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夏の北陸周遊旅 その18

皆様こんにちは。柳井グランドホテル支配人の松前あつしです。今回も私の趣味である鉄道旅行について書いていきたいと思います!

ちなみに、この記事は私が2016年から執筆していたブログ「ホテルマンの鉄道旅行記」の内容を引き継ぐ形で書いていきますので、以前の記事は下記リンクからご覧ください!
ホテルマンの鉄道旅行記

前回も金沢観光のご紹介としてひがし茶屋街と主計町茶屋街を取り上げました。今回は別のスポットをご紹介していきます!

金沢を代表する観光スポットとして最後にご紹介するのは兼六園(けんろくえん)です。ここも日本三名園に数えられる、金沢の代名詞ともいえる魅力あふれる場所です。

兼六園から望む金沢市街

兼六園の「兼六」とは、6つの魅力(正確には3つの相反する魅力)を兼ね備えていることからその名が付きました。その魅力とは宏大(こうだい)・幽邃(ゆうすい)・人力(じんりょく)・蒼古(そうこ)・水泉(すいせん)・眺望(ちょうぼう)の6つです。

まず宏大(こうだい)と幽邃(ゆうすい)は、「明るく開放的であること」と「静寂と奥深さ」という相反する魅力を表した言葉です。次に人力(じんりょく)と蒼古(そうこ)は「人の手で整えられていること」と「自然がありのままであること」という相反する魅力を表した言葉です。最後に水泉(すいせん)と眺望(ちょうぼう)は「水が流れるところ(つまり低地)」と「眺めの良いところ(つまり高地)」という相反する様子を表した言葉です。

この噴水は機械式ではなく、重力を利用して水が噴き出す仕組みになっています。

これら相反している魅力を兼ね備えることは容易ではありませんが、兼六園には6つの魅力すべてが詰まっています。そのことを指して「兼六園」と命名されました。

兼六園の由来の詳細は公式ホームページに掲載されておりますので、よろしければ下記ページをご参照ください。

兼六園は素晴らしい庭園である反面、その魅力から多くの観光客が訪れます。しかし兼六園には早朝開園というシステムがあり、人の少ない時間に無料で庭園を見て回ることができます。今の時期(4月1日~8月31日)であれば、4:00~6:45の時間帯が早朝開園の時間にあたり、夏場の強い日差しを避けつつ庭園を観覧できます。

この写真は昼間の訪問時に撮影しました。

ちなみに通常の開園は7:00からですが、開園直後も入園者が少ないため、「早朝開園の時間はさすがに早すぎる・・・」という方はこの時間帯を狙うのが良いかと思います。

ここまで3回にわたって金沢を代表する観光スポットをご紹介してきましたが、すべてに共通することとして「早朝の訪問がねらい目」というのがあります。金沢は三大都市圏から近いことから多くの観光客が訪れるため、どうしても昼間の時間帯は観光スポットが混み合います。しかし朝早くから行動することで金沢の魅力をゆっくりと味わうことができますので、よろしければ参考にしていただけると幸いです。

今回はここまでです。次回もよろしくお願いいたします!

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