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夏の北陸周遊旅 その16

皆様こんにちは。柳井グランドホテル支配人の松前あつしです。今回も私の趣味である鉄道旅行について書いていきたいと思います!

ちなみに、この記事は私が2016年から執筆していたブログ「ホテルマンの鉄道旅行記」の内容を引き継ぐ形で書いていきますので、以前の記事は下記リンクからご覧ください!
ホテルマンの鉄道旅行記

この旅行記が完結する前に北陸の鉄道網が大きく変わりました。北陸新幹線が福井県まで延び、入れ替わりで北陸本線が大幅短縮。北陸本線として残ったのは滋賀県の米原駅(まいばらえき)から北陸新幹線が開業した福井県の敦賀駅(つるがえき)までの50km足らずの区間です。「本線」と名乗るにはあまりに短く、またその名に反して北陸地方をほとんど通らない路線へと変貌してしまいました。

北陸新幹線の車両は引き続きE7系・W7系が担当します。

一方で東京〜福井を直通する列車が20年ぶりに復活したことは福井県にとって悲願ともいえる出来事です。さらに新幹線開業と同時に旅行支援制度「北陸応援割」も開始され、お隣の石川県・富山県も新幹線開業で流動が増すことに期待を寄せています。

そして北陸本線は消えても、その線路は「IRいしかわ鉄道(石川県区間)」「ハピラインふくい(福井県区間)」と名を変えて残り続けます。開業後の熱狂が落ち着いたころ、私ももう一度北陸へ足を運んでみたいと思います。

ここからは前回の続きに戻ります。前回敦賀に宿泊した私は、翌朝再び金沢へ。フリーパスを活かし、今はなき特急列車に多く乗りたいという願望もありましたが、この日は金沢を観光したいとも考えていました。

当時の特急で敦賀~金沢間が約1時間半。北陸新幹線はこれを45分~1時間で結びます。新幹線開業で直通列車がなくなり、乗り換えが必要となった関西圏や中京圏から見ると、以前のサンダーバードやしらさぎが速すぎて新幹線による時短効果が小さく見えます。

しかし、あくまで今回の敦賀開業は暫定的な措置です。大阪まで全線開業することで真の価値を発揮するため、現時点の時短効果を一部分だけ切り取ることにあまり意味はなさそうです。

金沢駅の玄関口を覆うこのドームは「もてなしドーム」と呼ばれています。

今回の旅行で何度も降り立った金沢駅のホーム。今回は改札口を出て街を観光してみます。金沢は日本屈指の観光地にふさわしく、素晴らしい観光スポットが駅から比較的近い場所に点在しています。

魅力的なスポットが多いのですが、今回立ち寄ったのは、近江町市場(おうみちょういちば)・ひがし茶屋街・兼六園(けんろくえん)の3つです。どれも初めて金沢に訪れる方にオススメの、金沢を代表する観光スポットです。

観光客向けの飲食店だけでなく、食材を販売するお店もたくさんあります。

まず近江町市場は「金沢市民の台所」とも称される市場です。近年は観光地化が進んでいますが、現在でも海産物や飲食店に限らず、地元の方向けに野菜や果物、日用品を扱うお店も多く軒を連ねています。

近江町市場は金沢駅から1㎞足らずと抜群のアクセスを誇ります。また早いお店は朝7時ごろから開店しているところもあり、昼食だけでなく朝食を頂くこともできます。

どのお店も近隣の港から仕入れた新鮮な魚介類を提供しています。

近江町市場で食べるなら、やはり海鮮丼や寿司がオススメです。また回転寿司も市場内にありますが、回転寿司激戦区と言われる金沢はクオリティが高いことでも有名です。訪れる際はぜひ下調べをしていただき、探し出したお気に入りの一店に足を運んでいただければと思います。

今回はここまでです。次回もよろしくお願いいたします!

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