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2022/3/16 ウクライナ ゼレンスキー大統領 米国連邦議会で演説

2022/3/16 夜のニュース比較、文字起こし

フジテレビ:FNN Live News αは
【宮城県&福島県 震度6強】の報道のみとなりました。

ウクライナ情勢

日本テレビ:Newszero
【ロシア ウクライナに軍事侵攻】

有働アナ「(「反戦」ロシア国営テレビ女性語る)この件、辻さんはどうご覧なりましたか?」
辻愛沙子氏(クリエイティブディレクター)「リスクを覚悟で声を上げた彼女の意思は本当にすごいと思いますし、国を愛する故の行動であるとも思います。と同時に、今回マリーナさんの話を武勇伝で完結させてはいけないなということも思いました。彼女が必死に伝えていたことって、今一人一人がこの惨状に気づいて、声を上げていかなければいけない、ということだと思いますね。なので、彼女のような勇気ある一人に背負わせないためにも、ロシア人の方達だけではなくて、同じく動画を見た私達も自分事として考えなくてはいけないなと私は感じました。」

TBS:News23
【ウクライナ情勢 ロシア軍病院占拠で400人人質に砲撃】

小川アナ「日本の企業にもじわりと影響が出てきていますけれども、この事態どうご覧なりますか?」
坊垣佳奈氏(マクアケ 取締役)「日本では物の価格が上がることに消費者が非常に敏感だという風に言われています。加えて、株価が下がってきてますので、それに合わせて消費意欲というのも低迷して来る、と。そうなると、物が売れなくなってくるということも発生してきて、製造業中心に企業の経営が苦しくなってくるということも出てくるのかなあという風に思っています。ただ、ウクライナの現地の状況を考えますと、日本の影響というのはそこまで大きくはありませんので、やはりこの事態が早く収束していくことは本当に願うばかりだなあと思います。」

テレビ朝日:報道ステーション
【ポーランド ジェシュフ ウクライナ支援の最前線 求められる支援のあり方とは】

小木アナ「そちらポーランドに毎日次々と避難する方々が助けを求めて入って来る訳ですけれども、限界というのはそちらにいて、実感しますか?」
大越アナ「はい、まさに実感をします。私が取材をした国境の街メディカという街のシェルターはバスケットボールのコートが3面入るくらいの大きさの体育館なんですけども、そこに本当に隙間のないほどぎっしりと仮設、簡易ベッドが並べられていました。その様子を見ただけで、一目でここはもう限界に近づいているな、ということを感じました。一方で、ポーランドのボランティアの皆さんは本当に献身的に働いています。私が現場で出会った3人の高校生がいました。この高校生たちは150km離れた街からバスに乗ってやって来て、学校に休みの申請をしてバスに乗ってやって来て、子どもの遊び相手をしていました。12時間そうやって働いて、また夜のバスで150km離れた家に戻るのだ、という風に話をしていました。ただ、そうした非常時の支援体制というのは、どこまで永続的なものなのか?長く続くものなのか?ということについては、どうしても疑問を持たざるを得ません。国際社会が協力をして、組織的な支援体制を組む、スキームを組むということが非常に重要なのではないか?急務なのではないか?という風に感じました。」
小木アナ「はい。そちら大越さんがいるのはUNHCRの支援物資が集まる倉庫だということですけれども、そういったウクライナ国内に送る支援物資が十分足りた状態なのか?それから、ウクライナで戦闘が激化する中で、この送るということに支障が出てこないか?この辺りはどうなんでしょうか?」
大越アナ「小木さんがおっしゃるように送るということに
支障が出てきている。そのことがまさに最大の懸念の一つになってきています。国の中、ウクライナから逃れて来た人への支援と並んで、ウクライナの国内に留まって苦しんでいる人達への支援というものをどう構築していくのか?というのは非常に差し迫った課題になっています。こちらの倉庫は様々な物資、食料が集積されています。そして、ここからトラックで運ばれて、ウクライナ西部の街リビューなどに持って行かれます。そして、そこでトラックを積み替えて、様々な街へと運ばれています。しかし、報じられているように、既にいくつかの街はロシアによって制圧をされています。そして、首都キエフなどもロシアが周囲を取り囲む包囲網を築きつつあります。そのため輸送は極めて困難で危険を伴う作業です。道みちの情報も非常に乏しいという風に言われています。こうした物資が滞れば、すなわちそれは苦しんでいる人達の命の危険へと繋がります。私が取材したUNHCRの高官も、実はそこが非常に悩ましいんだ、という風に話をしていました。」
小木アナ「そうなると、今求められること、必要なことというのは、どういうことでしょうか?」
大越アナ「もちろん一刻も早く停戦することが一番望ましい訳ですけれども、この現場で聞きますと、喫緊の課題というのは、トラックのドライバーが不足をしているということでした。その人手を確保したいという風に話をしていました。そして、UNHCRの高官が私に話したこと。もう一つとても大事なことがあります。それはウクライナへの支援物資、支援の世界中からの支援には感謝をしているし、私達が日本から取材に来たことに対しても感謝をしています。と同時に、忘れないでいてもらいたいことがある。それはこうした人道危機というのは、ウクライナに留まらず中東やアフリカなどで今も現在進行形で起きているということ。そのことを忘れないでほしい、という風に話していました。そのためにも必要なのは資金です。私達一人一人に対して、善意というものを形にして欲しいと話していました。そのことが強く印象に残りました。」

北朝鮮

新型コロナ

テレビ東京:WBS
【岸田首相 18都道府県「まん延防止等重点措置」21日全面解除表明】

佐々木アナ「政府ですけれども、東京、大阪をも含めて、まん延防止等重点措置全面解除するということになりますが、経済再開への期待も広がる一方で、まだ不安もありますね。」
原田亮介氏(解説キャスター)「そうですね。脅威はまだ0ではない。東京では検査した人の3割がまだ陽性者ですから、この陽性率下がらないと安心出来ない。ただ飲食店だけ負担をかけるまん延防止措置というのは、もう因果関係がわからない訳だし、もう早くやめた方がいいと思いますね。」
佐々木アナ「そうした中で、これからただやはり警戒した方がいい、注意した方がいいことはある訳ですね。」
原田氏「何度も言っていることですけど、高齢者や持病のある人は、やっぱり注意深く行動してほしい、と。それから、新しい変異株というのが出てくる可能性があるので、例えばブラジルではデルタ株とオミクロン株の両方の特質を備えているようなデルタクロン株が出たというニュースがあります。」
佐々木アナ「そうなんですね。この辺りというのは、かなり心配がありますから、注意引き続き大事ですね。3つ目が?」
原田氏「3つ目はやっぱりコロナ鎖国と名前を付けられてる。英語でも言われたりするようですけれど、コロナのおかげで日本の対外的な交流というのが非常に閉ざされた。留学生が日本を飛ばして、よその国に行っちゃう、そういう問題。これを出来るだけ早く開放して、人の行き来が出来るように、やっぱりなってほしいですね。」
佐々木アナ「3回目接種も高齢者で7割、全体で3割に達し、アメリカを追い抜きましたのでね。」

その他

テレビ東京:WBS
【春闘 集中回答日 満額回答相次ぐ】

佐々木アナ「もし2%くらい物価上昇すると、日本はしばらく経験していない水準ですから、そうなると賃上げが物価上昇に追い付かなければ、やはり消費者の節約志向は高まるだろう、と。」
原田亮介氏(解説キャスター)「そうですね。ですので、コロナでお金ある程度貯まっている。これをどうやって引き出すか?ということが、景気を回復させる大きなポイントになるんじゃないかな、と。」
佐々木アナ「政策の部分で支えるということですね。」
原田氏「そうですね。」

NHK:ニュースウオッチ9
【原材料価格の高騰 中小企業の賃上げに影響は】

和久田アナ「では、賃上げを実現するにはどうすればいいのか?専門家は“発想の転換が必要だ”と指摘しているんです。これまで企業は原材料コストが上がっても商品をなるべく値上げしないようにコストカットとして賃金を抑えてきました。しかし、これからはコストが上がっても思い切って賃上げをする。賃上げすると、私達の購買欲がアップし、企業が原材料価格の上昇分を商品に上乗せしても消費者に受け入れられやすくなる。すると、企業が潤って回り回って賃上げが出来るようになる。こうした発想の転換が大切だ、と言うんです。」
田中アナ「なるほど。企業には今将来を見据えた対応が求められているのかもしれませんね。」

日本テレビ:Newszero
【東京池袋 車暴走事故 遺族を中傷 捜査へ】

辻氏「私自身も本当に悪質な中傷とかデマに手続きを取っているんですけど、私が情報開示請求したものは今全て権利侵害でまとめられて、投稿者が誰なのか開示される判決が最近出たんですね。匿名で石を投げているつもりでも、罰せられることが実際にあるというのを感じました。なので、周りでも中傷に対して泣き寝入りをするケースが少なくないからこそ、自分でこうやって動くことが誹謗中傷への一つの抑止力になればなと、同じように思っています。」
有働アナ「そうした行動って本当に大事だと思って、SNSの誹謗中傷っていうのって許さないというのを社会全体で意識、こうやって示していくことが本当に大事だと思いますね。」

TBS:News23
【“100円絵本” 人気のワケ】

国山アナ「パパママのニーズは満たしている。もちろんコストカットも大事なんですけれも、それよりもむしろ面白いもの、楽しいものを作りたい、そういう思いも伝わってきました。坊垣さん、この100円の絵本、ヒットしている理由はどこにあると思いますか?」
坊垣氏「ヒット商品を生み出すには、基本的な価値と個性だったり差別化の両立がすごく重要なんですね。で、基本的な価値が、この100円の絵本に当てはめると、おそらく安心出来る、子供が安心して使ってくれる品質なのかな、と。個性の部分が100円という圧倒的な安さになるかと思います。特に重要なのが、この基本的な価値の部分でして、安い絵本でも品質がちゃんと伴っている、その土台があるからこそ、皆さん買ってくださる訳で、これが本当にヒットしているというところに繋がってるという風に思っています。」
国山アナ「この100円絵本のように教育に関する特徴的な商品で、マクアケでも注目しているものはありますか?」
坊垣氏「今、絵本に関するお話が出ましたけれども、大日本印刷が開発した“魔法の虫メガネ“に非常に注目しています。こちら絵本や図鑑にこの虫メガネをかざすと、そのイラストとか写真をAIが認識をして、音声で教えてくれるというツールになっています。これ家だったり、幼稚園だったり、学校にある一般に売っているどんな本にも使えて、しかも子供が調べたものが親のスマホにどんどんデータ化されていくので、子供の興味や関心を常に共有することが出来るという工夫もされています。」
国山アナ「何でもいいんですね。」
小川アナ「親が把握出来るというのも画期的ですけれども、この虫メガネやVTRにあった100円絵本、何か共通点というのはあるんでしょうか?」
坊垣氏「この虫メガネは実は子供のいるエンジニアの親御さんが子供たちのために何か開発したいなあ、ということで、商品開発に至ったという経緯をお聞きしています。実際に100円の絵本もVTRで見させて頂くと、すごく100円で安価に気軽に絵本を手に取ってほしいという思いがすごい詰まっていて、その企業努力って絵本を通して伝わってるんじゃないかな、と思うんですよね。なので、本当に機能性だったり便利さみたいなところに加えて、誰が作っているか?そこに込められたこだわりや背景、ストーリーみたいなことが、実際にものが売れることに繋がってきて、そんな時代になって来てるんじゃないかなあと思っています。」
小川アナ「作り手の強い思いというのは滲んでいくものなんですね。」

テレビ東京:WBS
【自民党&公明党&国民民主党 トリガー条項凍結解除めぐり検討チーム設置へ】

佐々木アナ「たしかに発動されれば、かなり安くなる印象にはなりますけれども、ただトリガー条項発動には課題も多い。バラ色ではない、ということですね。」
原田氏「萩生田大臣もおっしゃっていましたけれど、3つ課題があると思うんですよね。1つは、まず消費者が混乱する可能性がある、と。トリガー条項発動すると、価格が急に大きく下がる訳です。今の内にガソリンを買っておこうとか、下がるのを待って買おうとか、混乱があって、ガソリンスタンドに行列長く出来るんじゃないでしょうかね。」
佐々木アナ「そうですね。価格の変動が大きいと、それだけ混乱してしまうということですね。それから税収減です。もちろんトリガーで税金を取らずに値段を下げるということですから、税収は減る。どのくらいでしょうか?」
原田氏「これ大震災の復興財源だった訳ですけれど、これ国と地方を合わせると1.5兆円超えるんですね。ですから、この規模の穴が開くということは財政にとって痛手ですから、財務省は大反対です。ただし、自民党、公明党、国民民主、ここが賛成すると、法律改正必要なんですけれど、法案が成立するということは十分考えられます。」
佐々木アナ「そして3つ目、公平性ということですが、たしかにそもそもなぜガソリンが対象なのか?というところ。」
原田氏「やはり象徴的でわかりやすい。それと地方、選挙を考えると地方ですね、ここは車社会なんですよね。よく考えてほしいのは、例えば電気自動車メリットないし、それから車使わない人には恩恵行かない。それから電気代とかガス代、これからもっと上がる訳ですね。それから食料品、小麦価格が上がったり、そういったものに比べて、じゃあなぜガソリンなのか?という説明責任が政治には必要だ。参議院選挙を前にバラマキと思われる発言多いんですけれど、いかがなものか?というころもありますね。」

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