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# 9 家族を○○としてのみ見ていませんか?【フリーの社会福祉士 柳田明子のワンポイント広場】

こんにちは。【フリーの社会福祉士 柳田明子のワンポイント広場】へようこそ。

引き続き、【1対1】の場面でのワンポイントです。【1対1】の場面とは、つまり【社会福祉士のあなた(や私)】と【相談に来られた方】との2人のやりとりの場面です(対面をイメージしていますが、電話やオンラインでも同じです)。

ご相談に1人でお見えになったご家族のことを考えます。

例えば、
・夫(B夫さん)を介護する妻(A子さん)
・子ども(B美ちゃん)の不登校に悩む母(A代さん)
・母(B江さん)の精神障害に悩んでいる息子(A太さん)
…といった場合に、おひとりでご相談に来られたAさんとの面談場面です。

私たちはAさんからBさんの状況をお聴きします。初回のアセスメントの段階でももちろんそうですし、継続のご相談になった場合もです。「今月はBさんはどんなご様子でしたか?」「Bさんの○○はどうですか?」などなど。

もちろんそれは間違ってはいません。必要なことです。

だけどそこで終わらずに考えたいことがあります。私の相談する側としての経験も踏まえてのことです。

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