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『正論マン』にはもうならない

『正論マン』?
一体誰?? 
どういうこと???

そうですよね。
自分の勝手な造語です。

『正論マン』とは、その名の通り、
正論を子どもに押しつける
関わりをする人のことです。

かつての自分もその傾向に
陥っていた時がありました。

「正論マン」3つの特徴

①自分に軸を置いて
 相手に意見を押しつける

②心にゆとりがない

③心情・意欲・態度の
 「態度」に着目しがち

子どもは遊びから学ぶ

生まれて間もない子どもたちは、
大人と同じように知識や経験が
ないことは容易にわかりますよね。

何も知らない状況から
遊びを通して、時には失敗を重ねながら
様々な事を学んでいきます。

ただ正論マンには、その理屈が
適用されない場合があるのです。

たとえば3歳位の子が
部屋でモゾモゾしていたとします。

その後、走って廊下に出て
トイレに向かっていった場面。

正論マンは
「廊下は走りません」
そんな言葉をかけるかもしれません。

しかし、おしっこが漏れそうな状況が
わかっているのなら、

「大丈夫!間に合う!」

と声をかけてもいいのでは
ないでしょうか。

廊下は走るとぶつかったり
転んだりするかもしれないから危険。
そんな事は百も承知です。

ただ、今かけるべき言葉
だったのでしょうか?

細かい話のようですが、
こういった所が保育の中で
大切な部分だと思っています。

なぜなら、「態度」は
心情・意欲が伴っていることを
理想としているからです。

態度ばかりを求めた所で、
それは一時的なものに
すぎないからです。

「正論マン」とならないために

①自分に軸を置いて
 相手に意見を押しつける

あくまで軸は相手。選択していくのは相手。

 相手が何を感じたり考えたりして
 行動をとったのか。
 その部分から、クリアにしていかないと
 根本的な解決には至らない。

②心にゆとりがない

どうしてゆとりがなくなっているのかを
 振り返り、対策をする。
 保育者のユーモアも必要!

・時間が足りていない
・環境設定が不十分
・子どもと関係ができていない
・発達や育ちが捉えられていない
・指導計画が不十分   等

③心情・意欲・態度の
 「態度」に着目しがち

大切なのはむしろ心情・意欲

 態度は目には見えやすく、
 気付きやすいかもしれないが、
 あくまで行動としての表れ。

 その土台となるのが、心情・意欲。
 目には見えない部分だからこそ
 意識的に見ようとする意識が必要。

👇その他にも気をつけたい人

「完璧マン」
→何かと完璧を求める人

「口ばっかマン」
→口先ばかりの指示・命令で遊ばない人



最終的に…

「自分がどんな保育者になりたいのか」

理想を持つことが
大切だと思っています。


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