幸せになるために好きな人と好きなことを
死ぬまでに一度は行っておきたいコンサート。ありますか?
私の死ぬまでリストはこちら!
玉置浩二さん
布施明さん
声、なのだ。声。
圧倒的「声」を感じたいのだ。
というわけで…
先日、一個かなえてまいりました!
休憩20分を挟んでの2部構成。前半は最新アルバム「Chocolate cosmos」から。後半は玉置さんのヒット曲や人気曲といった構成。
大地や自然、宇宙を思いうかべるような演奏と歌の世界に耳から癒された。MCがほとんどなく、幕間が20分。ミュージカルかクラシックコンサートのような構成にちょっとびっくりもした。
振り返れば、会場の「サンパレス福岡」は、10年ほど前に公演中トラブルがあり、ワイドショーで話題になったところ。
わたしが玉置さんという存在に再注目することになったのは、実はその騒ぎ?のあたりで。雑誌『TV Bros.』の玉置浩二インタビュー記事によって、玉置浩二という存在に完全に引き込まれたから、なのだ。
マイケル・ジャクソン好きな共通点はあるし、「青田はいい!」と言い切っちゃうのもいい。その、妻である青田典子さんの前で、元妻の主演の映画を見て泣いちゃった話をあけっぴろげに語るのもいい。取材に行った編集部のスタッフたちが完全に魅了されてハイテンションになっていたのも興味深かった。
精神的にアップダウンの激しい時期だったんだろうけど、「嘘がないな」と思った。嘘がなくて丸出しでいいな!と。
あれから10年。当時の印象は薄れ、歌といえば玉置浩二、玉置浩二といえば愛ある歌、という揺るぎない存在になっている。
コンサートの最中、わたしは小さな布製のバッグを抱えていた。バッグを通じて、玉置さんの声の波動が自分の手に、身体に、じんじんと響いてくるのを感じた。
ホールの壁には玉置さんの姿が大きな影になって映し出され、玉置さんの光も影も、私たち観客も、ホールの器の中ですべてが響き合っているのを感じた。
一緒に行った夫は、今回が人生初のコンサートだという。
おめでとう、素晴らしき世界へ。
僕がいるんだ 君もいるんだ
みんなここにいる
愛はどこへもいかない
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