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「無料」に慣れすぎている一方で

(一)
スマートフォンの普及により基本料金「無料」で利用できるアプリが一般的になった。アプリ以外でも例えばブログで、何かのやり方や流れなどのハウツーを気軽に読めるようになった。


便利になったと感じる一方、本来は有料の価値があるものでさえ無料で提供されていることに危機感を覚える。

(ニ)
例えば、私が趣味と副業で取り組んでいる写真でそう感じることがある。従来ではカメラを買ったばかりの初心者は「写真の撮り方」等といった書籍を購入し、撮り方を学ぶことが多かった。

しかし、現在はWEB検索をすればいとも簡単に写真の撮り方を教えてくれるサイトが現れる。利用者側としては便利に感じられるが、ハウツー提供者側としては無料という響きは必ずしも良い響きではないと思う。


(三)
ハウツー利用者側が無料に慣れると、余程の価値がない限り、有料ハウツーに対価を払うという思考が薄れる。
一方で、無料のハウツーに果たしてどれくらいの価値があるのだろうと考えることがよくある。


無料のハウツーは、一般的によく知られる手法が公開されていることが多く、初心者に便利であるが玄人では満足感を得られにくい気がする。(体感)


(四)

ハウツー提供側は、本当に大切な情報は無料では出さない。多くの人が知ってしまうと価値が薄くなるような情報ほど、有料というフィルターの中に隠されやすいのではないかと思う。


「情報料=無料」に慣れていると何でも無料で得ようとする。しかしながら、無料の情報が全てではないことは知っておくべきだ。本当は有料でしか得られないor得られにくい情報はいくつもある。


(終)
私が隠し持つ情報もいずれ有料note限定で公開していこうと思う。広まりすぎると価値が薄まる情報もあるため、無理に買ってもらう必要はない。
価値を分かってくれる人にのみ提供したい。

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