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家族の行方

家系が終わることについて考えている。
私が嫁ぐことで私の家系は終わる。
名前がなくなる。
華々しい時代も辛酸を舐める時代も乗り越えてきたこの尊く美しい名前がひとつ失われてしまうことについて、私は私の人生を通じどう敬意を表すべきだろう?
愛おしい家族、憎らしい家族。
私だけの、私の思う、私の家族というものを、この血潮と生き様に刻みたい。

※本稿は2018年のtumblr投稿から転載した記事のため現在の思想と異なる場合があります

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