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ゲ謎観ました

ゲ謎入村しました~~~~~~!!!
親父殿のあまりのカッコ良さに脳が焼かれ、水木さんの泥臭いバトルスタイルに過呼吸になってしまった哀れなヲタクの考察も情緒も文脈も脈絡もへったくれの無い魂の叫びをここに遺しておきたいと思います。

ヲタクが狂っている様を見て観に行きたくなる人のためにネタバレは控え目で行こうかと思います。


きっかけ

入村のきっかけはシンヨコから直通新幹線が出ていたからです。
ええ、Twitterで「シンヨコ」がトレンドに挙がっておりまして…そこからの乗車と相成りました。94の民であったワタクシはまんまと哭倉村直通の新幹線に乗ってしまったわけです。
あとは、それに合わせたようなタイミングで『因習村攻略RTA走者』みたいな感じでTRICKの上田山田とちいかわの3人組と並べるようにして親父殿と水木さんが挙げられてたことですね…。
ちょうどちいかわも島編クライマックスでしたし、沼からの呼び声が最大音量で私に語り掛けてきたのです…『映画館へGO!』と…。

[読み飛ばし可] あなたの因習村はどこから?

私は雛見沢から!
TRICKと履修開始時期が近いのですが、タッチの差で雛見沢の履修の方が早かったですね。

TRICK

TRICKはドラマ版よりも小説版の方を先に履修して、そのあとにTSUTAYAでドラマ版のレンタルDVDを借りて観たって感じだったと思います。
小説を先に読んだ経緯としては、高校の図書室にTRICKの小説版が置いてあったからですかね。
「へぇ~TRICKってドラマ版見損ねちゃったんだよね。ちょうどいいや読もーっと」みたいな軽いノリで読みました。
そんな軽いノリで読んだせいか、上田山田の軽妙なやり取りのほうに重きを置いて読んでいたからなのか…実は今現在内容はうろ覚えな部分が多いです。

ひぐらしのなく頃に

一方雛見沢…もといひぐらしは思春期ど真ん中の時期に学校でバチクソ流行りまして、ガンガンのコミカライズ版連載を雑誌購入でリアルタイムで追いかけてました。
思春期であった当時から考察や謎解きは得意ではない自覚はあったので、どんどん起こる展開に対して全力で楽しむスタンスで読んでました。コミカライズ版で全部展開を分かったうえで地元の図書館で講談社BOXのノベライズ版も全部読みましたね…。文字通りコンテンツをしゃぶりつくすように履修した。
目明し編の詩音のクソデカ感情一人称視点による語りで、因習村という舞台装置から生成される煮詰まった濃厚な感情は良いものだ…と知ったのでした。
現在ガンガンオンラインで連載中のひぐらし令もオススメだぞ!

リアル環境

あとリアル出身がちょっとした田舎であったので、当主・相続のくだりはすっと理解出来ました。
ただ、最後の方で出てくる一族のなんやかんやは因習村が因習村であることを決定づけるレベルのなんかヤベー奴だったので、そのあたりは人並みにヒョエェ…となりました。Twitterとかで見かける「こういう要素がダメな人はちょっと鑑賞キツイかも」にあたる部分ですね。
でもまぁ、さっきのひぐらしもそうですが、うみねこのなく頃にが大丈夫な人はここいらへんの要素は大丈夫かと思われます。

自分の鬼太郎シリーズ履修状況

実はですね、自分結構鬼太郎シリーズを意識して履修した覚えが無いのですよ。
なんか小さい頃テレビでやってたな~。んでもって、それをぼんやり見てたな~、くらいの記憶しかなく、同年代の人との話題に上がったときは「小さい頃にうっすら観てた記憶はあるよ~レギュラーキャラは多分わかる。あれって再放送だったのかな?」みたいな返答を常にしていたと思う。

あと、鬼太郎声優が高山みなみさんに変わったあたり(2007年)では、自分はもうすっかり声優さんが判別できる程度のヲタクになっていましたが、「高山みなみさんか~…でも鬼太郎はハッキリ覚えてないからな~」と明確に視聴をスルーした記憶がある。

ゲ謎鑑賞後に鬼太郎シリーズは現在の沢城みゆきさんで声優さん6代目ということを知って、過去に自分が見ていた鬼太郎は果たして何だったのか気になって調べてみたところ、4代目の松岡洋子さんの鬼太郎を視聴していた模様。放送年代も自分の幼少期にピッタリくるので、再放送じゃなくて当時の新シリーズをサラッと観ていたみたいです…。

Twitterなどでお見掛けする限り、歴代鬼太郎の性格の違いがあるようで、自分の中の鬼太郎のイメージが

  • 理知的

  • 穏やか

  • 紳士的

  • そんなに干渉しないものの人間にも妖怪にも優しめ

  • ただし怒らせたらヤバい、というイメージがある

  • 「はい 父さん」のセリフが頭にこびりついているので結構劇中で呼びかけるシーンが多かった?

みたいな感じなので、ほぼ確で松岡鬼太郎視聴世代ですね自分…。

なんで視聴していたはずなのに全ッッッ然記憶に残っていないかは、明確な心当たりがあるのでまた後で語りたいなと思います。

ここが刺さった!ゲ謎!(ネタバレ控え目)

目玉の親父殿(かつてのすがた)

いやぁもう、親父殿のビジュアルがへきに刺さりましたね!

  • 着流し

  • 着物だからこそ強調される、猫背になったときの背中のライン

    • そこから背中が広いことがわかる

  • 肩幅が広くはあるけど、なで肩過ぎず幅広過ぎない肩

  • アクションシーンの立ち回りで映える大きめの手足

  • 水木さんと並んだときの身長差(でかい)

上記の要素(多分他にもあるけど確認したかったら各自劇場でチェックだ!)から、鬼太郎と生き写しのような顔をしてるのに大人の色気の様なものが醸し出されていて素晴らしい。
鬼太郎という既存のキャラクターの要素を多分に引き継いでいるはずなのにどうしてああもへきを的確に刺してくるのか…。
これがリージョンフォームってやつなのか?(違

目玉の親父殿がかわいい

かわいいんですよこれが。思わず劇場で真顔になってしまう程度には。

どこがどう可愛いかを詳細に語ってしまうとネタバレになりますし、そもそも可愛さを語ろうと思って思い返すとそのたびに語彙力が消し飛びます。
語ろうと思って語彙力を積み上げて、さあ語るぞ!ってなった途端に語彙力を消し飛ばされるとかどんな賽の河原だよ。

さてそんな冗談はさておき、シーン的には前半部の終わりから中盤部にかけての水木さんとのやり取りで可愛さの片鱗が見られます。
そのシーンで、「親父さんと水木さんと大切な人たちで楽しい宴会ができるようになりますように…」と願わざるおえない気持ちになる。あんなあからさまに因習村~~~~ッって感じの村のど真ん中でそんな気持ちになるようなシーンが展開されるんやで!素直に演者さんや脚本の構成力に感心してしまうわ…。

水木さんの中の人

非常に個人的な刺さりポイントなのですが…自分はDARKER THAN BLACK -黒の契約者-がすっっっっっごく好きなのですよ。ええ、水木さん演じられた木内秀信さんの主演作品です。
TRPGシステムのダブルクロスをオススメするときは「このイメージだよ~」って挙げる作品の筆頭です。

とはいえ10年近く前の作品なので木内さんのお声が結構若い感じなのですが、冷酷な一面を表現するときのお声と、ふにゃっとした優しい感じを表現するお声の両方が堪能できます。素晴らしいですね!

おっと話がそれましたね。それでまぁ、視聴を即決した理由の1つに水木さんが木内さんであったことが結構でかいです。
戦い、その中で葛藤したり決断したり吹っ切れたりする木内さんの演技は本当に素晴らしいです。どう言葉にしたらいいかわからなくなるくらい良いです。マジで。ゲ謎でもその表現は素晴らしく、未鑑賞の方はぜひ劇場に足を運んでいただきたい…!

他で言われていることだけど…

まぁ、あとは他のインターネット媒体での記事で言われている通りの要素なので今更私が言及するのも野暮でしょう…。(それ言ったらここまでの語りも野暮だが。)

人外と人間のバディ、因習村、気合の入ったアクション作画、家族愛の描き方…言及するとネタバレになる~~~~~~~でも素晴らしかったと太鼓判を押せるよ~~~~~~~みんな観て~~~~~~~!!!!!!!!ってなる。

ちなみに入場特典とパンフはまだGETできていない。欲しい。できることなら何回でも浴びたい。

…ゲ謎、そんな映画です。

[読み飛ばし可] 4期鬼太郎の記憶が無い心当たり

前述した、4期鬼太郎視聴していたはずなのに全ッッッ然記憶に残っていない心当たりについてです。

4期鬼太郎って放送期間が1996年1月~1998年3月末なのですがその時の私はといえば、地獄先生ぬ~べ~に激ハマりしていました。
(ぬ~べ~のアニメ放送期間は1996年4月~1997年6月末)

でもぬ~べ~に関しては正味な話、激ハマりなんて表現では生ぬるいレベルのアレなのです。
いて言うならば私の人格形成と性癖確立とグロ耐性の8割はぬ~べ~によって成立したといっても過言ではないです。

そんなぬ~べ~とアニメ放送時期がかぶっちゃったから鬼太郎の記憶が薄かったんですね…。

今回のnoteはゲ謎についてなので、今まで履修してきた妖怪ものについては気が向いたらまとめて語りたいですね…!

追記:妖怪遍歴まとめました。

追記:鬼太郎4期観たので感想書きました

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