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京都神社仏閣
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2022年11月の記事一覧

八幡弘法合体大師像「乙訓寺」長谷寺のボタン継承!継体天皇【長岡京シリーズ】【大原野シリーズ】

レア仏像!八幡弘法合体大師像は33年に一度の御開帳だが、江戸時代以降非公開・・。本当にあるのだろうか?  早良親王の怨霊を鎮めるために乙訓寺に滞在した空海は八幡大菩薩を彫っていると、八幡大菩薩があらわれ、空海は八幡大菩薩を見ながら首から上を、八幡大菩薩は空海を見ながら首から下を彫ったとさ。二つを合わせると、ぴったりとくっついたとさ・・・。 変更履歴 2022/11/20 初版 ▼HP▼アクセス京都府長岡京市今里3−14−7 ▼祭神・本尊と脇時八幡弘法合体大師像 ▼見ど

新緑&紅葉「光明寺・乗願寺」「寂照院・走田神社」「長法寺」【長岡京シリーズ】【大原野シリーズ】

紅葉で有名な「光明寺」だが新緑もオススメ!長岡京を代表する寺を紹介!車で行くのがよいだろう! 変更履歴 2022/11/19 初版 ▼HP、アクセス、祭神・本尊と脇時※後述「▼見どころ」参照 ▼見どころ▽光明寺(京都府長岡京市粟生西条内26-1) 西山浄土宗の総本山であり、京都府長岡京市粟生にある寺院で本尊は阿弥陀如来。  山門前に数は少ないが駐車場はある。ただし、紅葉時期は駐車場は閉鎖しており、タクシーなど一部のみ開放となっている。ということで、バスなどを使うことに

紫陽花と紅葉「楊谷寺」近代社寺経営なのかも【長岡京シリーズ】【大原野シリーズ】

清水寺を開山した「延鎮」により開かれた寺で、延鎮が『西山にて生身の観音様に出会うことができる』という夢のお告げから、柳の生い茂る渓谷の岩上に生身の観音様を見つけたそうな。拝観料は安く、手水舎が人気スポットになっていた。ちなみに、清水寺を開山した「延鎮」は奈良「子嶋寺」ですね! 変更履歴 2022/11/18 初版 ▼HP▼アクセス長岡京市浄土谷堂の谷2 ▼本尊と脇時※後述「▼見どころ」参照 ▼見どころ 紫陽花と紅葉を対比しながら紹介します。そして、写真の順に巡っていま

平安神宮社殿の「長岡天満宮」菅原道真と在原業平の遊び場!大宰府左遷で寄り道【大阪北摂シリーズ】【長岡京シリーズ】

菅原道真を祀る長岡天満宮です。長岡京市=長岡京から藤原氏所縁の地域ともいえるが、菅原道真を祀っているのは面白い。高槻市の野見神社、上宮天満宮と同じく和爾菅原氏所縁の場所だそうだ。由緒によると平安時代・菅原道真の所領であったとされ、道真が在原業平らと共に、 しばしば遊んで詩歌管弦を楽しんだ縁深いところだそうな。 変更履歴 2023/04/22 2023/04/21参拝したので写真増量 2022/11/17 初版 ▼HP▼アクセス京都府長岡京市天神2丁目15−13 ▼祭神菅

★纏め★嵐山シリーズ:神社仏閣/紅葉巡りはコレがゴールデンコース!?おまけあり?

 観光スポット「嵐山」の神社仏閣巡りするときの個人的なオススメルートですね。ただ単に各神社仏閣のリンク集とも言えますが、オマケ動画がついています。11月末から12月ごろの紅葉をお楽しみください。 ▼嵐山周辺!神社仏閣参拝順コースは一番人が集まる天龍寺に行って、嵐山奥から攻める!! #天龍寺  創建は室町時代で、後醍醐天皇のために足利尊氏が建立。嵐山や亀山を取り込んだ自然融合した庭園である。 #清涼寺#慈眼堂#宝筐院 私のNOTEは次の通り。 #あだし野念仏寺#化野

五山送り火嵐山・「遍照寺」定朝父・康尚の仏像【京都嵐山シリーズ】成田山新勝寺!

「へんじょうじ」と読み、本尊は「十一面観世音菩薩像@重文(公式HP説明)」で、横に「赤不動明王坐像@重文(公式HP説明)」が安置されている。この2体共に定朝の父こと「康尚」の作らしい。ここの仏像の特色は十一面観音の右足で、ちょっと前に出て曲がった感じになっているのが面白い。その他として、「不動明王立像」、「聖観音立像」が安置されている。狩野探雪筆「竹虎図」なども公開!! 変更履歴 2022/11/08 初版 ▼HP▼アクセス京都市右京区嵯峨広沢西裏町14 ▼本尊と脇時木

嵐山紅葉まったり「大覚寺」嵯峨野御所/最古の門跡/真言宗大覚寺派本山【京都】

歴代天皇・皇族が住持された門跡寺院で「嵯峨御所」として知られている。正式名は「旧嵯峨野御所大覚寺門跡」境内にある宸殿@重文は徳川2代将軍秀忠と浅井長政の三女であるお江の間に生まれた東福門院和子が女御御殿の宸殿として使用していたもの。 変更履歴 2022/11/07 初版 ▼HP▼アクセス京都府京都市右京区嵯峨大沢町4 ▼本尊五大明王 五大堂:五大明王像(不動明王・降三世明王・軍荼利明王・大威徳明王・金剛夜叉明王) ▼見どころ 駐車場、バス停から手前のお堂から巡るもよし

奥嵯峨で苔と紅葉「祇王寺」大覚寺と繋がり?「檀林寺」「滝口寺」もいいかも【嵐山シリーズ】

嵐山周辺に多い「苔寺」のひとつで紅葉でも有名。台風の影響で日が差すようになり、若干、苔の良さが落ちたという人がいるが、まだ大丈夫! 変更履歴 2022/11/6 初版 ▼HP、アクセス、祭神・本尊と脇時後述「▼みどころ」参照 ▼見どころ化野念仏寺から嵐山に下るとこの石標が見えたら右へ!嵐山渡月橋、二尊院から来たら左ですね。 ▽檀林寺祇王寺横ですね。紅葉時期は良い感じで、思わず「祇王寺」と思って入りかけた(笑)。 ▽祇王寺 本堂に入ると解説してあるが、この寺は 『平家

苔×紅葉×竹林!嵐山・嵯峨野「あだし野念仏寺」京都の人々の思い「化野念仏寺」と書く!その心は?【嵐山シリーズ】

京都人気スポット嵐山・嵯峨野の徒歩最北端は竹林×苔×紅葉の3つを楽しめる穴場である!ああ~湛慶作の阿弥陀如来坐像??「あだしの」とは極楽浄土に往来する願いなどを意図しており、極上の阿弥陀如来坐像が安置されている!そして紅葉と竹林のコントラストはここ!! 変更履歴 2023/08/27 千灯供養の模様追加 2022/11/05 初版 ▼HP▼アクセス京都市右京区嵯峨鳥居本化野町17 ▼本尊阿弥陀如来像 ▼見どころ「あだし」は「はかない」、「空しい」という意味で、「あだし

京都大原の離れ!ミイラ仏最南端「阿弥陀寺(古知谷)」「江文神社」【京都大原シリーズ】

1609年に弾誓(たんぜい)により創建。弾誓は今でもミイラとして生きており?本尊・阿弥陀如来の白毫や螺髪はなく河童風味で、自身の髪数を本阿弥陀如来に植えたとか。 変更履歴 ▼HP、アクセス、祭神・本尊と脇時※後述「▼見どころ」参照 ▼見どころ▽古知谷・阿弥陀寺(京都市左京区大原古知平町83) 紅葉の場所として有名で車以外で行った場合、三千院から歩くと1時間かかり、京都駅からバスで行くと三千院で一度降り、バスで来るしかない。  2017年4月に5年ぶりに三千院方面。「春

豊臣秀吉所縁の「出世稲荷神社」「大原念仏寺」「?神社」【京都大原シリーズ】

1661から73年に聚楽第のなかにあった社を移し、秀吉の出世にあやかったもの。2012年京都市中心部から三千院へ引っ越し(遷座)。 変更履歴 2022/11/02 初版 ▼HP、アクセス、祭神・本尊と脇時※後述「▼見どころ」参照 ▼見どころ▽大原念仏寺(京都市左京区大原来迎院町270) 念仏寺なので、たくさんのキュートなお地蔵さんがいるかと思ったが、そうでもなかった(笑)  赤いマントを羽織ったような地蔵尊像たち。 ▽?神社 出世稲荷神社かと思いきや人の家?廃墟?み

大原女まつり「寂光院」594年に聖徳太子の父・用明天皇の菩提寺【京都大原シリーズ】

2000年5月9日未明に火災により焼損され、本堂や本尊は新しい。旧本尊は焼失せずに大やけどをしたまま安置されている。『平家物語』に登場することで有名になり、平清盛の娘・建礼門院が終生を過ごしたことで知られている。大原女まつり期間中は、通常2500円の大原女着付け体験が1000円となり、寂光院から勝林院に向けて歩く行事「大原女時代祭り」がある。ちょうど、歩き始めに寂光院手前に着き、運よく見れました。一般の方も参加しているため、写真は後ろ姿のみをアップ。この後、豪雨になりましたが