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60歳 ロードバイクヒルクライマー昨日より1秒でも速く!  vol.4  バイクフィッティング2とフジヒル

vol2の続き。

フィットの帰りに新宿から自宅まで帰る時かなり違和感ありありで走って
何度もサドルあげようかと思ったけど合計ごまんえんもかかったから我慢した。

フィッテングを受けたその週の週末早速赤城山へ走りにいく。

赤城山周遊コース

このライドコースは赤城ヒルクライムのコースが含まれ 登った後 美しい湖の周りを走り昭和村を下るコースは目の前に越後から信濃に続く山岳の大パノラマから利根川上流の明治期の歴史ある建造物を見ながら走れる 登って2度美味しいコース。

で 早速走り始めたけど違和感を拭えない。
よく考えてみると今までのサドルの高い位置ではペダルを踏むときに腿の前側を使っていて低い位置ではその部分が使えない。

どこを使うかというと腿の裏(ハムストリングス)から臀筋にかけての筋肉。
これってペダリングの基礎なのよね。
フィトするまで知らなかった。5年近く。

当然そんなところ使って走ったことがないから辛い。

さすがにあまりのキツさに 登っている途中で少しサドルあげました。
フィッターの渡邊氏の顔が少し浮かんだけど。

赤城ライドの翌日 今まで感じたことのない筋肉痛 ポジションが変わって違う運動をしたと認識した私の体の当然の反応。

フォローフィット

「RETULフィッテング」には1〜3ヶ月後にフォローフィットという無料でその後の経過を見てもらえるサービスがあり 受けに行った。(サドルは上げたまま)

するとフィッターの渡邊氏 

サドルを上げたのを見て 顔は笑っていたけど目が怒ってサドルを元に戻してとにかく我慢して乗ってくださいと。

サドルを下げたことによって使っていなかった筋肉をもう一度自転車用に育てないと新しいポジションでは乗れない。
そしてそのポジションが実現できれば持久力もパワーも無理なく上げることができると。

それでそれから3年経つ今 サドルによる前立腺の違和感は解消された。(これはフィットを受けてすぐに実感。)
体が硬いからサドルが高いと当たってしまうのよね大事なところが、下げたことによって無理なく座ることができて選んでもらったサドルの形も良く今でも愛用している。

フィット一年後のフジヒル2022年は未使用の筋力のなさをトレーニングでカバーできずフィット前よりタイムを縮めることはできなかったが2023年には自己ベスト更新(でもブロンズならず 涙)2024年も自己ベスト更新(でもブロンズならず 涙)

恥を忍んで今までのフジヒルの戦績を記載する。

2022年 96分58秒 
普通に仕事をして生活や家庭に影響しないくらいのトレーニングでは1年では結果は出ない。それでもフジヒル当日のCTLは60くらい。
週三回のジテツウと週末のヒルクライム。

2023年 91分18秒
2年目の2023年から結果が出始める
パワーが付いてきたのを実感できるようになってきてペダリングも改善されてきてケイデンスが上がる。
今までケイデンス90〜100なんて腰が踊ってしまって継続して回すことができなかったが。筋肉がついてきて腰の位置が下がったことによって足が回しやすくなった。

2024年 90分27秒
3年目 悲願達成なるかと思ったけどゴール前の坂の途中で時間切れ。
最後は心臓が口から出るかと思った。
平均ケイデンス85  196W だった。
1ヶ月ほど前のハルヒルでは58分17秒で自己ベスト更新と1時間ギリは達成していたので今年こそはと思ったけど残念。

でもレースは面白いね。
7年続けて改めて自分の数値を見てみると体は本当に正直だ。
やってきたこと考えて行動したことがタイムに出るからね。

今年は秋の大会にもいくつか出るつもり怪我をしないよう頑張ります。


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