カナダでは5か国語以上話せるのは当たり前?
皆さんこんにちは!今日はお待ちかねの言語についてです!
自分は日本語、英語、スペイン語、中国語、フランス語の5か国語を話します。
友達には「すごい!」とか「頭の中どうなってるの?とかよく言われます。」特に日本人には。
日本では今の時代でもまだ、英語ぺらぺらというだけで「すごい!」と言われますよね。
でも、カナダ来てみたら5か国語話せることくらい大したことないことに気づきますよ。
5か国語、又はそれ以上の言語を話せることは、ヨーロッパと一緒でカナダでは当たり前のことです。特に国際都市であるトロントでは。
英語では多か国語を話せる人のことPolyglotと言いますが、カナダにも死ぬほどいます。驚かないでください。
自分はただ、その大勢のうちの一人なのです。
カナダは多民族多文化国家ですし、世界中から移民が来ている国ですし、公用語が英語とフランス語なので90パーセント以上の人はまず2か国語話せます。
カナダでよく見る白人の方々の先祖も、ほとんどヨーロッパ出身です。
ご存知の通り、ヨーロッパではEU圏や近隣国家への移住規制の緩和、地理的な近さなどの関係で数か国に住んだことがある人が多く、5,6,7といった言語を話せるのは当たり前です。
そういう環境で育った移民も少なくありません。
インドや東南アジア諸国からの移民もそうですね。そこら辺からの移民は、祖国で数か国語が公用語として話されているため、英語かフランス語、又は両方を加えると、少なくとも5か国語は越えますね。
実際に、自分の友達でカナダ生まれカナダ育ちの人でもたくさんの言語を話せる人がいます。
例えば、小さいころにポーランド人の親からポーランド語とロシア語を教わり、高校ではフランス語を学んだとか、カナダ生まれカナダ育ちだけどインドの5つの言語を話す親の元で育ったから6か国語話せるなど。複雑なバックグラウンドを持っている人が多いのです。
日本では、公用語は日本語だけですから、たくさんの言語を話せると聞くと皆驚きますよね。
日本にもアイヌ語とか沖縄語とかありますが、悲しいことにその文化も言語もだいぶ衰退してきていますし、関西弁や東北弁を言語と呼ぶのも難しいので、5か国語を話せる人はあまりいませんよね。
小さいことからたくさんの言語を使うという、恵まれた環境で育った人が多いのがこのカナダですが、ほぼ単一民族単一文化国家である日本出身でしたらやはりたくさんの言語を話せる人には憧れますよね。
自分は日本生まれ日本育ちですが、中国人の親の元で生まれっというアドバンテージがありました。
でも、日本で過ごした18年間中国語を使う機会はほとんどありませんでした。当時は中国人ということだけで学校で差別され、中国語を話すということで周りから中国出身の貧乏人と呼ばれるほど外交関係がぎくしゃくしていましたから。
長く排他的で人種差別的な政策や風習が続いた日本では、長らく他の外国語も日常的に話されていませんでしたし、実用的ではありませんからね。
やはり、移民国家カナダですので人々は誇りをもって祖国の言語や外国語を話し、先祖代々伝わる言語と文化を次の世代へ伝えるということができたのかもしれません。その点に関しては本当にすばらしい国です!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます!次回も楽しみに!
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