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2022/3/11 東日本大震災から11年 各地で追悼

2022/3/11 夜のニュース比較、文字起こし

東日本大震災から11年

日本テレビ:Newszero
【<#今だから伝える>東日本大震災から11年 津波流した「思い出の品」返す】

有働アナ「実はお母さんの写真が戻ってきた阿部さんなんですけれども、娘さんがお母さんの話をしたことをきっかけに、それまで見られていなかった写真を見ることが出来たそうなんです。それから前向きに考えられるようになった、ということなんですよね。だからこう時間が経ったことで、その思い出の品に新しい意味が出たり、それから向き合えたりすることもある。だからこそ、この10年以上続けている秋山さんたちの活動は本当に意義がある大切なものなんだな、と感じました。」

【<#今だから伝える>【男子サッカー】J3 いわきFC 福島復興の希望】

有働アナ「サポーターのみなさんもそうなんですけど、協力している企業がダーっと並んでて、本当に地元で支えたいんだなという気持ちが伝わってきますし、今週櫻井キャスターのリポートにもありましたけれども、福島の家に帰りたくても、今すぐには帰れないという方の思いを伝えしましたけれども、地元にいる方はもちろんですけれども、日本中にいる福島に関わる人達にとっても、倒れても倒れても立ち上がって進むいわきFCの姿というのは、本当に強い力なんだろうなと思いました。」

【<#今だから伝える>ウクライナへの思い…各地で】

有働アナ「実は今日、釜石市の鵜住地区の住民の皆さんが午後2時46分に青と黄色の風船を飛ばしたんです。大切な家族を亡くした自分達だからこそ、ウクライナのために出来ることはないか?という思いからだそうなんです。私達が寄付をしたり、支える気持ちを示したところで、何の役に立つんだ?と思うこともあるかもしれません。でも、その気持ちが傷ついた人達を勇気づけるということを、被災地のみなさんは経験されてきたんだと改めて気付かされました。そのことを心に刻みながら、震災も、そしてウクライナのことも私達伝え続けていきます。」

TBS:News23
【<震災11年つなぐ、つながる>「奇跡の少年」が見つけた目標】

国山アナ「その思いを伝え続けていきたいですね。」
小川アナ「そうですね。今年はコロナの影響も色濃く現地を取材することが出来なかったという悔しさが私自身もあるんですけれども、そんなコロナ禍の今だからこそ、より強い思いを持って、被災された方々に心を寄せていきたいという気持ちです。今一度伝え続けるという思い、新たに持ちたいです。」

フジテレビ:FNN Live News α
【東日本大震災から11年 各地で追悼】

内田アナ「あの日から11年。忘れないこと、伝えていくこと。私達一人一人に出来る事を考えていきたいと思います。今日という一日が平和に過ぎていくことが、決して当たり前ではないことを忘れずにいたいです。」

テレビ朝日:報道ステーション
【福島第1原発事故から11年 原発・エネルギーの将来像は】

大越アナ「原子力というものに対する向き合い方を考える時に、まるで難しい連立方程式を解くようなものだと感じる時があります。原発というのは、一度重大事故を起こしますと、その傷口はあまりにも深く、あまりにも広いものがあります。そして回復するまでの時間は途方もない時間が掛かります。一方で地球温暖化を抑えるために脱炭素社会を目指そう。そのために原発にある程度頼るのは止むを得ない。そうした声が一定の説得力を持つのもわかります。そのバランスを取ること自体が複雑な方程式を解くように感じるのです。原発事故から11年が経過をしました。私達は随分長い時間を費やしたようにも思いますが、その難しい答えを紡ぎ出すにはひょっとしたらこの11年というのはまだまだ短い時間なのかもしれません。ただ実際にあの事故を経験した私達の世代は、その答えに結びつく、せめてヒントを見つけ出して、次の世代へと繋いでいく。そうした責任があるんだと思います。」
富川アナ「今、世界に視野を広げますと、ロシア軍によって原子力発電所が武力攻撃されて制圧されるという、これまで全く想定出来なかったリスクが我々にも突きつけられていますね。」
大越アナ「はい、そうですね。私もニュースを伝えながら、ウクライナで核関連施設が攻撃された、そのことに対して非常に強い怒りを覚えました。一方でこんなことも感じました。それは私達日本人だから強く感じるのではないか?ということ。私達の国は広島、長崎で原爆の投下という悲惨な体験をしました。そして11年前には福島で福島第1原発の重大事故を経験しました。核の恐ろしさというものを身をもって知っている私達だからこそ、発することで出来るメッセージがあるのではないか?と。強いメッセージを発することが出来るのではないか?ということを強く感じます。ウクライナで現実のリスクを目の前にしている今だからこそ、私達は強い警告を世界に向けて発していかなければならないのだと思います。」
富川アナ「私もこれまで原発事故の被害にあった方々のお話をたくさん聞いてきましたけれども、今も尚、避難生活を余儀なくされている方も、街に戻ったみなさんも、やっぱり心に傷を抱えていらっしゃる、というのを感じたんですよね。ですから、今後のエネルギー政策を考える上で、そういった方々の思いをちゃんと考えてほしいなと思います。」

テレビ東京:WBS
【畑は東京ドーム3個分 被災地で進む大規模農業】

佐々木アナ「新たな挑戦ですね。佐藤さんの会社、もう一歩で黒字化出来るということなんですが、ただ慣れない経営でなかなか採算が取れない農業法人もあるということです。現地では試行錯誤しながら復興を目指しています。」

ウクライナ情勢

NHK:ニュースウオッチ9
【ロシア ウクライナ侵攻 欧州各国の受け止めは?今後どう動く?】

和久田アナ「今回ヨーロッパの国々がここまで強い連帯を見せているその根底には、民主主義が武力で踏み躙られたことに対する憤りがある、とそこを強調されていたのが印象的でした。日本も各国と連携して対応していく中で、今後経済への悪影響を私達目の当たりにする時が来るかもしれません。そんな時、この憤りを理解し、共有出来ているか?が問われることになるんだと感じました。」

テレビ東京:WBS
【ロシア ウクライナに軍事侵攻 各国の思惑に“変化”】

佐々木アナ「こうした各国の支援も続いているんですけれども、ロシアによるウクライナの侵攻から2週間なんですね。ちょうど2週間前に山川さんは各国の思惑というのを図にして解説くださいましたけれども、現状どうなんでしょうか?」
山川氏「随分変化が見られますね。まず一番評価高めたのは、ゼレンスキー大統領ですよね。SNSの発信でロシアを攻撃して、結果としてウクライナ国民と軍、結束を高めました。それに呼応する形でG7諸国、制裁と支援の輪が広がり、連帯が強まっている。もちろん強硬なアメリカやイギリスとそれ以外の国には温度差があるんですけども、その中で岸田総理はどちらかと言うと、アメリカではなくEU諸国と足並みを揃えようというのが本音に見えますね。」
佐々木アナ「その辺りが変わってきたということですけども、一方プーチン大統領はどうでしょうか?」
山川氏「こちらは相当
焦っていますよね。一番今恐れているのは、戦争が長期化すること。長期化すれば、ロシア兵の死者数が増えてきます。帰還兵も出てきます。それから国民も生活が困窮してきますから、空気が変わる恐れがある。その前にやはりもっと大規模な攻撃を仕掛けて、キエフを陥落させたいというのが、今のところの可能性が高いと思いますね。」
佐々木アナ「そして、その中で様子を窺っていた中国は何か変わりましたか?」
山川氏「これは高みの見物といった状況にはなってないですよね。むしろこちらも焦っていて、ロシアと一緒に見られたくないということで、最近は距離を置き始めています。元々中国というのは、欧米の分断をずっと進めてきたのに、ここにきて欧米の結束が固まってしまった訳ですよね。ですから、プーチン大統領余計なことをしてくれたなというのが本音だと思います。」
佐々木アナ「その辺が今後どう変わっていくのかですね。」

【ロシア 相次ぐ外国企業の事業縮小 資産差し押さえ検討】

佐々木アナ「なかなか現段階では回答することは難しいと思うんですが、本当にロシア事業停止・撤退なら、外資の資産差し押さえる、というこういったことが起きた場合、日本企業どうしたらいいんでしょうか?」
山川氏「今説明があったように、欧米の企業の中には既に撤退を表明したところあるんですけども、日本は基本的に今のところ撤退までは決断せずに、事業やサービスを一旦まず停止した上で、今後の状況を見守ろうという方針だった訳なんですね。ただし、ここまでロシア政府が本当に強硬措置に出るとすれば、もっと早期に決断を迫られるということですね。」
佐々木アナ「これまで欧米企業というのは素早い行動を取ってきましたけれども、それだけに今後の判断が気になるところ。日本の企業としても追随しなければいけないのか?そういう思いにもなりますが。」
山川氏「欧米企業にあまり煽られる必要はないと思います。冷静になって考えれば、例えば日本のエネルギー、サハリンから仮に総合商社が手を引けば、そこを埋めるのは中国企業になる可能性高いですし、日本の自動車メーカーが仮に撤退したとすると、そこの車のシェアを奪うのは、中国車の可能性が高まる訳ですよね。ですから、それが本当に日本の国益とか安全保障に資するのか?というのは冷静に考えた方がいいと思います。」
佐々木アナ「そうなると、撤退しない方がいいですか?」
山川氏「そうとは一概に限らない訳ですよね。現在、日本企業のほとんどは現地の事業立ち行かなくなってます。それはルーブルの暴落が一番大きいです。そうすると、日本が持っている現地の資産も在庫も売掛債権も全部ルーブルならいいんですけど、それを円とかドルに換算した段階でもう全部赤字になってしまう訳なんですよね。そういうことがあるから、英米系の企業も早めに損切りのために撤退したという側面もある訳で、日本でも個別企業の判断としては、先々見越してここで決断することは十分あると思います。」
佐々木アナ「本当にロシアが実行に移すかはまだわかりませんが、想定しておく必要があるということですね。」

国際

フジテレビ:FNN Live News α
【北朝鮮 ミサイル発射 ICBM 米国政府が新制裁へ】 

内田アナ「制裁対象にロシアが入っているということですが、これにはどういった狙いがあるんでしょうか?」
風間晋氏(解説委員)「制裁対象のロシアの企業と個人は、これまで北朝鮮のICBM開発を技術面で助けてきたということなんですね。もちろんプーチン政権も承知の上です。となると、ウクライナ侵攻をめぐるロシアvs米欧日の構図の中で、北朝鮮はロシアに加担するアクターとして働くことは疑いなく、翻って東アジアの安全保障環境も一層厳しいものになると考えられます。」
内田アナ「そして北の核実験の再開というのも懸念されています。これについてはいかがですか?」
風間氏「核実験とICBMの発射は中国、ロシアへの配慮から、金総書記も慎重とされてきましたが、北京オリンピックが終わり、ウクライナ侵攻となったことで状況は一変しました。ロシアは北朝鮮への肩入れを進めます。北朝鮮もロシアのやり方から、相手を威嚇し牽制する核兵器の有用性を実感したに違いありません。遠からず核実験の再開という事態も想定しなければならず、日本とアメリカは韓国の尹錫悦次期大統領と協力し、これまでになく強く結束した日米韓で対抗していく必要があります。」
内田アナ「そうですね。北朝鮮との新たな向き合い方が問われていきそうです。」

テレビ東京:WBS
【岸田首相 韓国 尹錫悦次期大統領と電話会談 日韓関係改善へ協力確認】

佐々木アナ「尹錫悦次期大統領、当選後早いですね。岸田総理と電話会談行いました。どこに注目されますか?」
山川氏「会談の順序に注目して頂きたいんですけど、5年前文在寅大統領が就任した時というのは、順番で言うと当時のトランプ大統領、そして中国の習近平主席、そして当時の安倍総理という順番で会談したんですね。それに対して、今回尹氏が電話を掛けた順番はアメリカ、そして次が日本の岸田総理という訳ですね。」
佐々木アナ「ですから、日中の順番が入れ替わったということで、これは意味があるんでしょうか?」
山川氏「はい。こういう時には誰と最初に会うか?というのは、外交上どこの国を重要視してるか?というメッセージになる訳ですよね。で、尹氏は選挙戦の中でも、日本との関係改善を力入れると言ってきたんですけど、今回第一歩として行動を示したということになりますよね。」
佐々木アナ「とは言え、日韓関係の改善というのはそんなに簡単ではないという指摘はありますね。」
山川氏「そうですね。尹氏、実際大統領になっても、議会は文在寅氏が率いる民主党というのが、こちらの方が過半数を占めているから、最初からねじれ現象が始まる訳ですね。それから僅差の勝利でしたから、強いリーダーシップを発揮出来るという地合ではない訳で、こんな時はむしろ私は日本側が度量を持って迎える、そういうこともあっていいんじゃないかって思います。」
佐々木アナ「日本の度量というのは、どういうところですか?」
山川氏「考えてみれば、日本は近接しているところに北朝鮮とロシアと中国を抱えている。これは言うなれば、日本は極東のウクライナと言って過言ではないくらいの立ち位置にある訳で、こんな時に韓国が安全保障の軸足をもう一度アメリカと日本の方に戻すことは極めて重要なことなんですよね。ですから、過去の経緯に固執するのではなくて、むしろスタートの融資に特典を稼がせるくらいの、そういう強かな外交があってもいいんじゃないかと私は思います。」
佐々木アナ「対面での首脳会談、出来るだけ早く。」
山川氏「それもアメリカに次いで2番目は日本、と。」
佐々木アナ「そうですか。」

その他

TBS:News23
【<#90秒のきっかけ>東京の“ブラック校則”ようやく廃止へ】

国山アナ「ただこのブラック校則、未だに各地で問題視されていまして、高校時代にブラック校則があったか?というアンケート、2人に1人が経験したことがある、と回答しているということなんですね。今回の廃止については、生徒と学校が校則の必要性を話し合って決まったということです。」
小川アナ「どう考えてもおかしいというものもありますし、時代と共に変わっていく価値観もありますから、定期的に見直しというのが本当に必要になってきますよね。」
国山アナ「そうですね、見直しが大事ですね。」

フジテレビ:FNN Live News α
【<αism アクション!SDGs>楽器をアップサイクル 思いをつなぐインテリア】

松江英夫氏(デロイトトーマツグループCSO)
・アップサイクル→ライフサイクルにつながる
・鑑賞(新たな価値)で「世代のすそ野」広げる
・本来の機能×ストーリー “奏で合い”がカギ

内田アナ「音や楽器との触れ合いは、心を豊かにしてくれます。アップサイクルによって、今度は暮らしを豊かにしてくれるのかもしれません。」


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