見出し画像

夏の北陸周遊旅 その14

皆様こんにちは。柳井グランドホテル支配人の松前あつしです。今回も私の趣味である鉄道旅行について書いていきたいと思います!

ちなみに、この記事は私が2016年から執筆していたブログ「ホテルマンの鉄道旅行記」の内容を引き継ぐ形で書いていきますので、以前の記事は下記リンクからご覧ください!
ホテルマンの鉄道旅行記

前回(その13)は石川県第二の都市・小松に立ち寄って「カレーのアルバ」に行きました。今回はその続きです!

小松から普通列車で30分。再び金沢駅に戻ってきました。ここから先は旧北陸本線のIRいしかわ鉄道には乗車せず、北陸新幹線で富山まで移動します。

ここで、今回使っている北陸観光フリーきっぷ最大のメリットが活きることになります。以前も書いた通り、このきっぷはフリー区間に北陸新幹線の金沢〜黒部宇奈月温泉(くろべうなづきおんせん)間が含まれるため、自由席なら追加料金なしで新幹線に乗り放題なのです。

金沢から富山までは20分。今度は真夜中ではなく、夕方の富山駅に降り立ちました。実は富山に来たら食べておきたいものがあったので、贅沢にもそのためだけに新幹線に乗ってしまいました。

それがこの「富山ブラック」。ご当地ラーメンの一種として名高いB級グルメです。しかし地域おこしのために誕生したわけではなく、富山ブラックには半世紀におよぶ長い歴史があります。

富山駅併設「とやマルシェ」のテナントに大喜(たいき)の視点があります

このお店は大喜といい、元祖富山ブラックのお店と称されています。富山駅併設の店舗は支店で、本店は富山市内にあります。

大喜のホームページには、当時からの歴史を紹介するページがあります。このページによると、富山ブラックは元々ラーメンではなく、肉体労働者向けに白飯に合う「おかず」として考案されたといいます。

確かにラーメンではなくおかずという視点で見てみると、塩気の強いスープ、太い麺、大きめに切られたネギやメンマと、おかずに適した要素がたくさん見受けられます。なので私は個人的に、富山ブラックはご飯と一緒に食べるおかず、というイメージが定着しています。

今回の来店でも迷わずライスを注文。具材だけではなくスープもご飯によく合うので箸がどんどん進みます。スープは脂味の強いこってりしたものではなく、塩気以外はあっさり。しかし後味を引く力強い味わいです。

もちろん富山ブラックだけで味わうのも美味しいですが、私はぜひご飯と一緒に食べることをおすすめします。富山駅併設「とやマルシェ」に大喜のお店がありますので、富山駅を通りかかった際はお気軽にお立ち寄りください!

大喜の詳細はこちら↓

「とやマルシェ」も旅行当時と比べてさらに施設が充実しています。

富山駅は新幹線開業で周辺開発が進み、「とやマルシェ」内の大喜以外にも、地元食材を使った飲食店や刺身・惣菜を買うことのできるお店が揃っています。今回は紹介できませんでしたが、またの機会にそちらもご紹介したいと思います。

今回はここまでです。次回もよろしくお願いいたします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?