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2022/1/21 日米首脳会談 経済版「2プラス2」新設へ

2022/1/21 夜のニュース比較、文字起こし

新型コロナ

テレビ朝日:報道ステーション
【13都県「まん延防止等重点措置」適用初日】 

徳永アナ「私達の生活に非常に大きく関わることですから、やはりどんな風に発信してくれるのかということも含めて大事なところですよね。」
梶原みずほ氏(朝日新聞 編集委員)「そうですね。今回は情報発信の仕方というのが非常に混乱を招いていると思うんですね。それに加えて、国と専門家の考え方の違いですとか、専門家の間でも意見が違う。そして、国と自治体も考えが違ったりしていて、コロナに我々が向き合って2年経つ訳ですけれども、これほど各方面で意見とか考え方の違いというのが表面化するというのは初めてなんじゃないかと思うんですね。これはオミクロン株ということもあるんでしょうけど、我々国民からすると、何を基準にして、行動を判断すればいいのかというのが非常にわかりにくい状況に置かれていると思うんですね。だからこそ、感染の急拡大に合わせて、目まぐるしく変わる状況に応じて、タイムリーな情報の更新と、そしてわかりやすい情報発信というのが必要になってくると思います。」

NHK:ニュースウオッチ9
【新型コロナ感染拡大 公共交通機関&保育の現場 対策強化進む】

和久田アナ「第5波までとは違う感染の広がり方に対応しようと、このように様々な業種で備えが進められています。私達も事前に近くで検査出来るところを調べておいたりと、感染を広げないための行動がいざという時すぐに取れるように備えておくことが必要ですね。」
田中アナ「はい、本当大事な点ですよね。驚くような感染者の数字や子どもへの感染の広がりで不安に感じている方も多いと思います。外国の例を見ますと、このオミクロン株なんですが、急激に増えるんですが、対策さえきちんと取れば、急速に減少に転じるという情報も伝わっています。正しく恐れて、基本的な対策を講じることに専念しましょう。」

TBS:News23
【“PCR検査受けられない“原因は?】

小川アナ「(「まん延防止」が適用された飲食店店主お二人の話を聞いて)何度も苦境に立たされた業界が、また苦境に立たされるということになる。なぜ今このタイミングで、この措置が必要なのか?その説明の言葉も根拠も、そしてサポートも十分に示された、とは言えないのでは?そんな風にお二人の言葉を聞いていると感じてしまいます。」

NHK:ニュースウオッチ9
【中国「ゼロコロナ」政策で厳戒態勢】

和久田アナ「人権問題への懸念を示す国々と中国との溝は深まっているようにも見えますが、北京に集まるアスリート達には影響のないようにしてもらいたいと思います。」
田中アナ「本来なら中国にとって晴れやかに迎えたいオリンピックと旧正月なんですが、当初の計算は少し狂い始めているようにも感じます。コロナの感染拡大の初動で速やかに透明性の高い対応を取っていれば、今の景色は全く異なるものとなっていたかもしれません。」

国際

フジテレビ:FNN Live News α
【日米首脳会談 経済版「2プラス2」新設へ】

内田アナ「日米首脳によるオンライン会談ですが、どうご覧になりますか?」
風間晋氏(解説委員)「出来るだけ早い訪米、そして対面での首脳会談を望んでいた岸田総理ですから、まあ致し方ないというところもあるでしょう。このタイミングとなったのも、バイデン大統領のこだわりの政策が2日前に議会で頓挫したからです。バイデン大統領は11月の中間選挙に向けて早急に戦略の練り直しが必要です。そんな中でも岸田総理と会談したのは、待たせて悪かったという気配りと、一緒に取り組もう、頼りにしてるぞ、そういう趣旨です。特に対中国では日米同盟の強化、そして経済安保での協力も重要で、この春にもとされる日本での対面のQUAD首脳会議は岸田外交のハイライトにもなります。海外の首脳に広島、長崎の訪問を呼び掛けた日米共同声明はその布石でもあり、広島出身の岸田総理へのバイデン流アプローチとも言えます。」
内田アナ「対面での日米首脳会談はQUAD首脳会談に併せて行われる見通しであるとのことです。」

テレビ朝日:報道ステーション
【日米首脳会談 オンラインで開催】

富川アナ「どこに注目されてますか?」
梶原氏「やはり経済版の2プラス2ですね。これまでも安全保障の外務・防衛の2プラス2という枠組みありましたけれども、これは経済版の2プラス2というのは、いわゆる経済安全保障、これが今まで以上に重要になってきているからということだと思います。その理由は、1つはトランプ大統領の時にTPPをアメリカが離脱しました。中間選挙などを控えていることを考えると、バイデン政権でTPPに復帰するということは考えづらいという事情を踏まえつつ、でもアメリカの影響力というのを低下させたくないというのはあると思います。もう一つは、中国を念頭に民主的、そして透明性のある、そして秩序のある貿易のルールというものを、きちんと日米で協力して担保するということが非常に重要になっています。特に先端技術、そしてサプライチェーンですね。そして、インド・太平洋におけるインフラ投資、こういったところで日米しっかり協力することが重要だと思います。」

 NHK:ニュースウオッチ9
【米ロ外相会談 ウクライナ情勢めぐり米国が書面で回答へ】

田中アナ「ウクライナをめぐる米ロの緊張はバイデン大統領を突き動かしたという点では、これまでのところはプーチン大統領のペースで推移しているようにも見えます。アメリカは安易な譲歩をせずに、力による現状変更は絶対に認めないという原則を貫く事が出来るのか?同盟国日本にとっても、ウクライナの問題は他人事ではありません。」

【トンガ沖海底火山大規模噴火 海底火山周辺は非常に活発な活動】

和久田アナ「今回の噴火では大量に噴き上げられた火山灰が世界の気候に与える影響についても懸念されています。専門家は火山灰が直ちに日本に影響する可能性は低いとしていますが、まだわからないことも多いため、引き続き中長期的に見ていく必要がありそうです。」

テレビ東京:WBS
【ネットフリックス 好決算も競争力激化で会員数伸び鈍化】

佐々木アナ「ネットフリックスなんですけれど、アメリカの決算シーズンでして、好決算だったにも関わらず、有料会員数の伸びが予想を下回ったことで大幅安となってるんですよね。」
田中道昭氏(立教大学ビジネススクール 教授)「そうですね、ネットフリックスの状況を動画配信事業の3大要因でちょっと読み解いていきたいと思うんですけど、こちらをご覧ください。まずコンテンツですね。こちらは顧客獲得維持のカギ。それからテクノロジーというのは、やはりパーソナライズ、リコメンデーションのカギですよね。そして、やはり重要なのは有料会員数をグローバルでどれくらい持ってるのか?ということで、こちらがコンテンツとテクノロジーを支えるカギになっているということですけども。」
佐々木アナ「ここが投資への源泉になっているということですよね。」
田中氏「今回話題になってしまったのは、有料会員数というところで、コロナ特需が一服している、競争が激化している、値上げ等により新規契約が伸び悩みということで、やはり株価が大幅に下がってしまったということですね。」
佐々木アナ「とは言いましても、ネットフリックスはイカゲーム始めコンテンツ力はもう素晴らしいものがありますから、動画配信ではまだまだ揺らがない地位がありますよね。」
田中氏「そうですね、コンテンツが最大のポイントでしょうね。そういう意味では、今週マイクロソフトのゲーム会社の買収が話題になりましたけれども、ゲーム業界でもこちら3大ポイントになってるんですね。例えば、マイクロソフトの買収の狙いとしても、やっぱり3大要因の向上というところがありますし、やはりネットフリックスが動画配信で強いように、ゲーム業界でもサブスクのビジネスモデルに変わってくると、やはりコンテンツのオリジナル制作力というのがカギになってきますよね。」
佐々木アナ「そうですか。それを含めてマイクロソフトというのは動いた、ということも含めると、なかなか厳しい競争が激しくなってくる訳ですね、この分野は。」
田中氏「両方の業界にとってコンテンツ力というのがカギになるということでしょね。」

その他

フジテレビ:FNN Live News α
【完全個室型 フィットネス&サウナの狙い】 

石倉秀明氏(キャスター取締役 CRO)
・既存アセット有効活用で抑えられる設備投資
・「ホワイト社会の到来」“清潔“で選択
・伸びる需要へ“感染リスク“クリアでアピール

内田アナ「今、多くのサービス業が感染拡大の影響を受けています。人との接触を少しでも減らす工夫で不安感を取り除き、再び利用者を増やすことも出来るのかもしれません。」

テレビ東京:WBS
【コロナ禍で加速⁉︎生き残りかけ「業態転換」】

佐々木アナ「業態転換というのは、自分の強みをどう他に活かせないか?を考えることなのかもしれませんね。」
田中アナ「そうですね。最初に出てきた会社ですけれども、事業の売却や貸し会議室への転換というのも検討はしたそうなんですが、元々運営しているフィットネスのノウハウを活かしたい、ということでしたね。じっと待っていてもどうにもならないということで、フィットネス、サウナへの業態転換決めたそうなんですけれど、止むを得ない決断だったと言うことですが、今社内のモチベーションは上がっていると話していました。」 

【アマゾンドットコム 衣料品実店舗「アマゾン・スタイル」2022年中に開業へ】
フジテレビ:FNN Live News α 

渡辺広明氏(マーケティングアナリスト)
・成長頭打ちか 10年後EC化率30%程度も
・“リアル小売り“でも目指すナンバー1
・強みは“品揃え“と“ピッキングノウハウ“

内田アナ「そういう風に考えてみますと、サイズ違いや色違いをいくつか試してみたい時に、お店の方の手を煩わせることに躊躇う方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。今回の試みはそんな思いに対する答えの一つになっているのかもしれません。」

テレビ東京:WBS

佐々木アナ「Amazonがアパレルの実店舗をオープンするということで、これは小売業界にとっては大きなニュースだそうですね。」
田中氏「そうですね。Amazonのリアル書店であるAmazonブックスが2015年の11月でしたんで6年2カ月、ようやくアパレルに進出ということで、ポイントを3つにまとめさせて頂きました。」
佐々木アナ「まず1つ目というのはこちら、オンラインとオフラインを掛けた。」
田中氏「そうですね、今回ショッピングアプリとかタッチパネルのデジタル化試着室が特徴になっているようですけれども、お店で見つけたものをオンラインで購入、あるいはオンラインで購入したものをお店でピックアップすることが出来るということで、まさにオンラインとオフラインが完全に融合してますよね。」
佐々木アナ「そうですよね。そして2つ目は?と言うと。」
田中氏「“新たな顧客体験“の場ということで、単なるお店が売り場からデジタル試着室で色んなことが体験出来る。先程もありましたけども、色を変えたり、その場でね、オンラインで購入出来たりが出来るということですね。」
佐々木アナ「そうですよね。ただこういったネットですと、膨大な量の商品を置けますけれども、実店舗というと置ける量は限られてるじゃないですか。どういう風にやるんでしょう?」
田中氏「そこがまさにAmazonの強みだと思いますけど、Amazonは膨大な顧客の購買データ持ってますよね。それを基にどういった商品をリアル店舗に置いたらいいのかというところは、普通のアパレルの会社よりもよくわかっている。そこに加えて、今回のプレスリリースではパーソナライズ化を強調してまして、そういう意味ではビックデータ×AIで各個人に合ったファッションをリコメンドしてくるということで、まさにここがAmazonの一番の強みの発揮されるところですよね。」
佐々木アナ「データと個人の好みなんかをそれぞれ分析して提案してくれるということですね。」
田中氏「そうですね、リコメネーションしてくれるということですね。」
佐々木アナ「これは小売業界にとっては脅威ですね。」

テレビ東京:WBS
【新潟県の部品メーカー 家電市場に新規参入なぜ?】

佐々木アナ「部品メーカーがなぜ家電?という話になるんですけれども、例えばこういったスリムクリーナーのようなものというのは、もはや大手は作らないんだそうですね。日本人が使い勝手がいいようにデザインをしたということですけれども、どのようにご覧なりましたか?」
田中氏「そうですね。やはり新興企業が大手家電メーカーに勝つためには戦略が必要ですよね。まずちょっとこちらをご覧頂きたいと思うんですけれども、大手家電メーカーというのは、縦軸:低コスト、横軸:差別化、両方に優れてますよね。じゃあ、これに打ち勝つためには更に色んなことをしていかなきゃいけない訳ですけども、今回のSANKAですけど、低コストのところでは過剰な機能を取り除き減らす、差別化というところでは新たな技術に加えて、まさに日本人が好むシンプルなデザイン性で差別化しようということで、実はこの低コスト化と差別化を同時に実現する戦略のところ、右上にSANKAが来てほしいところですけども、ブルーオーシャン戦略の一つなんですね。」
佐々木アナ「ただどうでしょうか、家電市場で本当に戦っていけるのかどうか?ライバルはいますよね。」
田中氏「そうですね。やはり大手家電メーカー以上に部品として、消費者のニーズを把握する必要がありますし、それ以上にそれを踏まえて商品開発力ということで、商品の開発力にはかなり自信を持ってらっしゃるようなんで、そこでぜひ勝負して頂きたいところですよね。」
佐々木アナ「消費者の嗜好というのもまた変わってきまして、例えば若い世代などは結構シンプルなものを求めるとか、そういったこともありますよね。」
田中氏「そうですね。Z世代の方々なんかはシンプルでミニマル、最低限の機能というのを好まれるようなんで、若い日本人に普及出来るような商品になってほしいなと思いますね。」

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