胸に『血流のあるしこりがある』と言われた話①

noteを始めた理由でもある『しこり』のエピソード。今回は最新版、胸のお話です。

古いエピソードも途中のままなんですが、最新から書いておかないともういつ病院に行ったとか忘れてしまいそうで…。なので備忘録noteに最新版を綴ります。

さて、こんな辺境のnoteにたどり着いたあなた。
きっとあなた、もしくはあなたの大切な人も『胸に血流のあるしこりがある』と言われたんじゃないでしょうか。そして、そのしこりが【良性】なのか【悪性】なのか心配で仕方がないから調べているのではないでしょうか。

先に結論から言いますと、私の診断結果は明日、金曜日に出ます。

そうです、決戦は金曜日です(これが言いたかった)。

なので今はまだこのしこりが【良性】なのか【悪性】なのかわかっていません。
まさしく私もこの『血流のあるしこり』にモヤっとしている真っ最中です。

そこで、せっかくだから今までの胸のしこりの通院記録と一緒に、このしこりが【良性】だったのか【悪性】だったのか記録をnoteに綴っておこうかと思います。

ちなみに血流のあるしこりが見つかったのは、先月(9月17日)の検査でした。

最初のしこり発見は中学生の頃

胸のしこりとも、もう随分と長い付き合いです。
初めて見つけたのは中学生の頃でした。

成長期。胸がちょっぴり気になって触ってみたら、明らかに指に違和感。
柔らかい感触(笑)を期待していたのに、何やらコリッとした異物が…
子どもながらに、その感触には恐怖を感じました。

それまでにも腕とか足の裏、頭にしこりを見つけていたけれど、何故か【胸のしこり】にはすごく恐怖を抱いたのをよく覚えています。

胸のしこり=悪性

のイメージが強かったのかもしれません。

たしか病院で超音波の検査をしたかな?
しこりがあちこちにあるのでいつ、何の検査をしたとか、もうこの辺は記憶が薄いからちゃんと覚えていません。
結局しこりは1センチ以上あったから、中学生のときに手術で切除しました。(あとあと手術しないでも大丈夫だったと思うって言われたけどね…。)
乳腺症の良性しこりでした。

でもこの手術は20年近く経った今でも忘れられない、痛くて辛い思い出なのです(涙)
あとでこの手術を文字に起こして辛い思いを成仏させようと思います。


これで胸のしこりとはお別れかと思いきや、高校生になったらまた新たなしこりを見つけます。
さらに今度はしこりに加え、【分泌】という症状もも追加。乳頭から薄い黄色〜オレンジっぽい分泌液が出て、ひどいときには制服のワイシャツまで染みてしまうほどでした。

それでもしこりが急に大きくなったりはしなかったし、(中学生のときに『しこりが急に大きくなったら病院に来てね』と言われていた)痛みも無かったので今回は様子を見ることに。
次第に分泌量も落ち着き、たま〜に下着にちょこっとシミが付くくらいまでになりました。



そのまま数年。

分泌に気づくのは年に2〜3度くらいになり、気づけば私も20代半ば。
ふと、胸のハリ?を感じ、乳房を押してみると


なんと!
乳頭から【赤黒い液体】が、たらぁ〜っと垂れてきました。

そんなに強く押していないのに、どす黒い液体が乳頭から流れ出てくる異様な光景。
中学生の頃に感じた恐怖の再来でした。

即、病院へ。

分泌液には血液成分の反応が。がん研有明病院への紹介状を貰い、通院することとなりました。


それから数年。
今もがん研には通院しています。
分泌の精密検査で乳管にカメラを通す検査とかもしました。(この辺のエピソードもあとで文字にできたらいいな)

あ、そうそう。

もしこれを読んでいる方で【胸からの分泌】が気になり病院にかかろうとしている方が居ましたら、ひとつ注意点を。
ちょっと胸を押すだけで分泌液が出るからと言って、すり傷から出た血を絞るみたいに分泌液を絞り出さないようにしてください。
分泌は一定量出たら止まり、また溜まったら分泌しだすことがあるんですって。
だから決して自分で分泌液を絞り切ってはいけないのです!出てくるからってついつい絞り出しちゃダメ!!
とりあえずそっとしておいて!!!

いざ、病院で検査してもらおう!っていう時に分泌液がしっかり採取できなかったら元も子もないですからね。


さて、話を戻します。

前までは半年ごとの通院だったのが最近は1年ごとの通院になり、『そろそろ卒業できるかもね〜』と先生に言われていた矢先、

『今回は血流のあるしこりが見つかったから再検査しよう』

と言われてしまったのでした。。
(これを言われたのは検査の翌週の9月24日 ※自分のためのメモです)

針生検は地味に痛かった

10月5日、再検査は《針生検》でした。(実はこれで2回目)

ちょっと太めの針をしこりに刺して細胞を吸い取ります。注射なので針を刺す時はもちろんチクっとした痛みがあります。

が、

今回は針を刺してからが地味に痛かった…
前回はそんなに痛いって思わなかった…
はず…(曖昧な記憶)

なかなかしこりに針が刺さらないのか、先生が注射器をグリグリ。
それが地味〜に痛い。
すごく痛い!とかじゃなく、地味〜〜に痛いんです。なんとも言えない鈍痛。

しかも超音波技師さん(正しい職業名わかりません)が先生に
『硬そうですねー』とか言うんですよ。

硬いしこり=悪性??

って不安になるじゃんか。
患者が居る時に余計なこと言わんといてくれよ(笑)

グリグリ痛を我慢して、どうにか細胞採取は成功。注射のときに貼るちっちゃい絆創膏を胸に貼り、検査終了となりました。
血も出てないし、傷は全然ありません。
もしこれから針生検をする方が居たら、その辺は全然心配しないで大丈夫です。

ただ、その日は腕を上げたりすると胸に鈍痛が残りました。

そんな検査で採取された私の細胞。

良性なのか…
はたまた悪性なのか…

その結果が明日、いよいよわかります。


私の両胸には今回のしこり以外にも、合わせて10個くらいのしこりがあります。(しこりができやすい体質らしい。)それらは超音波やマンモで見ればすぐにわかる良性のしこり。
胸以外のしこりもみんな良性。

でも、今回は少しだけ不安もあります。
だって『血流のあるしこり』について調べると、大抵の記事に《悪性所見》って書いてあるんですもん。ネットで調べるのは良くないってわかってても、つい調べちゃいますよね…。

だからnoteに書こうと思いました。
私のしこりが『良性だった』って言いたいから。
自分のしこりが不安で調べてる人に『こんな例もあるんだ』って思って欲しいから。

明日結果が出たら続きを書きます。


あ〜〜〜〜

不安だぜ!!!!!!!


私も、
これを読んでいるあなたも、
そしてあなたの大切な人も、

みーーーんな良性で、健康でありますように!!!!

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