〈ありのままの自分〉を愛することが大切。そのことを未来の人のために伝えていきたい。
自分が未来のためにできること、それは〈ありのままの自分〉でいることの大切さを多くの人に伝え、その想いを未来へと紡いでいくこと。
2024年現在、日本では多くの人が窮屈に感じながら生活している。人種差別、性差別、パワハラ、人間関係のトラブルなど、さまざまな問題が日常生活に影を落としている。
そういった問題で悩んだ時は、あなたは何も悪くないということを自分は伝えたい。世の中、自分のことを批判してくる人は絶対にいる。
そんな人たちは自分の世界から消す。
耐えられない時は逃げてもいい。本当の自分を受け入れてくれる場所まで旅していく。それがすぐ見つかるかどうか、どれだけの時間がかかるかはわからない。でも、必ずその場所は存在する。
批判に立ち向かったり、それに負けて自分を矯正しなくていい。それが窮屈に感じる原因。〈ありのままの自分〉でいられないことで、どんどん生きづらくなってくる。
自分は、優しく包み込んでくれる家族のおかげで自分らしく、幼少期や学生時代を過ごしてきた。女の子のオモチャやアニメが好きなことも、ファッションが好きなことも「これが自分だから!」という感じで強気で生きてこれた。
だけど、セクシャリティは少し違った。ゲイである自分の気持ちに蓋をして、20代半ばまで過ごしてきた。気づいたら面倒臭いから、なんとなく気づかないようにしていたんだと思う。
自分に変化が訪れたのは、座間味島に住み始めた頃。そこで出会った友達や先輩たちは、自分らしさを大切にし、自分の軸で生きていた。彼らとの会話や共同生活を通じて、自分も「もっと自分に素直になって、ありのままを受け入れよう」と感じるようになった。
それからはオープンゲイになった。特にカミングアウトはすることなく、セクシャリティも包み隠さずに伝えるようになった。
周囲の反応は普通だった。「へぇ〜」って感じ(笑)多分この人たちにとってゲイって全然特別じゃないんだと感じて、心地よかった。
座間味島という場所で、素敵な人たちに出会えたからきっと自分と向き合い、素直になれた。
この場所にたどり着いたから、今〈ありのままの自分〉で生きている。
だから、未来の人に伝えたい。本当の自分でいられる場所、なれる場所は必ず存在する。自分自身がその場所を見つけられたように、あなたもきっと見つけることができるはず。自分を信じて、これからも旅を続けていってね。
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