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2022/5/19 厚生労働省アドバイザリーボード 屋外マスク提言“会話少なければ必要なし”

2022/5/19 夜のニュース比較、文字起こし

ウクライナ情勢

ロシア メディア弾圧の実態

佐々木アナ「リスクを冒しても、伝えること。そして、それによって知ることの大事さというのがわかりますね。」
山川龍雄氏(解説キャスター)「結局プーチン氏を誰が止められるか?というと、突き詰めるとロシア国民しかないんですよね。ですから、今はプロパガンダが効いていますけども、やっぱりメディアのレジスタンス、これに期待したいですよね。」
佐々木アナ「そうですよね。」
テレビ東京:WBS

フィンランド・スウェーデン NATO加盟申請が与える影響は

山内アナ「NATO加盟までの間にロシアが掛けてくる揺さぶり、そしてその影響も気になりますよね。」
田中アナ「はい。ただ兵藤さんは、ウクライナで攻撃を続けるロシアにとっては北欧地域で軍事的に出来ることは限られている、とも話していたんです。そして、欧米側の対応なんですが、アメリカのバイデン大統領、この後ホワイトハウスに北欧の2人の首相を迎えて、NATOへの早期加盟に指示を打ち出すものと見られます。更にイギリスです。イギリスなんですが、スウェーデン、フィンランドとNATO加盟までの間に有事の際には軍事面の支援を行うことで合意をしているんです。NATOを拡大しないようプーチン大統領は求めてきた訳ですが、侵略という自らの行動によって、欧米、NATOの結束を一段と強める皮肉な結果を招いています。」
NHK:ニュースウオッチ9

米国 バイデン大統領 フィンランド&スウェーデン首脳と会談

大越アナ「そこに待ったをかけているのがトルコのエルドアン大統領ということで、クルド人武装勢力に、この2カ国は支援してるじゃないか、というのが理由なんですが、アメリカがこのトルコを説得出来るかどうか?がカギだ、と多くの専門家が指摘しています。大事な局面に来ています。」
テレビ朝日:報道ステーション

フィンランド&スウェーデン NATO加盟申請 トルコが反対

佐々木アナ「先程もありましたけれども、フィンランドとスウェーデンのNATOの加盟に対して、トルコが反対している、と。これはどうしてなんでしょうか?」
山川氏「表向きの理由というのは、今もVTRにありましたように安全上の理由2つ挙げてるんですね。1つは「テロ組織」を支援している、と。これ何か?って言うと、トルコの中にはクルド労働者党というクルド人がたくさんいるんですけども、独立国家を建設するんだ、と。それを目標にしてる組織があるんですけども、エルドアン政権はテロ組織として指定していますが、その組織の関係者を北欧2カ国が匿ってるんだ、と。そのテロ組織を匿ってるような国をNATOに入れる訳にはいかない、というのが、トルコ側の主張です。」
佐々木アナ「なるほど。そして、もう1つが「武器禁輸」の制裁解除を、ということですけれど。」
山川氏「これはシリアの内戦の時に、これもまたトルコがクルド人を攻撃した訳なんですが、そういうことを受けて、この北欧2カ国は制裁として武器輸出を禁止してるんですね。それに対しても、同じこれから安全保障の仲間になろうとしてるところが、トルコに対して武器を輸出しないということは、それはおかしいじゃないか?というのがトルコ側の主張ですね。」
佐々木アナ「先程、表向きということは、裏の事情も実はあるんではないか?ということですね。」
山川氏「これが裏の狙いじゃないか?と思われるんですね。実は、長年申請しているEU加盟。これトルコの悲願なんですけれども、これを条件闘争を突きつけようとしてるんじゃないか?、と。今、トルコというのは、経済も低迷していて、物価も上昇している中で、エルドアン政権の支持率って下がってるんですよ。来年選挙もあります。ですから、この悲願のEU加盟を進めることによって、支持率を上げよう、という思惑があるんじゃないか、と。実際ウクライナ情勢を受けて、ウクライナ今EU加盟を進めようとしていますけども、ウクライナに示している思いやりをトルコにも…とか、色々そういう秋波を何回も繰り返してるんですね。」
佐々木アナ「そうなんですか。ただ、トルコがEUに入れないのにはそれなりの理由があって、人道主義だとか、そこがトルコがダメなんだということもあると思うんですけど、最終的に、ではフィンランドなどの形はどうなるんでしょうか?」
山川氏「このまま反対続ければ、NATOの中で孤立しますから、どこかで条件闘争で賛成すると思うんですよね。ただ、やはり老獪なエルドアン大統領ですから、火事場を利用して何とか自分達の何か得を得ようとして、精力的に動き回っている訳なんです。」
テレビ東京:WBS

国際

北朝鮮 ICBM&核実験の準備

内田アナ「北朝鮮による核実験やICBM発射の兆候は、様々な形で伝わってきていますよね。」
風間晋氏(解説委員)「サリバン大統領補佐官は様々なインテリジェンスに基づいて、その可能性に言及し、準備もしていると述べています。つまり、そうなっても、サプライズはない、と言いたいのでしょう。北朝鮮の出方に後追いする形で振り回されてしまったら、それこそ金正恩総書記の思う壺です。ICBMも発射して、程なく核爆発実験をするくらいは想定はしているのかもしれません。」
内田アナ「そうなんですね。そして、アメリカ大統領就任後、初めてのアジア歴訪ということになりますが、これについてはどう見ていますか?」
風間氏「バイデン大統領は高齢でもあり、頻繁にこの地域を訪れることは望めません。だからこそ、今回の初訪問で中国に毅然と向き合う体制を固め、それを世界に示す必要があります。東アジアの安全保障では、まず日米同盟、そして日米韓。広くインド太平洋では日米豪印のQUAD。更に経済ではアメリカが主導する新たな経済枠組みIPEFの立上げと参加の呼びかけです。北朝鮮にもロシアにも対応しなければなりませんが、最も重要なのは対中国。バイデン大統領は、そこに集中したいはずです。」
内田アナ「日本はアメリカとの同盟を基軸に、国際情勢の変化にどう対応していくのか?難しい舵取りが問われています。」
フジテレビ:FNN Live News α

【サッカー】米国のサッカー連盟 大会などの報酬 男女で同額に

有働アナ「例えば、日本のラグビー界でって考えた時には、どうですかね?」
廣瀬俊朗氏(HiRAKU 代表取締役)「少し選手へのヒアリングをしてみたんですけど、今すぐにということを考えると、市場規模であったりとか、影響力の違いから、ちょっと難しいこともあるのかなあと思いましたね。」
有働アナ「出来ることがあるとしたら?」
廣瀬氏「選手がプレーに集中出来るような環境整備だったり、サポート面を厚くするというのが絶対もっとやっていかなければならないな、と思いましたし、あとそのチームならではの強みとかをちゃんと明確にして、戦略的に打ち出していくということは大事かなあと思いますね。」
有働アナ「それは男女関わらず、ということですね。昨日は中絶を巡るアメリカの分断をお伝えしたんですけれども、こちらは男女格差という分断を乗り越える。これもまたアメリカらしい一つの決断なのかなあ、と思います。」
日本テレビ:Newszero

世界経済…牽引役は不在!?日本の成長戦略は

佐々木アナ「日米ともに株価が厳しい動きとなっています。荒いですね、どう見ますか?」
山川氏「そうですね。1〜3月期のGDP成長率出揃ったので、地域別に出したんですが、これ見ると、各地域、日本、アメリカ、ユーロ圏、中国、共に減速してますよね。特にアメリカは市場予想でプラスだったのがマイナスになった、と。これが一番厳しいと思います。株式市場で見ても、日本株はアメリカ株と連動性が非常に強いですからね。それから、中国ですけれども、これは実は1〜3月期というのは、まだ上海のロックダウンの影響が入ってませんから、この先もっと減速すると思いますね。」
佐々木アナ「中国は高成長なんですけれども、今後これが落ちてくるとなると、こうして見ると世界経済を牽引するというところがないですね。」
山川氏「だからこそ、日本自身の成長戦略というのが問われる訳で、その中でロンドンで岸田総理が講演したことが注目されてる訳ですね。そこで言ったのが、インベスト・イン・キシダ、岸田に投資を、と。そして、資産所得倍増を実現するんだ、ということを掲げた訳なんですけども、現時点で岸田総理になってから株価も冴えないですし、魅力的な投資先がどれだけあるか?って言われると、ちょっとこの話を聞いても、まだ具体性に乏しい、と。唯一具体的だなあと思われるのが、NISA、これを抜本的に拡充するという話出ましたけども、これもいいんですけど、これだけ進めると、結局日本に投資先がないと、みんないわゆる外国債だとか、外国株を買うという形になってしまいます。現に、その動き、今出てるんですよね。」
佐々木アナ「海外にお金が行ってしまう、ということですよね。では、具体的なことが出てくるのかどうか?6月には経済財政運営の指針の、いわゆる骨太の方針、これが出てきますけれども、どこに注目していますか?」
山川氏「今回かなり新しい資本主義を全面に打ち出して、岸田カラー全開の内容になると私は聞いてますけれども、その中で順番、成長なくして分配なし、分配なくして、じゃないと思うんです。この順番をどう表現するか?というところ。その上で、どれだけ所得を増やしていくか?現時点では、国民ほとんどが金融資産を持つだけの余裕がない訳ですから、その意味ではどうやって所得を増やしていくか?いわゆる勤労所得を増やすことに対しても、逃げないで頂きたいですね。」
佐々木アナ「そうですね。」
テレビ東京:WBS

新型コロナ

厚生労働省専門家会合 屋外でのマスク 必ずしも必要ない考え示す

山内アナ「マスク外せる場面が増えるというのは、特にこれからの暑さ考えると、ホッとしますよね。」
青井アナ「状況によってなんですけれども、ただ屋外であれば、どこでも外していい、ということではないんです、こちら。今日の専門家会合では、屋外であっても人混みや会話をする場面、多数の人が利用する公共交通機関、そして屋内。主にこの3つの場面では、引き続きマスクの着用が必要、としています。」
田中アナ「感染はまだ終息には程遠い状況ですよね。自らを守り、更に近くの人に感染させないようにするには、引き続きマスクの重要性変わりません。これまで以上に、状況に応じたマスクの上手な付き合い方が求められそうですね。」
NHK:ニュースウオッチ9

新型コロナ オミクロン株の後遺症患者 免疫細胞が極端に少ないことが判明

有働アナ「感染しないことが一番ですけれども、廣瀬さん、今対策は?」
廣瀬氏「基本的にはマスクはずっと着けてますけれども、自転車通勤であったり、ランニング中は、ちょっと自分の判断で外すときは外すようにしています。あとは、マスクを着けることが当たり前になっているので、少しずつ外すことにも慣れていきたいなと思っています。」
有働アナ「そういう感じですよね。ずっと着けていただけに、とありますので。政府や専門家の出す案も、結局最後は私達に委ねられているので、何が今の自分に必要なのか?外ではマスクを外す、外さない、これも含めて、それぞれの選択を否定しないでいきましょう。」
日本テレビ:Newszero

中国 習近平国家主席 ゼロコロナ政策にこだわるワケ

佐々木アナ「さて今日は番組で中国上海のロックダウンが経済に与える影響をお伝えしましたけれども、まあ厳しいですよね。」
角谷アナ「なぜここまでゼロコロナ政策にこだわるんでしょうかね?」
佐々木アナ「そこ本当にこだわってますね、山川さん?なんでですか?」
山川氏「突き詰めると、これなんですよ。中国では感染防止の最終責任者は習近平主席。それに対して、経済対策というのは、ナンバー2の李克強首相なんですね。ですから、感染対策が成功すれば、習主席の功績になるんですが、経済は最後失速した場合は、これは李氏の責任にしてしまえばいい、というところがあるんです。」
佐々木アナ「その結果、過剰とも言えるような都市封鎖をしているということなんですか?」
山川氏「実際の首長も自分の人事かかってますから、感染対策か?経済か?どっちを選べ、と言われたら、最後は感染対策の方を選ぶというのが現実な訳ですね。」
佐々木アナ「となると、しばらくそういう状況が続くとなれば、経済には重しが続くということですね。」
テレビ東京:WBS

その他

山口県阿武町 新型コロナ給付金4630万円誤給付事件 男逮捕

大越アナ「コロナの感染拡大が始まってから、この給付金の手続きをはじめとした行政の事務というものが、本当に旧式で効率が悪いということに日本中が気づいて、だからデジタル化を進めようという機運が高まったはずなんですけれども、なかなかそれが広まっていかない。今回の阿武町での一連の問題というのは、そのことを象徴的に表しているのかもしれません。一方で、人間にやはりミスというのはつきものですので、そのミスが起きた時に素早く対応して、被害を影響を最小限に抑える、ということの大切さを今回の一件で改めて気づいた、そんな思いがします。」
テレビ朝日:報道ステーション

愛知県豊田市 取水施設で大規模漏水

青井アナ「水道と同じように井戸水が使えるという訳ではないですけれども、備えをいくつか持っておくということは普段の生活において大切ですよね。」
山内アナ「そして、水のインフラの老朽化ですが、各地で課題となっています。専門家はこちら、取水施設の稼働を止めて点検や補修するためには、その間も水を送る別の施設が必要になる。そうした備えを無駄なものとして切り捨てるのか?必要なものとして整備するのか?議論が迫られている、と話しています。」
NHK:ニュースウオッチ9

日経平均株価 一時700円以上値下がり

馬渕磨理子氏(経済アナリスト)
・米国市場の懸念「金利↑」→「景気↓」
・企業収益を圧迫する物価高 消費の落ち込み
・リスク回避の円高も 強いドル・弱い円続く

内田アナ「経済の再開への機運というのが高まっていますが、感染拡大前の水準に戻していくだけではなく、日本経済そのものを強くしていかないと、更なる低迷が続くことになりかねません。今が大事な時です。」
フジテレビ:FNN Live News α

スニーカーが「資産」に?

小川アナ「1万円が100万円というね、そこまでの高騰もあるのか、と驚きました。」
山本アナ「ただ、投資となると注意も必要なんですね。中国でのスニーカーブームに詳しいジャーナリストの高口康太さんに注意すべき点を伺いました。まず中国というのは、日本を遥かに上回るスニーカーブームになっているそうなんです。その結果、スニーカーを買う目的が、はく・見るだけでなく、儲けるためという人が多くなっているそうなんです。それに拍車をかけるように、スマホなどで実際のスニーカーそのものだけではなく、証券のように買う権利を売買することも出来ると言います。投資が過熱していて、中国では当局が規制に乗り出すほどになっていると言います。更にもう1点、注意点あります。スニーカー、流通量が非常に少ないものもありますよね。限定100足とか200足とか、あるじゃないですか。そうすると、一部の人が結託をして、高値で売買をしていくと、価格をつり上げることも出来てしまう。その結果、普通の人から見ると、その価格が安いのか?高いのか?がわからない。適正な価格がわかりづらくなってしまう。そういった状況に陥るそうなんです。最後に高口さん、このようにおっしゃっています。あまりに大きなバブルは必ず崩壊することを忘れてはいけない、ということです。」
小川アナ「いつの間にか大暴落、ということもあるかもしれない。」
山本アナ「はい、そうですね。」
TBS:News23

LGエレクトロニクス・ジャパン インテリアと調和する有機ELテレビ発表

佐々木アナ「たしかにTVがついていない時、画面黒いですもんね。そこを有効活用ということですね。」
山川氏「最近、動く動画のアートというのがすごく流行ってるから、ちょうどそのサイズに合わせて、するといいんじゃないですかね。」
佐々木アナ「どんな人が買おうと?」
中垣アナ「TVにまず強いこだわりがある人、かつインテリアを非常に重視する人といったように、明確なターゲティングがあるんだな、と感じました。」
佐々木アナ「そうですか。TVの進化ですね。」
テレビ東京:WBS

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