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2022/4/5 国連安保理 公開会合 ウクライナ ゼレンスキー大統領ビデオ演説

2022/4/5 夜のニュース比較、文字起こし

ウクライナ情勢

NHK:ニュースウオッチ9
【ウクライナ キーウ近郊 ロシアが市民大量虐殺か 欧米各国が新たな制裁へ】

田中アナ「キーウの近郊で400人を超す遺体が見つかったことについて、ウクライナの内務省の高官はNHKの取材に対して、判明した被害は氷山の一角に過ぎない、とこう述べているんですね。虐殺だとして、ロシアの責任を追及する考えなんです。真相の究明、そして責任者の処罰が必要です。」

テレビ東京:WBS
【ウクライナ ブチャ 民間人集団虐殺 関与疑いのロシア兵名簿公開】

大江アナ「停戦交渉の行方、また相当険しくなってきましたね。」
滝田洋一氏(解説キャスター)「はい。今回の虐殺行為で欧米側の姿勢、完全に硬化してるし、ロシアの体制とともに天を戴かずという感じになっていると思いますね。」
大江アナ「そうですね。」

【ロシア 強まるデフォルト懸念 米国が国債利払い認めず】

大江アナ「息の根を止めにかかっている、という言葉もありましたけれども、アメリカがアメリカの銀行に対してロシア国債のドルでの元利払いを、そういう業務をしないように求めたということ。そうすると、ロシアは元利を払えないということに?」
滝田氏「そうですね。元本や利息を払えないようにするというのは狙いなんですけど、それは他ならぬデフォルト、債務不履行をアメリカは狙ってる訳ですよね。既にアメリカ当局に保有しているロシアのドル建の外貨準備凍結している訳ですけども、今度は民間のアメリカの銀行に保有している分も凍結するという訳ですから、ロシアとしてはもう打つ手がなくなるということ、まさにそこを狙ってる訳です。」
大江アナ「このロシアをデフォルトに追い込むと、その先はどうなるんですか?」
滝田氏「デフォルトに追い込まれたロシアは多くの国との貿易や金融の取引が本当に難しくなる訳ですよね。そうなると、海外からロシアへの生活必需品が入って来なくなるじゃないですか。ハイパーインフレが起こる訳ですよね。そうして、ロシアの経済事実上破綻させる訳です。ここにTO ROSSIA WITHOUT LOVEと書いてありますけど、まさに金融を手段にした事実上の戦闘行為にアメリカは入ったと見ていいんじゃないでしょうか。」
大江アナ「もうここまでされてしまったら、この先ロシアに何か打つ手というのはあります?」
滝田氏「敢えて言えば、ロシアが持っている外貨準備の金ですね。ゴールドを売却するなどしてお金を作ることも考えられるんですけども、売却した後でどうせドルを使わなきゃいけないという風になると、やっぱり身動き取れない訳ですよね。やっぱりアメリカ相当本気になっているという風に見ていいと思います。」
大江アナ「この経済制裁は本当に息の根を止めかねない、と。」
滝田氏「やっぱりウクライナの虐殺ということが、相当にアメリカやヨーロッパの世論を硬化させて、政策に影響を与えてると見ていいんじゃないでしょうか。」
大江アナ「そうですね。」

日本テレビ:Newszero
【ウクライナ ゼレンスキー大統領 国連安保理で初演説へ】

有働アナ「こうしてフェイクだと主張する、される映像が出てくる訳ですが、どう見てらっしゃいますか?」
落合陽一氏(筑波大学 准教授)「これがフェイクなのか?もしくは確証が持てるものなのか?って、実際に実証出来る事って何もないかなと思うんですね。ある程度たぶん虐殺みたいなことあったとは思うんですけど、ゼレンスキー大統領が国民に戦いを呼びかけている中で、今発見されてるご遺体が完全に非戦闘員だったか?というのは、わからない点もあるとは思います。その上でロシアに責任があることは明らかなんですが、100報じられて正しそうなことの中に1個か2個フェイクがあるかもな、という気持ちで見ることが大切なんじゃないかなあと見ています。」
有働アナ「どちら側の情報も100%鵜呑みにしない、という。」
落合氏「戦争してる訳ですから、お互いに。」
有働アナ「なるほど。」

TBS:News23
【ロシア ウクライナに軍事侵攻 祖国追われた子どもたち】

小川アナ「子どもたちの夢が現実になる日が一日でも早く来るようにと強く願いますが、VTRにはデイケアセンターや託児所の様子などもありました。手厚い支援というのが伝わってきましたけれども、支援する側の皆さんは、どんな思いでウクライナ市民の方々に向き合っていらっしゃるんでしょうか?」
国山アナ「1つには痛みがわかるということだと思うんですよね。物資を集めたボランティアの男性も両親がいない施設で育った、だから子ども達の痛みがわかるんだ、と話していました。そして、ルーマニアという国も共産主義の時代がありました。多くの国民が、その当時の寒さ、困難、貧しさというのをわかっています。ですから、例えばニュース映像に出てくる建物、人々の姿を見た時に他人事には思えない、身近に感じるんだ。だから一人一人が出来る支援を考えている。そして、国もそこにバックアップをしている、ということを取材を通して感じましたね。それはここモルドバでも言えると思います。」
小川アナ「今ルーマニアでの取材を終えて、モルドバにいますけれども、そちらではどんな様子が見られますか?」
国山アナ「私が今いるのがモルドバの首都キシニョフのキシニョフ駅、まさにメインの駅になるんですけども、今全然人がいません。そして、この駅からはロシアに行くことが出来ます。モスクワをはじめ、その他の都市に行くことが出来るんですが、ご覧ください。列車の掲示板なんですが、キシニョフ、ここからモスクワまでの列車は動いていません。唯一動いているのは、ここからルーマニアのブカレストに行く列車、17:20です。先程出発したものと思われますけども、その他の列車というのは動いてないんですね。これは戦争の影響で列車がストップしてしまってるということです。ご覧のように、ほとんど人はいません。この駅の中も暗いのが見てわかると思います。この中を歩いてみましても、音楽はかかっていますけども、ほとんど人がいない。そして、ここのチケット売り場もブカレストに行くためのチケット売り場、ここが唯一オープンしているだけです。少し前は、ここに人の列がありましたが、今はもう人の姿はありません。で、ここモルドバにはウクライナからの避難民のおよそ1割が避難してきていると言われています。そして、このモルドバという国自体も決して豊かな国とは言えない経済状況。その中で、それだけの避難民を受け入れている訳ですよね。多くの子どもの姿もあります。戦争が続けば続くほど、その人達の数というのは増えていく訳です。経済状況も逼迫していきます。明日以降も。ここモルドバで取材を続けていきます。」

テレビ朝日:報道ステーション
【政府専用機でウクライナ避難民20人来日 避難民400人超に】

大越アナ「カプセルホテルでの不自由な日々が続いたにも関わらず、ミサイルが飛んで来ないことが大事なんです、という今の言葉。安全というものを当たり前のように思ってきた自分にハッと気付かされるような思いがしました。こうした人達に正確な支援の情報が漏れなく行き届くように体制づくりをしっかりと進める必要がありそうです。」

フジテレビ:FNN Live News α
【ウクライナ ゼレンスキー大統領 国連安保理で初演説】

三田アナ「ゼレンスキー大統領の安保理での演説、ここに至るまでに時間がかかりましたね。」
風間晋氏(解説委員)「ロシアの軍事侵攻前から安保理の機能不全は目を覆いたくなるようなものでした。侵略が始まってから40日になろうとするタイミングで、初めてゼレンスキー大統領が演説するのは、キーウ近郊での民間人の虐殺、その衝撃と重大性を国連、そして安保理として見過ごすことは出来ないからです。もう一つ指摘しておきたいのは、今月の安保理議長国がイギリスで、そのイニシアティブがあって大統領の演説が実現するという点です。2月の議長国はロシア、3月はロシア非難決議案に棄権したUAEでした。ちなみに、来月にはアメリカに順番が回ってきます。」
三田アナ「議長国がイギリス、アメリカと続くこの2ヶ月で何か期待出来るんでしょうか?」
風間氏「ロシアの拒否権を覆すことは出来ませんが、プーチンの戦争の非人道的な暴挙を世界に強調することで、ウクライナ支援を強化し、制裁に参加する国を増やし、ロシアを孤立させ、窮地に追い込もうとするでしょう。とりわけ中国と非常任理事国でもあるインドを居心地悪くさせることでロシアと距離を取らせ、支援を控えるよう仕向ける。戦争の長期化が懸念される今は、それが最優先で、戦争犯罪の追及は時間のかかる地道な取組みになります。」
三田アナ「そうなんですね。国連が役割を果たせるかどうか?そこには国連そのものの改革も問われます。」

NHK:ニュースウオッチ9
【ウクライナ 日本への避難民400人超え 急がれる支援】

山内アナ「ふるさとから遠く離れた日本での避難生活。もちろんストレスや様々な負担もありますよね。」
青木アナ「そうですよね。言葉も文化も違う。そして長期に及ぶことも予想される。それだけに日本でもきめ細かい支援が必要になりますよね。」
田中アナ「本当そうですよね。合わせて、こちらなんですけど、今日到着しました20人を含みます避難民に政府が検討中の支援策の方針なんです。」
青木アナ「生活費や医療費の支給。日本語教育や職業訓練。それにこどもの教育などにかかる費用が盛り込まれる、と。」
田中アナ「ということなんですね。避難民の方達への支援にあたっては、国、自治体、そして私達一人一人が我ごととして取り組むことが重要になってきますよね。今回政府が専用機を使って20人の方を迎え入れたことで、ウクライナ支援にこれまで以上に真剣に取り組む意志を明確に示しました。人道支援とその先にある復興。この2つが日本が貢献出来る部分です。身のある支援となるよう現地の情勢に合わせて対応していくことが必要です。」

日本テレビ:Newszero
【<#つながるニュース>“回して”ウクライナ支援】

落合氏「青と黄色のカプセル、よく見つけてきたなあと思いましたが、デジタルのガチャでもこういう動きがあったら、もっと進むんじゃないなあと思ってます。」

新型コロナ

テレビ東京:WBS
【中国上海 ロックダウン延長 ゼロコロナ政策にこだわるワケ】

大江アナ「この上海のロックダウンの延長の影響、日本にも及んできているということなんですが、本当に中国のゼロコロナ政策、うまくいっていないと言うか、もう続けるのが難しいようにも見えるんですが、どうなんでしょう?」
滝田氏「それでもなかなか軌道修正は難しいという訳あると思うんですよね。1つはやっぱり中国製のワクチンの効き目、有効性の低さが指摘されていることですよね。もう1つはゼロコロナ政策ずっと続けてるんだということで、高齢者への追加のワクチン接種が非常に遅れてしまってるということもあると思うんですよね。要するに、政策、そして政権の無謬性ですね。絶対間違えない、というこだわりがちょっと強過ぎる矛盾が出てると思いますね。」
大江アナ「そうすると軌道修正がなかなか難しくなってくるのかもしれませんが、この右側にはロシア、プーチン大統領がいますよね。このプーチン大統領も無謬性、間違えないことにこだわっているということですか?」
滝田氏「そうですね。ウクライナへの侵攻、にっちもさっちもいかなくなってるんですけれども、やっぱり今軌道修正出来ていない訳ですよね。やっぱり中国とロシアに共通するのは、一種の権威主義、政権間違えないんだ、というところの矛盾。そこが今両国を非常に苦しめてるんじゃないかという感じがします。」

国際

NHK:ニュースウオッチ9
【IPCC 温室効果ガス削減に関する報告書発表】

田中アナ「温室効果ガスを減らしながら、電力の安定供給を図る。これ簡単ではないですよね。そして、今のウクライナ情勢が各国のエネルギー政策にも影響を与えていますよね。」
青木アナ「その点についても聞きました。高村教授は、輸入エネルギーに依存せず、国内で調達することが重要だ。その意味でも再生可能エネルギーの拡大が必要だ、と話していました。エネルギーの安全保障の観点からも再生エネルギーへの本格的な取組みが欠かせないということでした。今回の報告書からは、このままでは社会が維持出来なくなるのでは?という危機感も感じます。11月には国連の気候変動対策の会議、COP27が開かれる予定で、それに向けて議論は活発になりそうです。」

その他

テレビ東京:WBS
【消費コロナ前に戻らず 値上げの春に消費者は…】 

大江アナ「みなさん今、相当知恵を絞っていらっしゃるということだと思うんですが、それくらい工夫が必要なほど燃料、食料価格の上昇というのが家計を圧迫している訳ですよね。では、実際どのくらいの度合いなのか?というのを見ていきましょうか。」
滝田氏「それでは試算してみたいんですけど、穀物・大豆関連・肉類・光熱費の食品・エネルギー指数なんですけれども、それが年間を通じて2020年に比べて25%上昇した場合、そして50%上昇した場合の試算をしてみたいと思います。」
大江アナ「まず2020年の1人あたりの消費支出というのは123万円余りだったんですね。その中で内訳、食品・エネルギー関連の支出は16万3千円だった訳なんですが、その価格が25%上昇したらどうなるか?と言うと、20万4千円に。そして、価格が50%上昇した場合は、24万4千円の支出となる、ということですね。」
滝田氏「はい。それぞれの増加分なんですけれども、25%上昇した場合は4.1万円、50%上昇した場合は8.1万円という風になる訳ですけれども、これ消費税の税率に置き換えてみると、3%増税した場合、そして7%増税した場合と同じだけの重荷となってくる訳なんですね。」
大江アナ「だから、家計の元気が出てこない、ということですか?」
滝田氏「そうですね。政府もこの辺の事情をよくわかってるんですけど、わかってるんだったらやっぱり消費支援、家計の支援の本腰を入れるタイミングだと思いますけどね。」
大江アナ「そうですね。」

フジテレビ:FNN Live News α
【<αism~スポーツビジネス新時代~>“365日の日常”にクラブを「フットボール×音楽」】

石倉秀明氏(キャスター 取締役CRO)
・「ながら聴き」も・・・耳の可処分時間に商機
・普段から選手を感じる より身近な存在に
・普段使いのアプリ活用→利用者が試しやすい

三田アナ「プロスポーツはファンがあってこそ成り立つものであって、これまでにも様々なファンサービスの形がありましたが、こうした今までにない試みは既存のファンはもちろん、新たなファン層へのアプローチにもなるのかもしれませんね。」

テレビ東京:WBS
【<メタバースが変える世界>コスト3割削減も 企業の最前線】 

大江アナ「既に随分ビジネスの世界でメタバース活用されているということがわかった訳なんですが、原田さんは日本企業取材してみて、いかがでした?」
原田アナ「多くの企業がメタバース事業に参入してはいるものの、まだ具体的にどう活用していくのか?は模索中なのかなと感じましたね。大江キャスター、実際にメタバースの世界、体験して、いかがでしたか?」
大江アナ「私は実際ヘッドマウントディスプレイを被ってみて、中に入って、VR酔いと言うんですか、ちょっと酔ってしまったのが気になりましたね。」
原田アナ「ああ、わかります。実は私も慣れていないせいか、多少酔ってしまいましたね。重さもありますね。」
大江アナ「ずっと付けてると、ちょっと首に負担が掛かるような感じもしましたけど、でも今PCとかスマホでもメタバース世界に入ること出来るようになってきていますから、今後メタバースの世界広がっていけばいくほど、そういった動きも拡がるかもしれませんね。」
原田アナ「そうですね。」

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