議論というのは、いい方向だというように思いました。ただ一点気をつけるべきこととしては、あんまりこのルールを細かく規定し過ぎると、利用者が混乱したりとか、今後状況が変わった時に対応しにくくなるので、そういった点は気をつけつつ議論を進めるべきかなと思いますね。」
小川アナ「コロナ禍も3年目に入っていますから、人によって、このくらいだったら大丈夫かな?という感覚も違っていそうですよね。」
小島氏「そうですね。」
小川アナ「利用者の混乱がないように、というところがあると思います。」
TBS:News23

<調査報道23時>新型コロナ協力金 マネーゲーム化の実態

小川アナ「東京都は多重申請があった場合、協力金の返還を求めていくとしています。そして、都への協力金の申請の内、1万5000件が条件を満たさないものだったということなんですが、この協力金の制度のあり方については、どのようにお感じになりますか?」
小島氏「今回の話は制度の柔軟さというのを、逆手に取った行為だなと言えると思います。改善策、難しいですけれども、しばしばこういったことがわかるのというのは、内部で声を上げてもらうからわかるということが多いかと思うんですね。なので、今後制度を作り込んでいくにあたっては、内部の方が安心して声を上げられるような仕組みというのを確保していく、というのが大事かなという風に思いますね。」
小川アナ「申請する側のスタッフなどが、これ申請するべきじゃないんじゃないの?と思った時に、通報出来るようなシステムということですか?」
小林市「はい、おっしゃる通りですね。」
小川アナ「なるほど。」
TBS:News23

円安

東京外国為替市場 円相場 1ドル130円台に突入

崔真淑氏(エコノミスト)
・「金利差だけではない」複合的な要因
・「低金利維持」世界に発信 さらなる円安も
・輸出企業の円安メリット 近年は限定的

内田アナ「私達の暮らしにも大きく影響してくる円安の進行。今後も注視していきたいと思います。」
フジテレビ:FNN Live News α

止まらない円安 追い風となるのは?

佐々木アナ「海外旅行に復活の兆しが見えているようですけれども、ただVTRにありましたように円安はそれに冷や水を差すかもしれません。円安、海外旅行に行く時には、負担が増えるというのがわかりますね。」
久我氏「そうですね。日本人が海外に行くときは、かなり負担ですよね。ただ、追い風となる分野もありますよね。インバウンド業界にとっては、これまでの機会損失を取り戻すチャンスとも言えます。例えば、アメリカン人観光客が日本で10000円のお寿司を食べる場合、1ドル110円の時はおよそ90ドルですけれども、1ドル130円になると、76ドルとなって負担が減る訳です。ですので、日本への旅行が安くてお得、魅力的な状況になる訳です。」
佐々木アナ「ただ、今は日本に来る外国人は、ほぼ0です。こちらご覧頂きましょうか。外国人観光客の推移なんですけれども、政府がインバウンド政策を強化してきたことから、コロナ前まで右肩上がりで増えていたんですが、水際対策を強化した結果、今はほとんどいないということで、これ残念ですね。」
久我氏「そうですね。消費額で見ても、ピーク時の2019年というのは、およそ5兆円に上る勢いでしたが、今はほとんどないという状況なんですよね。コロナ禍で既に旅行の制限を大幅に緩和している国も増えている中で、日本は今鎖国状態な訳ですけれども、やはり引き続き十分な感染対策、そして追加接種を迅速に進めるという必要はありますけども、入国制限の見直しですとか、円安で稼ぐ力をきちんと活かせるような環境整備もそろそろ必要ではないでしょうか。」
佐々木アナ「そうですね、はい。」
テレビ東京:WBS

その他

山梨県道志村 山中で人骨の一部&行方不明女児の運動靴発見

有働アナ「今日になって靴が見つかった、ということなんですけども。」
廣瀬氏「僕も子供がいるので、母親の気持ちを思うと、何とコメントしていいのかわからないんですけども、靴を手掛かりとして、とにかく早く見つかってほしいなと思います。」
日本テレビ:Newszero

北海道知床半島沖 知床遊覧船「KAZU Ⅰ」遭難事故

大越アナ「今日の取材でいくつかの新事実と思われることが明らかになりました。その一つが壊れたアンテナの問題です。関係者はこの1月か2月には壊れていたという風に話していましたけれども、一方桂田社長は昨日の会見では、当日の朝、故障に気付いた、と話していました。認識の齟齬があったのでしょうか?また、社長は業者に修理を頼んだことは明らかにしていましたけれども、今日我々が話を聞いた業者は、取引がないので、電話で連絡はあったけれども、お断りをしたという風に話をしていました。いずれにしても、通信手段という命綱が十分機能しないまま、船は海に出たことになります。」
テレビ朝日:報道ステーション

各地 大型連休へ

青木アナ「そして、気になる情報も入ってきています。今日、国内で新たな変異ウイルスの確認が明らかになりました。厚生労働省によりますと、仙台市の患者からオミクロン株のBA.1とBA.2が組み合わさった海外でも確認されていないタイプの変異ウイルスが確認された、ということです。」
田中アナ「国立感染症研究所は、現時点で感染の広がりは確認されていない、としているんですね。そして、従来のオミクロン株より病原性や感染力が強いのかどうか?はわかっていない、ということなんです。ただ、明日からの大型連休、これまでより多くの人が移動することになるだけに、感染状況にも注意しながら、休みを楽しむ必要がありそうです。」
NHK:ニュースウオッチ9

東京原宿 ラフォーレ原宿「愛と狂気のマーケット」オープン

山崎亮氏(コミュニティデザイナー)
・「いまだけ、ここだけ、ひとつだけ」
・作家・作品とリアルの場で出会う価値
・アートとの“出会い方” 初期設定が大切

内田アナ「作品に込められた思いを直接伺うことで、その価値が自分の中で何倍にも大きくなるように思います。どこで買った、誰とどんなことを話したかなど、それらを含めての自分にとっての価値なのだ、と思います。そんな出会いへの期待が、これから原宿で膨らみます。」
フジテレビ:FNN Live News α

<白熱!ランキング>サービスエリアの珍グルメ

佐々木アナ「色んなものがありましたけど、食べたいものありましたか?」
角谷アナ「フルーツあんみつ大福、美味しそうでしたね。」
佐々木アナ「禁断の甘さですかね。私ゴリエもんもいいなと思いましたけど、あれを食べに行こう、と旅の目的になりそうですね、サービスエリア。」
久我氏「サービスエリアを巡るツアーなんかも楽しそうなんでですよね。」
佐々木アナ「そうですよね。出てきそうですね。」
テレビ東京:WBS

止まらない物価上昇 消費の何を減らす?

佐々木アナ「日銀の金融政策決定会合がありましたけれども、2022年度の物価見通しも発表しておりまして、そこで1.9%に大幅に引き上げたんですよね。要は上がっていく物価に関してなんですけども、懸念は広がりますよね。どうご覧になりますか?」
久我氏「そうですね。私は改めて2人以上世帯の消費支出の内訳を見ていきたいんですけれども、右側の食料や光熱費、家賃など生活に必須な消費というのが約半分を占めていて、残り半分は旅行とか外食とか、趣味・嗜好性の高い消費が約半分を占めている訳ですけれども、今物価が上がっているというのは、右側の生活に必須な部分で、食料とか電気代とか、ガソリン代とかが上昇している訳ですけれども、ここは生活に必須な部分ですので、減らす訳にはいかない。そうなると、全体の収入が増えない中では左側の趣味・娯楽などを減らさないといけない訳ですけれども。」
佐々木アナ「ここを削っていくというと、やはり消費の部分というのに影響出てきますよね。娯楽というサービス、というところですよね。」
久我氏「そうですよね。やっぱり物価高が進む中では、旅行やファッションとか、車や家電などの選択的な、趣味的な消費というところは、より格安なものであったり、サブスクとかシェアなど割安で利用出来るようなサービスの需要がますます高まるのではないでしょうか。」
佐々木アナ「行動制限が終わりまして、これからよく言いましたよね、リベンジ消費だ、ということもありましたけれども、こういった状況でこの部分(趣味・娯楽)を削らなければいけないとなると、そこが期待出来なくなってしまいますよね。」
久我氏「家計収支を冷静に見ると、まだ貯蓄はあるんですけども、消費者心理には水を差しかねないですね。」
佐々木アナ「そうですね。心配ですね。」
テレビ東京:WBS

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