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YuNiちゃんの歌の特徴について、改めて考えてみた!

 どうもヤンです。

今日10月1日は、僕の最推しの歌姫である(自称)世界初Vsinger、YuNiちゃんのお誕生日でございます。お誕生日おめでとうございます!!

 ということで、今回はYuNiちゃんの歌声の凄さについて、自分が思うところをまとめてみたのでご紹介していきたいと思います!!

 なお、今回のサムネイルにはあいりさんのゆにアートを許可をいただき使わせていただきました!あいりさんありがとうございます!


①儚さとリズム感を併せ持つエッジボイス

 私がYuNiちゃんの歌声の中でまず特筆すべきだと思うのは、歌声に随所に含まれるエッジボイス。そもそも、私が最初にYuNiちゃんの歌声に惚れ込んだ原因といえばこのエッジボイスですね。
 「エッジボイス」とは、そもそも声をくしゃっとさせるような発声方法のことを指すんですが、エッジボイスを行うことによって歌声に儚さが生まれる、というのが一般的な解釈だと私は思っています。バラードとかではどの歌手も結構使ってますよね。「ただ君に晴れ」では、イントロでエッジボイスが使われていて、ヨルシカの曲らしい夏の儚さを感じますよね。でも、その使い方のみに留まらないのがYuNiちゃんです。

 「オリオンをなぞる」では、盛り上がりが強くなるサビにてエッジボイスを使っています。この曲はロック寄りのノリノリな曲調ですが、ロックでもエッジボイスを使うのがYuNiちゃんらしさ。サビでエッジボイスを効果的に使うことによって、ノリノリな曲のリズム感が増しているように感じます。

 また、YuNiちゃんのエッジボイスはその強弱を自由自在にコントロールする能力が高いなと感じております。分かりやすく言えば、一般的な人はエッジボイスをするかしないか、つまりは「0」か「100」かでしかエッジボイスを扱えないのに対し、YuNiちゃんは「10」のエッジボイスや「50」のエッジボイスなどが扱えるということです。「異邦人」の1サビ歌い出し、「あなたにとって私」の「あ」の発音がまさにこれで、ほんの少しだけエッジがかかった歌い方であると私は感じました。


②歌の中にワンポイントのインパクトを残す

 YuNiちゃんの歌は、1曲中のどこかしらでインパクトを残すことが多いとも思います。例えばYuNiちゃんの歌ってみたの代表格である「シャルル」では、2番Bメロの「苛まれたとしても」のフレーズにて、「がなり」を使用して歌声を引き立ててます。こういう工夫があると、聴いている人は「今のなんだ!?」と思ってもう一回聴いてしまいますよね。YuNiちゃんの「シャルル」が多くの人々に支持される理由は、そういうところにあるのかなと思います。

 僕が個人的に好きなワンポイントアクセントといえば、「くらべられっ子」の大サビ前のフレーズ、「無理だよ」のところですかね。心の底から負の感情を吐き出しているような声の振り絞り方に、毎回唸らされます。

 オリジナル曲ですと、「ココロノック」ラスサビ前のフレーズが印象的ですよね〜。胸の奥に秘めた切ない恋心を大切に歌い、ラスサビの壮大な展開に繋がるための重要なポイントだと思います。


③かわいい地声と美しい歌声の切り替え能力

 「普段話している地声と透明感のある歌声のギャップがすごい」とよく言われることが多いYuNiちゃん。いつもは高く明るめのテンションアゲアゲな感じで話すことが多いYuNiちゃんですが、歌うとなると一気に別人かのような落ち着いた雰囲気を出すんですよね。
 そのギャップを利用した歌を幾つか紹介します。まずは「ダダダダ天使」。2番Aメロのラップっぽいパートなどで、普段のYuNiちゃんのいい意味でゆるい感じの歌声が聴こえてきますよね。もうかわいすぎてご飯何杯でもいけますねこれは…

 セリフパートになると、「地声のかわいさ」はさらに際立ちます。「シル・ヴ・プレジデント」では、そのほかのパートでは美しいピアノに合わせて美しい感じで歌っていますが、セリフパートではYuNiちゃんのハイテンションなかわいい歌声で悶絶します。あと振り付けがかわいすぎるやばい(語彙力)

 その地声のかわいさは、オリジナル曲にももちろん生かされています。「ユニークアビリティ」では、最後のカウントダウンの場面でかなり地声に近い歌唱がされていますね。ライブではより砕けた感じのアレンジがされていて、かわいさが増していましたね!


④生歌でも寸分に音程が狂わない圧倒的歌唱力

 YuNiちゃんといえば、生歌に圧倒的な自信があるVsingerとしても有名です。YuNiちゃんは活動初期の頃自らMIXを担当しており、そのせいか初期の頃にはタイトルに「生歌」と含まれています。おそらくほとんどボーカルがいじられていない音源ですが、音程に狂いがなく、なおかつ楽曲の世界観も表現されているのが素晴らしいです。初投稿動画の「プラチナ」は、発表当時は衝撃的なレベルだったのではないでしょうか(僕はこの時まだYuNiちゃんのことを知らないので、想像でしかないんですけど…)。

 また、最近では一発録り企画を3ヶ月にわたり開催し、改めてその歌声の実力を見せつけました。特にこの「ギラギラ」では、本人も「とても気持ちよく歌えた」と豪語するほど素晴らしい出来栄えのものとなっています。いつもよりもちょっと暗めの声で歌い楽曲の世界観を表現しつつも、サビでは地声と裏声を綺麗に切り替えるなど、「歌姫」と呼ばれる所以を遺憾無く見せつけております。

 「KING」の動画は、ライブ「UNLOCK」で初披露された音源をきれいにしたものとなっております。いつもより低音重視で歌っているYuNiちゃんの歌声、かっこいいっすよね…!これぞまさしくVsinger界の「KING」という感じの歌声で、ライブ会場で生で聴いた時は本当にビビり散らかしました。YuNiちゃんすごすぎる。


⑤曲を理解し自分のものにする、「曲に対する理解度」

 さて、そんな歌唱力の高さが認められているYuNiちゃんですが、本当にすごいのは「曲に対する理解度が高い」点ですね。YuNiちゃんのオリジナル曲「キライ」を手掛けたゆよゆっぺさんは、彼女の歌の特徴についてこう語っています。

 ゆよゆっぺさんがいうように、YuNiちゃんは「曲を自分のものにしてる」「曲に対する考え方が分かってる」ことが最大の評価点だと思います。例えば「キライ」では、前半はあえて感情を殺して歌い、後半になるにつれ感情が復活するように歌っています。その歌い方が、負の感情を吐露するというこの曲に相応しい歌い方ですね。

 その「曲の理解度」が高いことが窺える一例として、「第六感」が挙げられます。Reolさんのボーカルとは明らかに異なる声質を持つYuNiちゃんでありますが、Reolさんの歌唱のポイントを抑えつつ、自分らしさを出すのが流石、といった感じ。

 そして、YuNiちゃんの「曲に対する理解度」が一番分かりやすく出ているのが、アルバム「eternal journey」のリード曲「DAYZ」ですね〜。この曲は、かっこいい部分、楽しい部分、かわいい部分、美しい部分など、様々なメロディが含まれる非常に難しい曲ですが、本人はこれを猛練習でクリアしました。特に「Gigaさんの仮歌を完コピした」とまでいうラップの部分は、本人も「完璧」というほど優れたものであります。


終わりに

 今回はYuNiちゃんの歌の特徴についての分析をさせていただきました!まだまだ語り足りない部分もあるのですが、これ以上書くとかなり長くなりそうなのでやめておきます笑。

 今、僕の中では間違いなく世界で一番好きなバーチャルシンガーです。これから、彼女がどんどん大きな舞台へど羽ばたくことを夢見て、これからも一生懸命推していきます!!

最後に改めて、YuNiちゃん、10月1日のお誕生日、本当の本当におめでとうございます!!!!

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