謎のしこりと民間療法と新たなしこり。
さて、初めての骨折を体験〜右腕に謎のしこりを発見〜初MRIで輪切りにし、「とりあえず様子を見よう」という話になったのが前回までのお話。
その頃幼稚園の年長だった私。成長期だったせいもあるのか、たまに右腕のしこりあたりに鈍痛があったり、どうしてもそのしこりを気にして無意識に触ってしまうことがよくあったようでした。
母はそんな私を気にして、「少しでも何かできれば」と思い《民間療法》を試してみることにました。
母はもともと《身体に良い》ということを気にかける人。白砂糖や精製塩を使わなかったり、おやつもなるべく手作りのものを作ってくれていました。
通っていた幼稚園も健康志向。裸足で園内を駆け回って泥遊びをしたり、園の畑で作った野菜で料理を作ったりと、《自然的》な考えの園でした。
そんな幼稚園だったので、園長先生ももちろん《自然》思考。自然食で生活し、健康についてもたくさん調べ、なるべく医療に頼らない生活をしているような方でした。
母は園長先生に私のしこりのことを相談しました。そこから私と母はいろいろな民間療法を試すこととなりました。
私はされるがまま、なすがままだったから良いけど、今思えば母にとってはすごく手間だっただろうし、きっと大変だっただろうなあ…と、思い返すたび少し罪悪感を感じてしまいます。。
1.里芋湿布
最初にチャレンジしたのが《里芋湿布》。
そうそう、この記事を書くにあたり初めて《里芋湿布》というワードを検索してみました。
なんと、
検索結果がたくさんでてきて正直驚きました(笑)
その検索記事はあえて読まず、あくまで私の記憶の中の《里芋湿布》についてと、私のしこりがどうなったのかについて書きます。
※これ以降の話はあくまでも個人の体験談です。
母が里芋をすりおろし、ガーゼに乗せて右腕のしこりに貼っていました。で、ずれないようにその上から包帯を巻く。
昼間だと里芋をすりおろすのも大変だったし、汗をかいてしまったりするので、里芋湿布を貼るのは寝ている間です。
あ、包帯は骨折した時に整形外科でたくさん買っていました。ギプスが外れてからの仮固定で必要だったんです。
まさかこんなところで役に立つとはねー(笑)
里芋湿布自体はひんやりして気持ち良かったです。
驚くべきは翌朝。
毎日そうなっていたかは覚えていませんが、夜は白くて固かったすりおろした里芋の塊が、朝になると黄ばんでデロデロとした物体になっていました。
そんな里芋湿布を毎晩続けていたら、触るとぶよぶよしていたしこりが少し硬くなってきたように感じました。
里芋は何かを吸い取っていたのでしょうかねえ?
ただ、里芋湿布の難点は、何日も続けていると湿布を貼っていた場所がかぶれて痒くなってくること!
すごい痒くて、夜中に寝ながら包帯をグリグリこすりつけるようになってしまい、外すとこすりすぎて血が出ている…なんてことがしばしば。
そんなこともあり里芋湿布は一旦お休み。
結果)しこりが引き締まった(気がする)
2.ササヘルス
幼稚園の頃のことなんてよく覚えてるなーと思われるかもしれませんが、意外と中学とか高校のことが記憶になくて、小さい頃のことの方が覚えてたりするんですよね。
なので次の記憶はこれです。ササヘルス。
なんだっけ?「ササニシキ」??と思い、これも検索。
たくさん検索結果が出てきて驚きましたー。
里芋湿布同様、20年以上も前からあるということは昔ながらの知恵なんですかね?少なくとも誰かには効果があったのでしょう。
私としては
マズかった(笑)
その記憶のみ。。
飲み続けていたら何かしら身体に変化があったのかもしれないけれど、まずくて断念。
『子供用風邪薬シロップってめちゃくちゃ美味しいんだな』と実感した思い出です(笑)
結果)不明。
3.ノニジュース
これも飲むやつ。
ノニジュースは不思議な酸味のある飲み物でしたが、ササニシキに比べればまだ飲めました。
とりあえず1本飲みきった記憶はありますが、1本飲んで一旦終了した(はず)。
調べてみたらそんなに安い飲み物でもなかったようで・・・
こういう健康食品はながーく続けないと効果が見えてこないものなんだろうと思いますが、成長期の子を育てる家庭としてはそれもなかなか大変な話。あ、今更ですが私は3姉妹の末っ子です。私以外にも2人育ててたわけですからね。
《健康にこだわる》って、きっと生活に余裕がないと難しいです。
結果)不明。
恐らく数ヶ月で終わってしまった民間療法チャレンジ。でもこのあとの新たなしこりとの出会いで、また再開することとなるのです…。
新たなしこりの登場
右手のしこりは様子見。きっと長い付き合いになるんだろうなあと幼ながらにも思っていた頃。
今度は足の裏に違和感が。
砂利やボコボコしたところを歩くと左の足の裏に痛み。明らかに右足の裏とは違う痛み。
触ってみると・・・
左の足の裏、ちょうど中心が硬く、しこりのようになっていました。
タコや魚の目のように外側にあるのではなく、明らかに皮膚の下が硬い。
そうです、新たなしこりとの出会いです。
しかも次は足の裏。
裸足で駆け回る幼稚園で生活していた私にとっては致命的な場所です。
右腕だけでなく、今度は足の裏のしこりとも共同生活を始めなければいけなくなりました…。
足の裏のしこりとのエピソードはまた次回。
なかなか《血管腫》や《脂肪腫》っていうワードにたどり着かないですが、あともう少しです(笑)
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