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8月は端折る。

一月往ぬる二月逃げる三月去る、なんて言い回しはよくあるけれど、8月の速度は更に上を行くと個人的には思っているのです。

教師って仕事をしているもので、夏の過ごし方は学生時分とあんまり変わらないところがある。
世間に広がっていた(今はそんなことはないと信じたい)誤解で、教師も夏休みがあるんでしょ?みたいな話は、全力で否定したいところではあるけれども、学期中とは働き方がガラリと変わるので100%違うとも言い難い。

仕事の質が変わる、というところですかね。
生徒を相手に仕事をしていた学期中に比べて、自分や仕事そのものに向き合う時間になる。そんな感じです。
自分がのらりくらり型人間なので、当然ながら全ての同業の方に当てはまるわけではないです。
やめてください、オーバースローで振りかぶって石をぶつけようとするのは。

そんなぼんやりとした働き方でお盆休みに突入したわけです。
日がな一日テレビを見たり本読んだりしてまったりしていると二度と働けなくなるんじゃないかという杞憂に脳が支配されるのです。これもまた夏の醍醐味…?

テレビを見てるとこの時期増えてくるのが24時間テレビのCM。
24時間テレビ。あれはよくない。夏の終わりを告げる悪しき風物詩です。エモさもへったくれもねぇ。

一昔前なら二学期は9月始まりでしたが、最近は8月の末からガッツリ学校がスタートしていきます。
そう、ちょうど、24時間テレビが終わった翌日くらいから、ね。
この仕事についてから、なんとなーく避けるようになってしまった24時間テレビ。
同業の方なら共感してもらえる…?

一月往ぬる二月逃げる三月去る、八月も加えておきましょう、八月は端折る(はしょる)。
31日まであると思うな、8月の月末はサライのメロディに乗ってやってくる。
限りある時間を大切にしたいものです。

ではまた。

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