談山神社の紅葉
奈良県桜井市にある談山神社にて参拝してきました。こちらは秋の紅葉も有名な神社です。蹴鞠や縁結びでも有名です。
晩秋でもう紅葉も見納め……と思っていましたが、まだまだ見頃でした!
談山神社とは
蹴鞠会にて出会った中大兄皇子(後の天智天皇)と中臣鎌子(後の藤原鎌足)が、この山で国家改新の密談を交わしたことから、「談い山」と呼ばれ、これが現在の社号「談山神社」の由来となっています。
この密談、何を話していたかと言うと、蘇我入鹿の暗殺についてなんですよね……。その後、蘇我入鹿は暗殺され、「大化改新談合の地」との伝承されています。
入山料は大人600円。JAFなどの各種割引があります。
鳥居を入ってすぐに長い階段がありますが、一応なだらかな坂道もあり、足の弱い人向けコースがあります。なので、階段がキツイ方でも安心(?)です。ただ、距離は長くなります。
鳥居の紅葉も見頃でした!
御本殿(重要文化財)
藤原鎌足を祀る本殿です。飛鳥時代(701年)に創建されましたが、現存している建物は江戸時代(1850年)に再建されたものです。
聖霊院、大織冠社、多武峰社とも称されています。七五三を行っている方もいました!
黄色く色づいていて、とても綺麗です。
十三重塔(重要文化財)
藤原鎌足公長子・定慧和尚が、父の供養のために建立した談山神社のシンボルです。飛鳥時代(678年)に創建されましたが、現存している建物は室町時代に再建されたもの。
再建とは言え、室町時代から残っているとは凄いですよね…!また、木造十三重塔としては世界唯一です。
こちらも紅葉が綺麗でした!
露店
談山神社の道中にはお店で賑わっていました。
こちらは「とち餅」です。とちの実で作った団子で、なんとNHKで紹介されたこともあるとのこと!
こちらは甘酒。なんと談山神社記念の湯呑み付き!これで300円は安い。甘酒だけでも300円しそうなのに。
こちらはこんにゃく。お好みの味噌をかけてくれます。私は合わせ味噌にしました。
談山神社の道中には、色々なお店があって楽しかったです。
しかし、冬に行った時は当然のように枯れ木で、お店も全てシャッターでした…。当然、露店もありません。なので、出来ればシーズンに行くことをオススメします!
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