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富岡製糸場

 群馬県にある富岡製糸場に行きました。1872年(明治5年)に創業し、現在は世界遺産に指定されています。

富岡製糸場

 早速、入館料を支払い中へと入ります。

富岡製糸場

 富岡製糸場は木骨煉瓦造で建てられました。木骨煉瓦造とは、木材で骨組みを造り、壁の仕上げに煉瓦を用いる建築方法です。

富岡製糸場

  富岡製糸場の木工煉瓦造の建物に使われている煉瓦は、日本人の瓦職人がフランス人技術者から教わり、焼き上げました。煉瓦の積み方は、煉瓦の向きを長い面と短い面、交互に並べています。この積み方を日本では「フランス積み」と呼んでいます。

 こちらは社宅です。

社宅

 社宅にも色々あり、中を見学できるのは「社宅76」と呼ばれる建物のみです。この番号は、片倉期の建物台帳での番号で、1919年(大正8年)に建てられました。主に既婚の男性職員が家族と暮らしていました。

台所

 この他にも、役職者用の社宅などがありました。
 
 こちらは桑です。

 こちらは西置繭所です。国宝に指定されています。

西置繭所

 こちらはブリュナエンジン(復元機)です。

 この西置繭所は見学可能です。こちらには鉄水溜もありました。

鉄水溜

 当時はこのように繭を保管していました。

保管場所
保管場所

 中は結構暗かったです。

 こちらは繰糸所(国宝)です。

繰糸所

 富岡製糸場では、開業当時からフランス式繰糸所を使用していました。繰糸とは、煮た繭から糸をとる作業のことです。
 動力は蒸気エンジンが用いられ、糸枠の回転が自動化されました。さらに、蒸気が噴出され湯の温度調整が容易になったことで繰糸作業の効率が上がり、生糸の高品質化が可能となりました。

 作業台には、繭を煮る銅鍋と糸をとる銅鍋があり、自分で似た繭で糸とりをし、背後の糸枠へ膜取られていきました。
 時間によっては実演しているところを見学することもできます。

 機械がズラッと並んでいて、圧巻でした!
 出口は昔の学校のような雰囲気がありました。

 こちらは診療所です。

診療所

 こちらは首長館です。

首長館

 こちらは寄宿舎です。

寄宿舎

 中を見学することはできませんでした。

寄宿舎

 このような場所に暮らしていたのか……と思いました。

 最後に、お土産ショップで富岡シルクのシュシュを購入しました。

富岡シルク

 せっかく富岡製糸場に来たので、富岡シルクを購入することができてよかったです!
 また、思ったより広くて見応えもありました。当時の様子を感じることもできたので、来てよかったです。

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