見出し画像

一乗谷朝倉氏遺跡 復原町並

 一乗谷朝倉氏遺跡にある復原町並に行ってきました。
 復原町並とは、約200mにわたる道路に面して整然と並ぶ町並を、発掘調査で見つかった塀の石垣や建物礎石をそのまま使い、出土品に基づいて忠実に再現したものです。
 因みに、一乗谷城の記事はこちら↓

 また、一乗谷朝倉氏遺跡の出土品などが展示されている博物館の記事はこちら↓

 こちらも是非訪れてみてください!

よみがえる戦国城下町

 一乗谷は朝倉氏の支配の拠点でした。しかし、天下統一を目指す織田信長と対立し、1573年に朝倉氏は滅び、城下町も焼き払われました。
 朝倉氏の滅亡後の一乗谷は、旧臣や一向勢による支配を経て、信長に統治されます。信長は一乗谷から約10km離れた北庄城きたのしょうじょうを北陸支配の拠点とし、柴田勝家しばたかついえに守らせました。その際、一乗谷の寺社や商工業者は北庄城下に移されて一乗町などを形成しました。

復原町並

 復原町並は、一乗谷城のすぐ近くにあります。駐車場も同じ場所です。
 それでは入場料を支払い、さっそく中へ。因みに、百名城スタンプ、マンホールカード、御城印などもこちらにあります。

 城下町は、敵の侵入を備えて先が見通せないように、そして大人数が一直線に攻めてこられないように、道路はまっすぐに延びず、T字路やクランクになっています。

城下町

 復原された町家群の中には入ることもできます。

町家

 こちらには米俵が置いてありました。

米俵

 中には着付体験が出来る場所や、紺屋と言う染めた紙などを販売している場所もありました。綺麗な紙だったので、気になる方は是非購入して欲しいです!
 刀や兜が展示されている場所もありました。

 こちらは町家群とは別の、中級武家屋敷群にあります。

 当時の様子が体験できます。

武家屋敷

 外には風鈴が飾ってありました!

風鈴

 色とりどりの風鈴があって綺麗でした。風鈴の音もまた素敵です。

 実際に復原された町並を見て、当時の城下町の様子が分かって良かったです。一乗谷城に訪れた際は、是非こちらも訪れてください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?