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2022/3/8 3月8日は「国際女性デー」 女性登用が企業成長のカギに

2022/3/8 夜のニュース比較、文字起こし

ウクライナ情勢

NHK:ニュースウオッチ9
【ウクライナ情勢 最新情報】

和久田アナ「影響が長期化すればするほど、特にエネルギー分野での経済的な負担、その痛みをどこまで受け入れるのか?耐えられるのか?が問われることになりそうですよね。実際にアメリカはヨーロッパ各国や同盟国とロシア産原油の禁輸措置を検討しているんですが、国ごとに事情は異なる訳なんですね。例えば、天然ガス輸入の55%をロシアに依存しているドイツです。“現時点で他の手段で確保する方法がない”として、当面ロシアからエネルギー調達を続けると声明を出しました。」
田中アナ「今、私達はプーチン大統領の暴挙を前にしています。人々の命を大事にして、自由な価値観を守っていくのか?それとも、エネルギーや経済を重視するのか?複雑で難しい局面に立っています。」

日本テレビ:Newszero
【ロシア ウクライナに軍事侵攻】

有働アナ「いずれにせよ長期化というのが可能性が高く思うんですけども、この後どういう展開になっていくでしょうか?」
落合陽一氏(筑波大学 准教授)「この話は西側とかプーチン側、ロシア側にとっては10日目というような転機ですけれども、ウクライナ側からすれば、2014年からずっと続いている話ではある訳でございまして、たぶんウクライナの方々は腹積りは違うのかなあと僕は思っているし、長期化を覚悟しているという対応に見えます。一方、ロシア国内の方々って10日前から国外と違う情報が与えられてますので、それがどういうズレが生まれて、その影響がどう出てくるのか?というところに今着目して見てます。」
有働アナ「どういうズレが出てくると思われますか?」
落合氏「個人的には、やはり今の起こっている戦闘と東ウクライナで起こっている話がズレが発生してきて、それによって中で運動が高まってくるとは思いますが、ただそれによって打倒政権となるかどうかは全然わからない。」

フジテレビ:FNN Live News α
【ウクライナ「人道回廊」避難始まる】

三田アナ「ウクライナのゼレンスキー大統領はSNSで、私は大統領府にいる、と投稿して、ロシアに屈しない姿勢を示しましたが、どう見ていますか?」
風間晋氏(解説委員)「この大統領府の窓から見たキエフの様子で始まる大統領の自撮り画像には驚きました。暗殺や精密誘導のミサイル攻撃の危険を考えると、不容易ではないか?と思ったんです。でもゼレンスキー大統領はウクライナの国民に大統領府に踏み留まっている姿を見せることで、決して逃げずに戦い抜く覚悟を示す方を選びました。そうすることで、国民を鼓舞しなければならない局面が差し迫っている、そう伝わってくる動画ですよね。」
三田アナ「そうですね。そのゼレンスキー大統領ですが、亡命政権の計画に関する報道もありますが、こちらについてはどう見てますか?」
風間氏「ウクライナで最悪の事態が避けられなくなった場合に備える動きと言えます。プーチン大統領の戦争目的を完徹する決意は固い。そうなると、ウクライナの非軍事かと中立化のため、ロシア軍が全土を蹂躙する現実味も高いと言わざるを得ません。首都キエフへの侵攻が96時間以内に始まるという分析もあり、ゼレンスキー大統領が実力で排除される可能性も出来ません。一方で、アメリカやイギリスの特殊部隊が大統領を国外に退避させる計画を準備しているという報道もあります。事態が切迫しつつあるので、様々な対応策の一つとして、亡命政権が検討され、浮上しているとも考えられます。」
三田アナ「そうなんですね。ゼレンスキー大統領はウクライナのために命を賭けて戦っている方達や市民にとっての希望だと思います。まずは何より身の安全を祈るばかりです。」

テレビ朝日:報道ステーション
【ウクライナ ロシア軍侵攻 避難民200万人超】

大越アナ「今日スタジオを彩っているのはミモザの花です。こちらですね。渡辺さん、どうですか?」
渡辺アナ「ミモザの黄色はすごい温かみがあって、何か力をもらえるようなカラーですね。」
大越アナ「春を迎えるこの時期、イタリアでは大切な女性にミモザの花を贈ることが多いそうです。今日3月8日は国連が定めた国際女性デーです。ミモザはこの日を象徴する花となっています。ポーランドから届いた映像を見ますと、女性、そして子どもたちの不安そうな表情が何とも忘れられません。戦禍に苦しむ全ての人達に平穏な暮らしが戻りますように。」

テレビ東京:WBS
【エネルギー高騰と各国の懐事情】

大江アナ「ロシア産の原油、この輸入禁止措置ですが、欧米の足並みがなかなか揃わないという中で、まずアメリカが先行する形になりましたね。」
滝田洋一氏(解説キャスター)「ヨーロッパとアメリカの対応の違いというのは、ずばりエネルギーの輸入に頼る度合いを示していると思うんですよね。まずヨーロッパの方から見ていきたいんですけど、ドイツをはじめとするユーロ圏の数字です。これがヨーロッパ、ユーロ圏のエネルギー貿易収支なんですけど、最近赤字幅が急速に拡大していますよね。そうした中で、ロシアからガスや石油が入って来ないという風になると、経済は根を上げてしまう訳ですよね。一方でアメリカなんですけども、これアメリカのエネルギー貿易収支なんですが、2019年後半から黒字の基調になってる訳ですよね。こうした中でアメリカが対ロ制裁に踏み切れるのもエネルギー貿易では、こうした制裁がむしろアメリカ経済にプラスに働く面がある、というのも見逃せない所ですね。」
大江アナ「アメリカというのは、シェールガスやオイルを生産して輸出をしている国だから、強気に出られるということなんですね。では、日本はどうか?」
滝田氏「日本の状況はヨーロッパと同じでエネルギー貿易収支、大変な赤字なんですが、しかもエネルギーの自給率ヨーロッパより低いんですよね。そして、現状でやっぱり原油やガスがかなり高止まりが長期化しそうですから、これも問題。もう一つは、ヨーロッパのように供給途絶の問題というのも日本にとって他人事と言えない状況になりつつあると思うんですよね。そうした中にあって、これははっきり言って議論が分かれるところですけれども、原子力発電所の再稼働の問題というのも議論の俎上に上げる段階に来てるんではないか?という感じが致します。」

【ウクライナ侵攻の戦費は ロシアの懐事情】

大江アナ「私がずっと知りたいと思っていたことでもあるんですが、ロシアは今回のウクライナ侵攻で、どのくらいの戦費が掛かっているんでしょう?」
滝田氏「大江さんの疑問に答える試算をヨーロッパのシンクタンクというのか、経営のコンサルの会社が発表してるんですよね。1日あたり約2.3兆円、戦費が掛かっているという試算なんですよね。要するに、弾丸などが消耗品でしょ。ミサイルバンバン撃ちまくってるじゃないですか。非常にお金が掛かってるんですよね。これ1日あたりですよね。日本の防衛費が年間で5.4兆円ですから、その4割を1日で使ってる。これ膨大な経費ということになりますよね。」
大江アナ「そんなにですか。ただ戦費が嵩んで、更に厳しい経済制裁を課されてる訳ですよね。この先、ロシア経済がどうなってしまうのか?」
滝田氏「この重圧に耐えるのは相当難しいと思うんですよね。何しろロシアの年間の予算というのが37兆円規模でしょ。GDPも年間で200兆円規模ですから、このままのことをやっていると、1年も、1年じゃないですよね、100日も経たない内にGDP使い果たしちゃうことになりますから、デフォルト、つまり債務不履行のリスクが非常に高まってるというような状況じゃないでしょうか。で、そういう状況を中国がハラハラしながら見ているというのが今のウクライナに侵攻してるロシアの状況と見ていいんじゃないでしょうか。」

【ロシア 日本を「非友好国」に 影響は?】

大江アナ「この萩生田大臣の言うセーフティネットというのが気になるんですが、どういったものになるでしょうね?」
滝田氏「まだ具体的な話は出てないんですけれども、考えられる案としては、例えばロシアで売上代金を回収出来ない企業に対して政府系金融機関がつなぎ融資をする、というようなことが一つ考えられるんじゃないですかね。」
大江アナ「そうなんですね。そして、日本も非友好国に指定されたということなんですが、もしも進出企業に対しての支払いもルーブル建ということになりましたら、どんどん価値がなくなっていくお金をもらっても、という感じになりますよね。」
滝田氏「そうですね。狸からもらったお札が葉っぱになっちゃうようなもんですよね。何しろ今回の戦争が起きるまでのロシアでのビジネスというのは、エネルギー価格の高騰を追い風にして非常に好調だったから、一転して舞台が変わった感じなんですよね。見て頂きたいのはジェトロの調査なんですけれども。」
大江アナ「これはロシアに進出した日本企業の2021年の営業損益の見込みです。黒字と答えた企業の割合が73.8%、もう3/4近くだったということですね。更に前の年に比べて、営業損益がどう変化したか?これを聞いたところ、業績が改善しましたよ、と答えた企業が63.1%ということで、2/3近くだったということですね。」
滝田氏「そうですね。その状況がまさに取らぬ狸の皮算用になっちゃったというのが、現状だと思います。しかもそれにとどまらず、ロシアでビジネスを続けることが企業の評判を落としてしまうレピテーションリスクと言いますか、それを抱えることにも繋ぎかねない状況になってると思います。」
大江アナ「進出企業は今本当に、まさに方針転換を迫られているところだということですね。」
滝田氏「はい。」

国際

国際女性デー

フジテレビ:FNN Live News α
【<αism>女性が活躍できる社会へアップデートを 1252プロジェクトとは】 

三田アナ「生理の重さ、痛みは本当に人それぞれで、女性同士であっても、わからないこともあります。男女ともにこうした理解が更に広がっていけば、その先には社会も大きく変わるのではないかなと感じます。」

東日本大震災から11年

NHK:ニュースウオッチ9
【<3.11伝え続ける>福島県の除染土 地元“最終処分場にはさせない”】

田中アナ「福島第一原発の廃炉作業や除染で出た土などを取材して、解決への道のりの長さと難しさを感じました。そして、これは福島県だけの問題ではありません。ただ、除染で出た土の再生利用を受け入れると回答した自治体がなかったことが示しているのは、国民の理解を深めることの重要性と、そのための国や東京電力による丁寧な説明の必要性です。廃炉と廃棄物の処分を期限を設けてやり遂げると約束した東京電力と国の責任は極めて重いものです。」

日本テレビ:Newszero
【<#今だから伝える>首都直下地震 エレベーター閉じ込め…どう対処】

佐藤アナ「エレベーターの中で動くと、かなり揺れて怖くて、もうどうしようもなくて、じっと助けを待つしかないなと思ったのですが、落合さんいかがですか?」
落合氏「そうですね、エレベーターの中に非常用のボックスがあるかどうかって結構気にしてるんですけど、だいたい座れる所になってるじゃないですか。で、あと工具とか色々鞄に僕は入っているんで、運動というかストレッチして待とうと思います。」
有働アナ「何かどうにかなるんじゃないか?と思いがちですけど、いざとなったらパニック状態になってわかんなくなるから、毎回乗る度に全部押すんだったなとか、確認してるといいですよね。」
佐藤アナ「そうですね。そして、地震直後というのは、もしエレベーターが動いていても、故障などで閉じ込められる恐れもあるので、避難の際は使わないようにしてください。」

TBS:News23
【<震災11年つなぐ、つながる>命奪う「低体温症」夏でも高リスク備えは】

国山アナ「低体温症のリスク見てきましたけど、身近なものを使った対策方法もあるんですね。例えば、こちらご覧ください。東京都が出しています防災ブックには、新聞紙を体に巻く、ビニールの中に新聞紙を詰めて足を入れるなど、新聞紙を使って暖を取る方法というのが紹介されているんですよ。」
小川アナ「新聞紙で暖が取れるんですね、こんなに。」
国山アナ「そうなんですよ。私も実際に実践をしてみました。新聞紙を巻くだけでもかなり暖かいです。風を防ぐ効果もあると思います。こういった新聞紙を体に巻いて、キッチン用のラップを更に上から巻いていくということでも、密着度合いが増しますので、暖かさも同様に増していくということですね。ダウンベストを纏ったような感覚でした。それくらい。」
小川アナ「そんなに暖かいんですか。」
国山アナ「驚きました。」
小川アナ「紙でなくネットで新聞読むという方も多いかもしれませんけど、こういう風に使えるということを頭に入れておきたいですね。」
国山アナ「そうですね。いざという時に足や腕などに使えるかと思いますね。こうした方法で暖を取るなど低体温症への備え、皆さん覚えておいてください。」

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