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2022/4/18 ウクライナ マリウポリ ロシア軍の降伏要求を拒否 ロシア側攻勢強める構え

2022/4/18 夜のニュース比較、文字起こし

ウクライナ情勢

ウクライナ マリウポリ ロシア軍の降伏要求を拒否 ロシア側攻勢強める構え

青木アナ「専門家の説明にもありましたが、ロシア軍はこの東部2州の掌握を急ぎたい考えですね。このためハルキウ、イジューム、そしてマリウポリを繋いで、ウクライナ軍の補給路を絶とう、ということだそうです。更に夕方入ってきた情報なんですが、西部リビウの軍事施設などがミサイル攻撃を受けまして、6人が死亡したとされています。東部だけでなく西部も油断出来ない状況となっています。」
田中アナ「そして、気になるのはプーチン大統領が戦況の現状をどう認識しているのか?という点です。先週モスクワを訪れて、プーチン大統領と会談したオーストリアの首相はこう述べているんです。プーチン大統領は自分の世界だけにいるような感じだった。この戦争に勝利していると信じているようだ、と。こうした受け止めを聞きますと、ロシアには国際社会の声に耳を傾けて、攻撃を止める気はないと、悲観的にならざるを得ません。」
NHK:ニュースウオッチ9

ウクライナ ハルキウ ロシア軍の攻撃続く

有働アナ「戦闘は長引いて、そして停戦が難しくなって、間違いなく言えるのは、市民の犠牲が増え続けるということだけです。」
日本テレビ:Newszero

ロシア ウクライナ侵攻 ロシア軍が強制連行 証言相次ぐ

国山アナ「今日私がお話を伺った男性は何とかマリウポリから避難することが出来たんですね。ただ、そのマリウポリというのはロシアの侵攻から1週間ほどで逃げ場がなくなった、ということです。ですから、多くの市民が取り残されてしまった、というような状況だったそうです。多くの人が亡くなりました。マンションの前が墓地となってしまい、親族が親族を埋葬しなければいけない状況だということを話していました。」
小川アナ「逃げ場がないという恐怖は、どれほどのものだろう?と想像します。」 
TBS:News23

ロシア ウクライナ信仰 米国ブリンケン国務長官 侵攻年末まで…

国山アナ「一体ロシア軍の侵攻はいつまで続くのでしょうか?この週末、こんな発言がありました。アメリカCNNテレビはブリンケン国務長官がヨーロッパの同盟国に対し、年末まで続くかもしれない、と語ったと伝えています。この発言の背景に星さんは、ウクライナ側が長期戦を見据えた態勢を整えつつある表れだ、と見ているとのことなんですけど、これはどういうことでしょうか?」
星浩氏(TBSスペシャルコメンテーター)「実はウクライナはG7などに対して既に500億ドル、6兆円を超える資金要請をして、日本とアメリカ、ドイツなどは受け入れようということでして、これは戦後復興も見据えた長期戦の構えと言っていいと思います。一方で、軍事的にはアメリカの兵器が続々とウクライナに届いてますので、軍事的にも長期戦の見方が強まっていますよね。」
国山アナ「長期戦の可能性が高いということですけれども、もう一つロシア側にも長期化する背景があると星さんは指摘されています。そもそもロシアはウクライナ東部で成果を上げて、来月9日の戦勝記念日に一方的に勝利宣言を行おうとしていたんですけども、これが難しくなってきたということなんでしょうか?」
星氏「ロシアによる大量虐殺が発覚しまして、欧米諸国は戦争犯罪だ、と訴追するという構えを見せている訳ですよね。ただ、ロシアが一方的に終結宣言をしたとしても、簡単には歩み寄れないという状況になって、長期化するという流れになっている訳ですよね。そうすると、ロシア側からすると、制裁も厳しく効いてきますので、ますます苦しくなるということですが、制裁は日本も含めて欧米にも跳ね返ってきますので、欧米の指導者、岸田総理も含めて相当な覚悟を持って臨むことが必要になってくるということですね。」
TBS:News23

ロシア プーチン大統領 閣僚会議「西側諸国の経済制裁は失敗」主張

大越アナ「とは言え、長期戦となりますと、経済制裁の効果、じわりと出てくると思います。ここが我慢のしどころかもしれません。」
テレビ朝日:報道ステーション

ウクライナ避難民 「ことばの壁」始まった本格的な避難生活

田中アナ「戦禍を逃れて、平和な日本に到着してホッとしたという避難民の方の声、多く聞きましたよね。その後、生活していく上でやっぱり大事なのは、何と言っても言葉ですよね。日本語直ちに習得するというのは、難しいと思うんですけども、出来る範囲で支援が必要ですよね。」
山内アナ「そうですね。そして、別府市の担当者はこのように話しています。言葉の問題に加えて、避難民の健康管理、そして今後医療保険をどうするか?など前例のないところから支援のあり方を考え始めたのが、今の現状だということです。こうした支援のノウハウ、今後広く共有されていくことを望みます。」 
NHK:ニュースウオッチ9

国際

中国 新型コロナで景気減速 足枷は不透明なコロナ統計

大江アナ「中国ですが、今日GDP発表されましたけれども、気になるのは今度どうなるか?ですよね。」
滝田洋一氏(解説キャスター)「上海のロックダウンの影響が出て来るのは、4ー6月期以降ということになると思うんですけど、気になるポイントとしては感染の実態が不透明だということがやっぱり気になりますよね。出てきているのはFINANCIAL TIMESの記事なんですけども、3月1日以降感染者数が44万3000人いるのに、死者の発表がたった2人と、どういうことなんだ?と首を傾げてる訳ですよね。」
大江アナ「今日新たに3人死亡発表されていますけれども。」
滝田氏「それでも数は少ないんですよ。理由は、がんなどの基礎疾患がある人がコロナで亡くなっても基礎疾患を死因にしている訳ですよね。要するに、こういうようなやり方、つまり実態公表が不透明だと、どうしても経済の見通しも不透明にならざるを得ない。ここはみんな困ってる点だと思いますよ。」 
テレビ東京:WBS

米国フロリダ州 「ビットコインの祭典」でみえた“現在地”

小泉耕二氏(IoT NEWS代表)
・ブロックチェーン技術に課題も
・NFTアート投資を狙った詐欺頻発
・GAFAに続く“新たな一極集中”に懸念

三田アナ「ビットコインやNFT、新しいテクノロジーによる新しい概念というのは、どうしても距離を感じてしまいますが、数年後には生活を格段に豊かにする存在になっているのかもしれません。そのためにも課題解決と今後の技術革新が注目されます。」
フジテレビ:FNN Live News α

新型コロナ

中国上海 新型コロナ感染拡大 ロックダウン3週間継続

大越アナ「強権的な国家とは、こういうことなのだ、ということなのでしょうか。」 
テレビ朝日:報道ステーション

その他

円相場一時1ドル126円70銭台 約20年ぶりの円安

櫻井翔氏「専門家は日銀が金融緩和を止めることは現実的ではなく、円安に歯止めをかけることは難しい、と話しています。」 
日本テレビ:Newszero

日銀 黒田総裁 “急激な円安はマイナス”けん制発言に市場は

大江アナ「このドル円相場、ちょっとグラフで推移を見てみましょうか。やはり円安、急激に進んできています。そうした中で、さすがの黒田総裁もちょっと発言のニュアンスを変えてきまして、これまでは円安のメリット強調していたんですが、今日はかなり急激な円安というのはマイナスが大きくなる、という風に発言しています。こういう総裁の円安牽制発言、つまりは口先介入のようなもので、この円安止まりそうですか?」
滝田氏「なかなか口先介入で円安にブレーキかけるの難しいんだと思うんですよね。なんでか?って言うと、直近アメリカの長期金利はドーンと今上がっている訳ですよね。一方で、日本の長期金利上がっていない。その結果、日米の長期金利差は開いてる訳ですよね。」
大江アナ「今出てきました青い線が日米の長期金利差で、左の軸ですね。長期金利の差がどんどん開いてきているということですね。」
滝田氏「ドル円相場と日米の長期金利差、黙って座ればピタリと当たるじゃないけど、ピッタリ重なってるじゃないですか。そうすると、今後どうなるのか?ってことなんですけども、足元で日米の長期金利差は2.6%くらいの開きがあるですけども、仮にその金利差が3%近くまで拡大していくと、そのまま延長していきますと、ドル円相場で見ると130円台をつけてもおかしくない、そういう展開ではないかと思いますね。」
大江アナ「そうすると、日銀としては、金利を上げるですとか、何らかの政策変更をすることになるのでしょうか?」
滝田氏「たしかに一つ考えなきゃいけないのは、日本経済の基礎的な体温なんですよね。あまり高くないですよね。そういう局面で、ぐっと金融を引き締めるということは、ちょっと難しい訳です。じゃあどうしたらいいのか?ということになるんですけれども、今日本銀行は10年ものの国債の利回りをぐっと抑えているんですけども、もうちょっと期間の短い例えば5年ものの金利を抑えるようにして、10年ものの金利を動きやすくするというのが1つの選択肢だと思います。」
大江アナ「そうですか、はい。」 
テレビ東京:WBS

「メタバース」秘める可能性 学校&自治体で活用広がる

田中アナ「課題はまだあるようですけども、ネットの世界はともすると孤独で、現実から逃げる場所にもなってしまいますけども、メタバースで多くの人達と繋がって、共通の体験を増やしていければ、生きる場所になるんじゃないかな?と感じましたね。」
青木アナ「そうですね。今我々がいるところとメタバース、共に現実になってくる時代になってくると思うんですよね。もう1つの世界で自分のことを表現したりとか、挑戦や失敗が出来る機会も増える可能性もありますよね。」
山内アナ「また、専門家はリスクも指摘していましたけれども、一人一人が生きやすい世の中にするための、より良い活用方法を社会全体で見つけていきたいですね。」 
NHK:ニュースウオッチ9

<#つながるニュース>ピクトグラムで誘導

櫻井氏「ピクトグラムと言えば、去年の東京オリンピックの開会式、印象的でしたけれども、こうした災害の際にピクトグラム利用するのは日本語がわからない方々にとっても伝わりやすいなあという風に思いましたね。」 
日本テレビ:Newszero

大阪 関西万博 パビリオンの基本計画発表

有働アナ「私は1歳の時に1970年の大阪万博に連れて行かれたそうですけど、1ミリも覚えてなくって。」
櫻井氏「覚えてないですか。何年か前に70年の大阪万博調べたことあったんですけれども、あの時代の高揚感を覚えている人というのも少なくないんですよね。子供たちの記憶に残るイベントになるといいなと思いますし、3年後ですから海外からたくさんの方が来れるような万博になるといいですよね。」
有働アナ「そうですね。平和だからこそ、世界中から来てもらえるので、願うような気持ちです。」 
日本テレビ:Newszero

映画業界の性被害 当事者の訴え

小川アナ「賛同の輪が広がっていますね。そして、被害者が声を上げた時に、ただ傍観することもセカンドレイプ、二次被害に繋がるんだ、と作家の山崎さんはおっしゃっていました。私達としましても、これからも勇気を持って声を上げてくださった方の言葉、そして声なき声に耳を傾けて参ります。」 
TBS:News23

経団連と大学 インターンシップの定義について基準明確化

石倉秀明氏(キャスター 取締役CRO)
・“定義づけ”で学生の迷いを解消
・現在の就活+インターン より忙しく
・「一律で就活スタート」見直しも

三田アナ「就活がスタートして初めて自分のキャリアを考える人も多いと思いますが、インターンシップを通して自分の本当にやりたいことを見出すことが出来るかもしれませんし、限られた学生生活、何に時間を使うか?は人それぞれですが、学校での学びを早い段階で社会に活かすことが、学びをより充実させることにも繋がるように感じます。」 
フジテレビ:FNN Live News α

市況

大江アナ「この原油、一時は100ドル台切っていたんですけど、また上昇してきている、と。この理由は何ですか?」
滝田氏「今回の原油価格の上昇、背景にはリビアの政情不安というのが指摘されているんですよね。リビア、北アフリカの国ですけど、産油国なんですよね。暫定統一政権のドベイバ首相という方がいるんですけれども、やめろというデモ隊が石油関連施設を占拠しているというのが現状です。」
大江アナ「リビアと言えば思い出すのが、10年以上前ですよね。2010年から11年にかけて民主化運動のアラブの春の舞台にもなったところですよね。今回もそのリビアで、また反政府的な運動が起きているということですか?」
滝田氏「はい。同じようなきな臭さは増してる感じなんですよね。アラブの春でリビアのパラフィ大佐が失脚した訳ですけれども、今回どうなってるのか?と言いますと、中東や北アフリカの国々なんですけれども、ロシア・ウクライナからの穀物調達依存度の高い国々なんです。2010年や11年の頃と比べても、経済、政治の安定度むしろ低下しているという風に見ることが出来ます。」
大江アナ「たしかにそうですね。リビア、レバノン、チュニジア、エジプト、経済安定度、政治安定度、2010年に比べてもほとんどが悪化している、下矢印になっていますね。」
滝田氏「現状でやっぱり気になるのは、穀物価格が上昇して、しかも手に入る量が少なくなるということは、やっぱりパンが手に入らなくなるということは政情の不安ということになりますよね。産油国でエネルギーの産出がそういうことで落ちてくるということは、食糧とエネルギーという悪循環が起こりかねないということで、ちょっと気になるところですね。」
大江アナ「これは中東、北アフリカに限ったことではなくて、日本にとっても当てはまる話ですよね。」
滝田氏「まさに食卓が直撃されるということは影響大きいと思いますね。」 
テレビ東京:WBS

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