社内有名人への道(損サ企画)
(Twitterはこちら → @yanagi_092)
6年目になりました。出世の壁(前哨戦)を目前に控え、上手く突破することができれば、課長代理に昇格となります。
概ね7~8割は昇格しますが、ここで昇格できなかった場合、リカバリーは非常に厳しいので「転職する or 降格しない程度に働く」といった戦略を検討した方が良いかもしれません。
着任の挨拶でザワつく
前回記事のとおり、初めての定期異動で本社勤務となりました。損害サービス部門における「社内有名人」(以下記事ご参照)への道を歩み始めたといえます。
本社に来るのは、入社式以来でした。緊張しながら皆さんの前であいさつをします。
ぼく「姫路より着任しました、やなぎと申します。よろしくお願いします」
しかし、皆さんの反応が少し変です。というか、私が変だったのです。前回記事のとおり、私は公認会計士試験に合格する誓いとして、自らの頭を丸坊主にしていました。更に、日焼けをして少々黒かったので、その見栄えは「や〇ざ」のような感じでした。
損業の人「ざわ・・・、ざわざわ・・・・、やく〇みたいな奴がきたぞ・・・」
ぼく「あー、ひょっとして、、、僕スベってる?」
当時、丸坊主であることについて色々聞かれたときの返答に困っていました。「公認会計士試験に合格して会社を辞める決意として丸坊主にした」とも言えず・・・
損業の人「何かの懺悔ですか? 家庭の事情ですか?」
ぼく「いや、あの、夏なので!」(←このパターンは暑い時期しか使えない)
オリエンテーション
損サの本社部門に来てビックリしたのは、日常活動予算が非常に少ないことでした。文房具1つ買うのも課長の承認が必要とか、予算の削り方が半端なかったです。
ぼく「え、ペンを買うのにわざわざ課長の承認が必要なの? それだったら、自分で買うわ・・・」
上記以外のデスク回りの文具等は全て自腹が当たり前で、予算貧乏な部署でした。些細なことかもしれませんが、やっぱり損害サービス部門って、お金を回してもらえない部署なんだなぁと思った記憶があります。
課長「やなぎくんには、不正請求事案と、賠償責任保険、保証信用保険を担当してもらおうと思います」
ぼく「分かりました。私が自動車保険に関与することはありますか?」
課長「原則的に、それは無いです」
ぼく「(やったぜ、自動車の示談の世界から卒業だ)」
CSN放送デビュー前日
損業の人「やなぎくん、明日はCSNで賠償責任保険の撮影をするけど大丈夫かしら?」
ぼく「内容はよく分かっていないですけど・・・」
損業の人「読むだけだから、大丈夫よ」
読むだけ、、、読むだけだったのです。しかし、自動車保険で示談しかしてこなかった私にとって、この油断が豪快な爪痕を残すことになるのでした。
(続く)
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