見出し画像

夏の北陸周遊旅 その5

皆様こんにちは。柳井グランドホテル支配人の松前あつしです。今回も私の趣味である鉄道旅行について書いていきたいと思います!

ちなみに、この記事は私が2016年から執筆していたブログ「ホテルマンの鉄道旅行記」の内容を引き継ぐ形で書いていきますので、以前の記事は下記リンクからご覧ください!
ホテルマンの鉄道旅行記

この日の富山は曇りがち。北アルプスの美しい姿は隠れてしまいました。

前回は富山県の魚津駅(うおづえき)からレンタサイクルで海沿いを移動しました。今回もその続きです!

生地は「きじ」ではなく「いくじ」と読みます。

魚津を出発し東へ進んだ私は、隣町の黒部(くろべ)に入りました。黒部周辺は北アルプスから流れ出る黒部川がもたらした大規模な扇状地が見られます。この扇状地に蓄えられた豊富な地下水は人々の暮らしや産業の発展を支え、古くから「清水(しょうず)」と呼ばれてきました。

特に黒部市の生地地域では、清水の存在を地域外の方に周知するための案内が多く整備されています。生地では井戸が街中の至るところに存在しており、名水の里にふさわしい光景を見ることができました。

今回は時間の都合もあり、数ある中から生地駅前の湧水を選びました。駅前で手軽に清水に触れ合える設備です。ここの存在は事前の下調べで知ったのですが、その際読んだ訪問記には地元内外から水を汲む方が訪問する様子が描かれていました。

生地の清水については、地元の観光サイトでも紹介されています。詳細はこちらのホームページをご覧ください。

https://ikuji-machiaruki-guide.webes.jp/syouzu-meguri.html

ちょうど521系電車が通過しました。

生地駅を出てさらに西へ進むと、黒部川にかかる大きな橋をわたります。しかし、わたる直前にちょうど踏切の音が聞こえ、列車が近づいてきました。私も自転車を停めて列車の通過を待ちます。

カメラを構えてしばらくすると、先程も乗車した521系電車が走り去っていきました。北陸本線の富山県区間は第三セクターの「あいの風とやま鉄道」に移管され、521系の車体には風を感じさせるような模様が入りました。JR時代の塗装が原点ではありますが、この独自デザインも美しくまとまっていて私は好きです。ちなみに車体の反対側は緑ではなく、青色の風模様が入っています。

橋をわたった先は入善町(にゅうぜんちょう)です。看板に見えるこのスイカは「入善ジャンボ西瓜」というブランド名が付いており、入善町を代表する特産品として親しまれています。

品種改良で生まれた新参の名産品と思いきや、起源をたどると明治時代までさかのぼります。もともとこうした楕円形の実をつけるスイカだったそうです。私もまだ食べたことがありませんので、夏に訪れた際にぜひ味わってみたいと思います。

※入善ジャンボ西瓜の詳細はこちらをご覧ください→https://www.nyuzen-kanko.jp/kau/176/

今回はここまでです。次回もよろしくお願いいたします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?