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矢向(やむかい)の美術関連記事

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矢向が好きな美術関連の記事をまとめました。
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記事一覧

【マティス 自由なフォルム】あったかい冬に光と夜を浴びる@ 国立新美術館

あったかい冬にマティスがやって来た 国立美術館で『マティス 自由なフォルム』が開催される…

影を浴びて癒される?ざわつく?『大巻伸嗣 Interface of Being 真空のゆらぎ』

 先日、国立新美術館にて2023年11月1日 ~ 2023年12月25日開催の展示、『大巻伸嗣 Interface…

西洋風異世界ファンタジー小説を考える時頼りになるあれこれ

はじめに 西洋風の異世界ファンタジーはお好きですか? この手のコンテンツは大人気ですから…

好きが止まらない「久野彩子 Construction ⇄ Demolition」

 まだXがTwitterだった頃に見かけた写真をきっかけに、久野綾子さんの作品が大好きになった。…

【デイヴィッド・ホックニー展】色を浴びる、iPadで描かれた絵を印刷した展示物をiPho…

色彩豊かな人 デイヴィッド・ホックニーって、彼自身が“絵になる人”だったんだな。彼の肖…

デフォルメだけどリアルな「さかざきちはる ペンギン街に出る」

 スイカペンギンやチーバくんでお馴染み、さかざきちはるさんの個展に行って来ました。  前…

「クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ」展 ここ好きまとめ

 2022年12月公開の映画「ミセス・ハリス、パリへ行く」は、私の人生で5本の指に入るほど好きな映画。60歳の掃除婦であるロンドン在住のミセス・ハリスが、ディオールのドレスに一目ぼれしてパリへ飛ぶ……という大人の冒険譚です。(感想は下の記事「2022年映画ベスト10」に綴っています。)  その映画に触発された私は、2022年12月21日~2023年5月28日に東京都現代美術館で開催される「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展に足を運びました。  膨大なアーカイブを

「闇と光 ―清親・安治・柳村」で憧れを鑑賞する

 私が光線画を知ったのは、2019年にLACMA(Los Angeles County Museum of Art)のインスタアカ…

【行って来た】ヴァロットン―黒と白 @三菱一号館美術館

私にとってヴァロットンの聖地はこの美術館 私がヴァロットンの作品と出合ったのも、三菱一号…

『展覧会 岡本太郎』を浴びて来た

 10年以上前に岡本太郎の展示に足を運んだ時は、鑑賞しているだけでやけにエネルギーを使い、…

【2022年秋/東京】行くと心に決めている美術展3選

 幸福な偶然が重なって、2022年秋の美術展は私にとっての大好きが詰まっています。その中でも…

junaida展「IMAGINARIUM」で召されて来た

 本屋さんで友人の絵本選びを手伝っている時、ふと気になった本がありました。「Michi」とい…