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牛乳へのおもい

給食に牛乳ってどうなの?

おはようございます。
娘が夜泣き?でずっとグズグズしてて起きてしまいました!
朝活できたから逆にありがとう。

さて,日頃より,気になっているのが給食時の牛乳。
小さい頃は生活クラブの牛乳を飲んでいたけど,いつからか牛乳飲むとお腹痛くなることもあったので気づいたときには家にもなかったのですが,こうして教職に就いて給食時牛乳があることにやっぱり違和感があります。
だって白飯に牛乳って合わないですよね?
みんなよく飲むなーって思っちゃうんですけど。

そもそも,環境汚染や,環境問題に多くの影響を与えているのが畜産と言われています。
畜産,酪農関係者には少し申し訳ないかなとも思いますが,畜産が環境を壊しているとも言われています。

そして地球温暖化の原因とされる二酸化炭素などの温室効果ガス。
イメージでは車の排気ガスや工業分野での大量排出になると思いますが,
実は畜産や農業と食生活と密接にかかわる分野を通じた排出も少なくはないです。
畜産分野での温室効果ガスの排出にフォーカスをあてて
本日の記事を書いていこうと思います。

牛がする「げっぷ」や,「おなら」が地球環境を加速させています。
本当かよーとも思うのですが,事実なんですね。
げっぷやおならが放出するメタンガスの量は1日160~320リットルにも及ぶそうです。

また,牛や豚や鶏を育てるためには,莫大な水が必要となってきます。
以下がおおよその数量となっています。

牛肉1㎏を作るために必要な水は15,415リットル
豚肉1㎏を作るために必要な水は5,988リットル
鶏肉1㎏を作るために必要な水は4,325リットル
卵1パックを作るために必要な水は1,960リットル
牛乳1ℓを作るために必要な水は1,020リットル

ものすごい量の水を使用していることがわかります。
これだけでも影響を与えていることがわかります。

たとえば最近タイムリーな話題であれば,SDGsへの取り組みに注目されていますよね。
その中に
・貧困をなくそう
という目標があります。

世界にはまだまだ多くの貧困問題を抱えています。
それなのに、畜産への飼料(穀物を中心としたもの)を栽培するために
アマゾンの膨大な土地を伐採し,そこで栽培した穀物が畜産の飼料になります。
アマゾンの森林が伐採され続け,この25年間でドイツほどの規模の森林がアマゾンから姿を消したと言われています。
家畜が一頭増えると,森林が1ヘクタール減少します。
この問題がわかりますか?
環境に大切な森林。二酸化炭素を吸収してくれる大事な役割をするものが畜産の関係でどんどん減少していっています。

そして,なぜ貧困問題と関連しているのかというと
貧困問題を抱える国はたくさんあるのに,そういった人々にご飯は届かず,
動物への飼料の方が優先なことが問題なのです。
牛のほうがお金になるからですよね。

こんな問題を世界は抱えつつも毎年畜産は増え続けます。
肉は好きだし,食べるけども,わたしはこの問題を知ってから
肉の消費量が減りました。

もちろん牛乳はのみません。
現在ヴィーガンやベジタリアンの人も増え,話題になってきていますよね。
また動物性たんぱく質の摂りすぎは体にとっての影響も多く,
我が家で感じることもいくつかあって,
肉を多く摂りすぎたときは必ず,おならが臭くなるということ。

ヴィーガンではタンパク質の摂取量が少ないんじゃないかとも
言われているようですが,そもそも野菜や果物にも
タンパク質が含まれているので足りなくなることはありません。

そして長々と書いてしまいましたが,牛乳のこわいところを自分なりに
書き出してみます。

・牛乳にはカルシウムは吸収できない。
・日本人には牛乳は合わない。

そもそも大人には牛乳の成分を分解する能力が備わっていません。
カルシウムが足りないと思われ,乳製品を摂るように勧められて
生きてきますよね。
学校で牛乳,シリアルに牛乳,ヨーグルトなどなど。

わたしが一番しっくりきた牛の問題としては,
牛乳って本来は子牛が飲むものですよね?
お母さん牛から母乳をもらって本来大きくなるんです。
その母乳をわれわれ人間が飲むことに違和感ないのか?
ということです。
そして子牛には人工ミルクが飲ませられるのです。
生まれてすぐに母牛とは別けられ,人間の口に届けるために
肉になる牛と,ひたすら乳を出す牛と分けられるのです。

乳の出が悪ければ女性ホルモンがたくさん入っている飼料を与えられます。
それを人間が飲みます。
乳製品の摂取が多くなり,ホルモン依存性の大腸がんや乳がんなどの病気が
増えたともいわれます。
だからわたしは子どもに学校で牛乳を飲ませたくないです。
家でもアーモンドミルクや,オーツミルクを飲ませています。
お菓子作りにも牛乳はつかいません。
断固として飲ませたくありません。

亡くなった父も牛乳が好きでした。
家族で飲むのは父だけでした。
やめるまで時間がかかりました。
胃がんにも関係しているのじゃないかと怖くなりもしました。

植物性に替える努力をひとりひとりがしてみる価値はあると思います。
からだのためにはもちろん,環境のためにも生活を変えていくいく必要ありそうですよね。

牛や豚や,鶏も
「育てられた環境が良ければ良質なものになる。」
健康でのびのび育てられ,人工飼料やホルモン剤の投与がない状態で育てられているのと,
生涯檻の中で生きるのとはストレスのかかり方が全然違いますよね。

先日みたYouTubeで,「知らないということは罪だ」と言っていました。
まだまだ知らないことはたくさんあります。
お金のことや,ビジネス,教育関連のことでも知らないことはたくさんあります。
浅く広くで良いので知るのと知らないのとでは全然違うとおもうでの
これからも適度に勉強します。


畜産は完全悪だ!!!とは全く思いません!!!
みんな生活もあります。
少し生活をかえるのもいろんな発見があって楽しそうですよね。
なんでも楽しみたい人です。


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