ハリボテな人間を見抜け!

臨床家やなぎです。


今日は「ハリボテな人間を見抜け」というタイトルでお送りします。

先日、インスタグラマーの女性2人と食事をしたときに「ハリボテ人間」が話題となりまして…。僕なりに解釈して記録しておきます。


Instagramのフォロワーが1万人を超えると、企業案件が多々来るようですね。

これはSNSに詳しい皆様は、ご存じの通り

ストーリーのスワイプ機能は”1万人超えると使用できるようになる”

からみたいで、特に商品紹介をしてー!って案件が急増みたいですね!!

僕もInstagramやってまして、半年でフォロワー1000人弱となりました(感謝)、1万人超えるってすげーっす。

https://www.instagram.com/masato.takayanagi/?hl=ja


それで、本題と少し外れますが…

「良い商品でもないのに良いように紹介しなくてはならない問題」

を熱く語ってくれました。(本当に熱かった)

要するに、仕事なので自分が良いと思っていなくてもフォロワーに「良い商品ですよ」と勧めなきゃいけない立場なんですよね。

それが嫌でその2人は、自分が良いと感じたものしか宣伝しないという信念を持っていて、純粋に”素敵やん”と思いました。

しかしですね、世の中はそんなに綺麗なインスタグラマーばかりでないのも事実…。その中で語ってくれたのは


商品宣伝インスタグラマーには2種類の人間がいる


‣自分のブランド・価値観の軸があり良いと思った情報を流す人     ‣他人から得た情報をそのまま転用したり、報酬を軸に情報を流す人


前者のタイプの人が流す情報は信頼できます。商品紹介で報酬が良くても、自分の軸(ブランド)があるので、それに合わない場合は紹介を断ります。


一方で後者のような人は、自分の軸(ブランド)よりも報酬を優先するタイプなので、信用ができません。


このタイプは、自分が発する情報に根拠を持っていないので…

・人から聞いたことをあたかも自分が知っていたかのように話す

・企業が良いと言った物だから良いと言う


という、自分の考えを持たない人。要するに、フォロワーだけが多かったり、資格だけ持ってるみたいな「ハリボテ人間」なのですね。



僕が身を置く、リハビリテーション関係の業界でもかなりの数が「ハリボテ人間」の情報発信者なのです。


具体的には

一次情報(論文や研究の結果)から情報を発信するのではなく

二次情報(誰かがまとめた情報/YouTubeの情報etc...)を利用して

情報を発信しています。その状態って既に三次情報以下ですねぇ…


例えば、ダイエットにはHIITトレーニング!!

って謳っている人がいるとします!!

間違いじゃないです。僕も2、3本ほど論文読みましたが、脂肪燃焼に高い効果があるみたいなので。

しかし、HIITトレーニングの効果や、研究結果を沢山読んで、自分なりに解釈して、お客さんに提供しているって人は少ないと思ってます。

「セミナーで教わった」「動画で見た」レベルで自分のものとしています。

(一次情報に触れんかい!!と思ってしまう)


こういう場合、一般の人が、見抜くのは難しいですよね。

…見抜く方法とかあったら知りたいなぁ。



しかしながら

最初は「バリボテ」でも良いと思っております。(ここまで言っておいて)だって誰だって形から入るものだしね。ハリボテであることを理解していて中味を入れていけば良い問題なのです。



最期に、僕のInstagramは論文をベースに情報を流しています。

発信する内容は論文から調べているので、正しい・正しくないに関わらず「裏づけ」があるのです。

1投稿に時間がかかりますが、こういう作業が中味を入れていくのに大切なんだなぁと思ってやっとります。

脳科学・心理学系ですが良ければ是非一度覗いていって下さいね。

https://www.instagram.com/masato.takayanagi/?hl=ja




それでは皆さんが明日もよい気付きと発見ができますように

どろん

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