限界運動量を表示するインジケーター【Voline】でチャートの未来を予測
最適な利確はプロでも難しい
損切の位置はある程度同じですが、利確の目安は難しいですよね。
利確するべきポイント、どこまで利益を伸ばせば良いがわかれば、リスクリワードの良いトレードがしやすくなると思います。
デイトレードで言えば、今日の高値、あるいは安値がわかれば、利確するべきポイントがわかりますよね。
トレードは安いところで買って、高くなったら売る、もしくは高いところで売って、安いところで買って利益を出します。
その日の高値と安値がわかればデイトレードで利益を最大限伸ばすことができます。
スイングトレードでも同じことが言えます。
今週や今月の高安がわかれば、そこまで保有すれば良いのです。
そんなのどうやってわかるんだよという話なのですが、ある高値と安値は程度は予測できてしまうんです。
平均ボラティリティ・限界運動量とは?
チャートは直近の値動きに似た動きをしやすいです。その時期によってボラティリティも違いますし、癖があります。
トレンドの強さ、長さ、値幅などかなり似た動きになりやすいです。
値幅に注目したテクニカル指標が、平均ボラティリティ、限界運動量と呼ばれるものです。
過去の一定期間の値幅の平均値を出すことで、その日、その週、その月など、ローソク足の値幅をある程度予測することができます。
値幅計算とは少し違っていて、一定期間のローソク足の高値から安値までのボラティリティを足して、一定期間で割って出します。
【限界運動量の計算方法】具体例
例えば、今日の限界運動量を出すには、
期間7日の限界運動量:過去5日分の日足のボラティリティ÷7
期間30日の限界運動量:過去22日の日足のボラティリティ÷30
日足の高値から安値まで測って、それを7日分足して、7で割ると7日分のの平均ボラティリティが出ます。
これでその日のボラティリティを予測できます。
限界運動量のインジケーター【Voline】
過去の値幅の平均から、その日の値幅を予測し、値動きの限界値がわかります
限界運動量を自動で計算して表示してくれるインジケーターがこれから紹介する「Voline」です
限界運動量MT4インジケーター「Voline」の使い方やメリット
1.利益を最大限伸ばすことができる【損小利大】
限界運動量を使えば、自分のトレードスタイルに合った値幅の限界値がわかるようになるので、利益を伸ばしすぎたり、逆に早く利食いすぎたりすることが少なくなります。
最も良いポイントとまで言いませんが、かなり良いポイントで利食いができるようになると思います。
私はVoline+フィボナッチで値幅観測していて、重なっているポイントは特に反発しやすい傾向にあるので、利食いした後に逆行することはよくあります。
2.高値掴み、安値掴みしにくい
値幅の限界運動量がわかるので、それ以上伸びにくい価格からブレイクしようとするトレードをしなくなります。
つまり高値掴み、安値掴みをしにくくなるということです。
例えば、日足の限界運動量がわかっていて、そのレートまで到達したとします。
これもっと上昇するのではないかと、思う人はそこからロングでついていきますが、限界運動量が見えているとそこが天井の可能性が高いことがわかっているので、ロングではついていきません。
むしろ売り場を探します。
なのでVolineを使えば高いところで買ったり、安いところで売ったりすることは少なくなります。
3.限界運動量で逆張りできる
値幅の限界運動量がわかっていれば、それ以上伸びにくい価格がわかるので、そこから逆張りをすることも可能になります。
トレード手法VRは限界運動量を生かして、価格が伸びきったところをフィボナッチとVolineで値幅観測して逆張りするものです。
4.各時間足の限界値がわかる【環境認識しやすい】
Volineには種類があります。次に説明します。
色々な時間足の限界運動量がわかるので、各時間軸別の限界値が見えるようになります。
例えば月足レベルで限界値に到達したのであれば、月末までは逆に動きやすいかもしれないなとか、週の半ばで限界運動量に到達したのであれば、週末にかけてもみ合うか、逆方向に伸びる可能性が高いかもしれない、という戦略を立てることができるようになります。
5.誰でも同じラインを見ることができる【裁量なし】
Volineを使えば、誰でも同じ限界運動量を見ることができます。
裁量部分がないので、再現性があるトレードができるようになりまs。
今日どこまで上昇していくのか、下降していくのかがある程度予測できれば、各トレードスタイルで適切な値幅を取ることが可能です。
また、今日の高安が分かっているので、高値掴み安値掴みすることも少なくなります。
もちろん高値と安値から逆張りも可能です。
限界運動量MT4インジケーター「Voline」を使う際の注意点や補足情報
・Volineだけで判断しない
・Volineのブレイク狙いはあまりおすすめしない
・あくまで目安の1つでしかない
・ピンポイントで効くときもあるけど、ピンポイントよりは価格帯で考えた方が良い
・平均を超えることもあるし、平均以下のこともある
・ボリンジャーバンドとは全くの別物
・Volineを抜けたらサポレジ転換することがある
・直近のVolineが抵抗帯になることがある
限界運動量MT4インジケーター「Voline」は7種類ある
・1時間足Voline
・4時間足Voline
・日足Voline
・週足Voline
・月足Voline
・年足Voline
・マーケットVoline
・1時間足Volineは1時間足の限界運動量を示す
・4時間足Volineは4時間足の限界値運動量を示す
・日足のVolineは今日の限界運動量を示す
・週足Volineは今週の限界運動量を示す
・月足Volineは今月の限界運動量を示す
・年足Volineは今年の限界運動量を示す
・マーケットVolineは各マーケット(市場)の限界運動量を示す
限界運動量インジケーター「Voline」おすすめトレードスタイル
・1時間足Voline=スキャルピング
・4時間足Voline=スキャルピング~デイトレード
・マーケットVoline・日足Voline=デイトレード
・週足Voline=デイトレード~スイングトレード
・月足Voline=スイングトレード
・年足Voline=超長期
それぞれのVolineを上手く使えば、大きな流れを認識しながら、下位足で利益を最大化することが可能です。
限界運動量MT4インジケーター「Voline」を動画で解説
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限界運動量インジケーター「Voline」の詳細はブログからどうぞ
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