4月、沖縄、晴天なり

久々の沖縄旅だ。
2泊3日、旅程はしっかり決めずだいたいな感じ。
結果的にだが、オール快晴、やや暑いが、最高の旅日和。
雨寄り男のわたしより、晴れ寄り女の妻が、天気に好かれたのだろう。

今回の旅はかなり楽しかった。
当たりが多かったというか、収穫が多かったというか。
先に書いたように「旅程をだいたい」にしたことが勝因の一つと言える。
ここは外せないものと、行けたらいいね程度のもの、の2つのレベルにだいたい分けて、車のコースを取っていた。
そして、地図のブックマークをフォルダで簡単に管理できるという「ポケットマップ」というアプリを使ったことが、「旅程をだいたい」を勝因の一つにしたといえる。
使ってみて一番便利だと思ったのは、登録した「地点間の距離と所要時間」が(googleマップに飛んで)すぐに分かることだ。
そうすることで、たとえば予定を変更したとしても、そのあとの予定を組み直すことが簡単に出来る。
googleマップをより便利に活用するための拡張アプリといった感じだ。
結果、柔軟にかつ効率よく動けたことで、各スポットを有意義に過ごせた。

勝因はもう一つある、それは宿泊場所とホテルだ。
1泊目は、恩納村のオーシャンビューのリゾートホテル。
2泊目は、南城市の天然温泉施設併設のホテル。
沖縄のリゾートエリアとして有名な恩納村。
そこで泊まったホテルの部屋からの眺めは、パノラマ撮影のし甲斐のある最高の景色。
そして、浜辺へ直結しているため、翌日の朝食(バイキング)後、チェックアウト前に穏やかな朝海を堪能できた。
また、泊まったホテルの近辺には幹線道路沿いに居酒屋が点在しており、チェックしていた店に入ると、そこが大当たり。
通りからは少し奥まっていて、客の感じを見ると地元の人たちが普段使いしている雰囲気もあった。
いろいろ頼んだわけではないが、どれも美味しかった。
確実に再訪ありの良店だ。
2泊目は、沖縄では珍しい天然温泉が併設されたホテル。
猿人の湯という名称の純度100%の天然温泉。
源泉は、太古の化石海水が自然にブレンドされたものらしく、最古の人類と言われる猿人の一種「アルディピテクス・ラミダス」が生まれた頃の地層が含まれることから「猿人の湯」と名付けられたそう。
海水に近い塩分濃度のため、舐めると塩辛く、色は茶褐色。
美肌効果が高いらしく、妻は入ったあと肌がツルツルになったと喜んでいた。
海抜150メートルの丘の上にあるため、南城市の街並みの先にある海を眺めることが出来、1泊目とはまた違うよい景色だった。
そしてやはり夜は飲みたくなるため、ホテルからタクシーで10分ほどのところにある飲み屋に繰り出したのだが、ここがまたしても当たり。
スナック寄りな雰囲気の店だが、母娘で切り盛りする店で、家庭的な料理を堪能できた。
ホールで接客してくれた娘さんの方が元バスガイドという経歴で、話が上手でついつい聞き入ってしまった。
おかげで翌日のランチの情報なども入手できた。
帰りはタクシーが捕まらず、なんと娘さんが送迎してくれることに。
車内トークで意外な接点があることも発覚し、楽しい時間を過ごせた。

ここで今回の旅程を記しておきたい。
1日目(昼着)
沖縄そば「すぅぎぃじぃ」(那覇市)
パンケーキ「パニラニ」(恩納村)
chkin
居酒屋「くぇーぶぅ」(恩納村)
2日目
海中道路(うるま市)
浜比嘉島(うるま市)
シルミチュー(うるま市)
大宝食品(沖縄そば製麺所併設の沖縄そば)(うるま市)
アメリカンヴィレッジ(北谷町)
チャーリー多幸寿(沖縄市)
chkin
居酒屋「ぐるくん」(南城市)
3日目
斉場御嶽(南城市)
カフェレストラン「山の茶屋・楽水」(南城市)
ガンガラーの谷(南城市)
首里城(那覇市)

と、書いてみると、そんなにいろいろ行ってないことが分かる。
いや、ゆとりを持った旅路と言った方がいいだろう。
その中で、予定にない様々なうれしい偶然があったりした。
沖縄そば「すぅぎぃじぃ」の近くの崇元寺公園のガジュマルが荘厳すぎて圧倒された。
斎場御嶽のチケット売り場の横に併設されていた物産館(三矢本舗)のもずく天ぷらとドラゴンボール(タピオカ粉を使ったまん丸のサーターアンダギー)がうま過ぎておかわりした。

マニアックなところに行ったわけではなく、今まで行ったことがなかった王道を攻めた感じだが、とても面白かった。
妻が絶対に行きたいと言っていたパンケーキ屋とタコス屋は絶品だった。

2019年に悲劇の火災に見舞われた首里城の復興具合を目に焼き付けた。
完全に復活した際には、また見に来たい。

今度は本島以外にも足を伸ばしてみたい。

4月は、いい季節だった。

#わたしの旅行記

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