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読書について

ここでお話しするのは読書という概念についてです。
読書とはどのような概念を指すのでしょうか?
もしこの問いに明確に答えられなかったら、
立ち寄っていただけたら嬉しいです。

読書について思いを巡らせようと思ったきっかけ


初対面の方にお会いした時、「あなたの趣味は?」に対して「読書です。」と答えると以下のような答えが返ってくることがあります。

「どんな本が好きですか?」
「〇〇が好きです?」
「おすすめはありますか?」

これらの質問の答えに窮すると「私自身の趣味は読書なのだろうか?」と自信を失ってしまう。したがって自分の趣味は読書だと自信をもつために「そもそも読書って???なんだろう???」と疑問を抱いたわけです。

読書とは(仮説)


読書とは単純に言えば「本を読むこと」にほかなりません。また、知識獲得の手段の一種とも言えるでしょう。

本を読む事はどのような意味をもつのか三つのステップに分けて考えてみました。

1.本の文章から記号を視認する。
2.記号を脳内でイメージやアイデアとして再構築すること。
3.アイデアやイメージが考え方や視点に影響を与える。

123の過程を模式的に示した図も載せておきます。

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本は文章の集合体からできています。それを視認すると記号という形で処理されてイメージやアイデアとして頭に定着し、自分の考え方や視点に影響を与えること。この一連のプロセスを読書という概念だと私は考えています。


私が読書を好きな三つの理由


もし、私が読書の何が楽しくて読んでいるのと聞かれたら以下のように答えようと思っています。

1.新たな視点を与えてくれるから
 
読書という行為は経験の一種として捉えることができると思います。専門的な知識について述べたもの、想像を掻き立てるような物語、そして思想についての本まで、それぞれ読むことにより認知を拡張し、脳内に蓄え、新たな視点を与えてくれます。

2.集中と没頭を与えてくれる。

本当に読書を楽しみたい時には、深く集中する必要が出てきます。それは文字を追い、イメージに変換し、思考しながら展開を追っていく必要があるためです。どんな物事でも集中、没頭を持って取り組むと自ずと充実感がついてきます。本を読むという行為は時間が取れなくて...と思ってしまうことありますよね...。それでも、良い本に出逢いまとまった時間をとってじっくり読書する時間は確かな充実感を与えてくれるのです。

3.普段の生活で思考の幅が広がる。

小説、専門書、啓発書、そして実用書にせよ本を読む前と読んだ後では思考や視点が大なり小なり変わってくる。普段の生活において、私達は普段から膨大な情報に晒されているが、脳内に取り入れられ認知されてる情報はかなり選択して取り入れられていることになる。どの情報を取捨選択するかは経験から生じる視点、思考が決定すると考えるとその経験をたくさんできる読書はかなりお得だと私は考えています。


読書が趣味の人もそうじゃない人も


「読書について」という大きな概念について考えてみました。読書が趣味であるが私と同じように自信を失った人、あるいは読書を始めようと思った人は自分なりに読書とは何か?ふと考えてみることをお勧めします。

私にとって読書とは記号を変換し、イメージやアイデアとして蓄積し、自身の考え方や視点に影響を与えるものと考えました。その結果、私の読書が好きな三つの理由を明らかになり、自信を持つことができました。次は読書法についてリサーチし、読書(=経験)の質を高めることにより、私の読書についての仮説を証明していきたいと思います。

ぜひ、あなたも「読書ってなんだろう?」とふと思い返してみてくださいね!
きっと、あなた自信にも素敵な仮説が見つかり、証明する過程は趣味として素晴らしい時間になると私は思います。

最後に、私の文章を読んでくださってありがとうございます。
あなたが今後、素敵な文章に出逢い、素敵人生をおくれますように(^^)。



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