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徒然2

3月4日

寝坊した。朝5時半にコンビニバイトに行く息子を送り出した記憶はあるが、また寝た。悪夢。起きたら口の中が血まみれ。自分は20代から歯周病で口が臭い。歯茎によく膿が溜り血が勝手に出たりする。次女の登校班にはギリギリ間に合うが、毎日火の車に乗っている感じはある。仕事帰りに大阪城周りを歩いた。昔の人は本当にすごいと思う。濠とか城とかどうやって造ったのだろう。最近、仏像の写真を見ているおかげで小さな仏さまも発見した。階段小さいな…

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喫茶Kに寄ると、S君は居たがTちゃんは今晩フェリーに乗るので店には来ないと言った。Tちゃんは道後温泉のストリップ劇場で定期的に落語をしている。S君と少し話して帰った。

3月5日

小学校の地区委員会が昼からあり、仕事は早退。登校班の朝の見守り当番シフト作成やアンケートに加え、地区全体の下校声かけ隊長にクジで当たったせいで1年間、思った以上に大変だった。コロナで休校時期も長かったが、そのせいで各家庭への連絡事項も多く、通勤時はメールの文面ばかり考えていた気がする。保護者の中にはいろいろ言ってくる暇な人もいて、やんわり対応したが正直面倒くさかった。どっちでもええやん思うた。やっと引き継ぎができてホッとしたが、何人かの人に説明したり挨拶しなければならなかったので苦痛だった。自分は極力、仕事や学校関係では口を開かないようにしている。夕方、仕事帰りの長女が家に来た。一緒に買い物に行ったら「しめ鯖と刺身と貝のバター炒めが食べたい」と言うので買った。台所で料理をしながら長女と話していると、突然夫が帰って来た。顔を合わせたくない長女はベランダに急いで逃げた。次女が夫の気を引いてくれたので、その間に長女は家から出たが、怖くてずっと泣いていた。駅まで送って行く道で「嫌いとか、憎んでいるとかではなく、ただ怖い。やっぱり無理」と長女は言った。しめ鯖と刺身はそのまま袋に入れて持ち帰らせた。長女の涙が重くて家に帰るのが辛かった。「お母さんを板挟みにさせてごめん」と言われたのも苦しかった。「お母さんはメンタル不安定な人だから離婚しない方がいいと思う」という言葉も情けない思いだった。自分は弱い人間だとつくづく思う。いつも逃げたくて仕方がない。夫も長女も生身の人間だから、気持ちがあり、それぞれ傷つく。自分は考えることを放棄し、体だけを人形みたいに動かして生きていると感じる。夫に対しても子どもに対しても責任感だけで役割を果たそうとしているだけだ、と。夜半、夫が荒れて「長女が自分を許さないのが理解できない」と言い出すので、次女が「もういい加減に諦めてよ」と泣き叫びパニックになった。2人とも頑固で譲らないので話は終わらなかった。仲の良い夫と次女が言い争っているのを見るのが辛かった。私が無理やりつくった家族って何だったのか、ただ無力感に苛まれる。



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